(589)テーマパークは楽しい。大塚国際美術館。
(589)テーマパークは楽しい。大塚国際美術館。
HP200LXとは関係ない話題なのですが、ことしの3月の連休に、大塚国際美術館に行ってきました。
鳴門の渦潮が春分のころに大きくなると聞いていたので、ついでに渦潮も見てきました。
両方ともとても楽しく観光してきました。
大塚国際美術館は、以前から一度行ってみたかった美術館なんです。絵画の複製を陶板に焼き付けたものを多数展示している美術館です。
通常は月曜日が休館日なのですが、私が入ったときは連休中の月曜日だったので、開館していました。しかも、とても空いていました。貸し切りに近い状態で、ゆっくり見学できました。
展示されている複製絵画は、オリジナルと同じ大きさだそうです。ルーブル美術館などで絵画の模写をする場合、サイズを変えての模写でなければ許されないと聞いていますが、「陶板」というオリジナルと違う材質であるために、オリジナルと同じサイズの複製が許可されているのだと思います。
自宅に戻ってから、大塚美術館の楽しさを思いだしていたのですが、楽しさの第一は世界各地にある絵画をひとつところで見ることができることだと思います。(写真撮影もOKです)
たとえば、フェルメールのことを考えると、有名な「真珠の首飾りの少女」は、オランダのハーグのマウリッツハイス美術館にあります。
「牛乳を注ぐ女」は、同じオランダのアムステルダム国立美術館にあります。
「ヴァージナルの前に立つ女」は、ロンドンのナショナルギャラリーにあります。
そういう世界各地にある絵画を、大塚美術館だと(複製ですが)一カ所で見ることができるんです。
でも、オリジナルの絵と比べると、色調は微妙に違います。
「真珠の首飾りの少女」なんか、やっぱりニセモノっていう感じがします。
たとえば、このピカソのゲルニカの絵です。大塚国際美術館の複製ゲルニカは、なんだか白黒の色調が鮮明ではありません。白が白くなく、黒色の深みも違います。灰色中間色もオリジナルとはけっこう違います。
(488)岩波英和辞典新版の用例「E」
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/488e-8380.html
に、プラド美術館(スペイン)で撮影したゲルニカの写真を載せてあるので、比べてみてください。写真で比べてみても、なんとなく黒っぽい色調であることがわかります。
いちばんがっかりしたのは、パリのオランジュリー美術館にあるモネの大睡蓮の複製です。
戸外に展示されているため、色調がまったく違って見えます。色調も、展示形式も、非常にみすぼらしい感じがしました。
神奈川に戻ってきてから考えたのですが、大塚国際美術館っていうのは、世界の名画「テーマパーク」なんですね。そう考えると、それなりに楽しくてよくできた施設だと思います。
ちょうど、世界の著名な建築物の模型を展示してある「東武ワールドスクウェア」みたいなものなんですね。ワールドスクウェアでは、パリのエッフェル塔とかエジプトのピラミッドなどが、20分の1の模型で展示されています。園内をぐる~っと回ったときに、よくできた楽しいテーマパークだと思いました。
同じように、大塚国際美術館も、「世界の名画テーマパーク」と考えるべきなんですね。そう考えると、よくできた楽しいテーマパークだと思います。写真撮影がOKなのも、楽しさを倍増させます。














































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