無料ブログはココログ

2012年4月22日 (日)

(589)テーマパークは楽しい。大塚国際美術館。

(589)テーマパークは楽しい。大塚国際美術館。

HP200LXとは関係ない話題なのですが、ことしの3月の連休に、大塚国際美術館に行ってきました。

Img_3576 鳴門の渦潮が春分のころに大きくなると聞いていたので、ついでに渦潮も見てきました。
両方ともとても楽しく観光してきました。

大塚国際美術館は、以前から一度行ってみたかった美術館なんです。絵画の複製を陶板に焼き付けたものを多数展示している美術館です。

通常は月曜日が休館日なのですが、私が入ったときは連休中の月曜日だったので、開館していました。しかも、とても空いていました。貸し切りに近い状態で、ゆっくり見学できました。

展示されている複製絵画は、オリジナルと同じ大きさだそうです。ルーブル美術館などで絵画の模写をする場合、サイズを変えての模写でなければ許されないと聞いていますが、「陶板」というオリジナルと違う材質であるために、オリジナルと同じサイズの複製が許可されているのだと思います。

自宅に戻ってから、大塚美術館の楽しさを思いだしていたのですが、楽しさの第一は世界各地にある絵画をひとつところで見ることができることだと思います。(写真撮影もOKです)

たとえば、フェルメールのことを考えると、有名な「真珠の首飾りの少女」は、オランダのハーグのマウリッツハイス美術館にあります。
「牛乳を注ぐ女」は、同じオランダのアムステルダム国立美術館にあります。
「ヴァージナルの前に立つ女」は、ロンドンのナショナルギャラリーにあります。
そういう世界各地にある絵画を、大塚美術館だと(複製ですが)一カ所で見ることができるんです。

でも、オリジナルの絵と比べると、色調は微妙に違います。
「真珠の首飾りの少女」なんか、やっぱりニセモノっていう感じがします。

Img_3527 たとえば、このピカソのゲルニカの絵です。大塚国際美術館の複製ゲルニカは、なんだか白黒の色調が鮮明ではありません。白が白くなく、黒色の深みも違います。灰色中間色もオリジナルとはけっこう違います。

(488)岩波英和辞典新版の用例「E」

http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/488e-8380.html
に、プラド美術館(スペイン)で撮影したゲルニカの写真を載せてあるので、比べてみてください。写真で比べてみても、なんとなく黒っぽい色調であることがわかります。

Img_3524 いちばんがっかりしたのは、パリのオランジュリー美術館にあるモネの大睡蓮の複製です。
戸外に展示されているため、色調がまったく違って見えます。色調も、展示形式も、非常にみすぼらしい感じがしました。

神奈川に戻ってきてから考えたのですが、大塚国際美術館っていうのは、世界の名画「テーマパーク」なんですね。そう考えると、それなりに楽しくてよくできた施設だと思います。

Worldちょうど、世界の著名な建築物の模型を展示してある「東武ワールドスクウェア」みたいなものなんですね。ワールドスクウェアでは、パリのエッフェル塔とかエジプトのピラミッドなどが、20分の1の模型で展示されています。園内をぐる~っと回ったときに、よくできた楽しいテーマパークだと思いました。

同じように、大塚国際美術館も、「世界の名画テーマパーク」と考えるべきなんですね。そう考えると、よくできた楽しいテーマパークだと思います。写真撮影がOKなのも、楽しさを倍増させます。

2012年4月11日 (水)

(588)リアルタイム時刻表 Next Train

(588)リアルタイム時刻表 Next Train

0002  4月に入って、列車の時刻表が変更になりました。それで、ネクストトレインのデータを変更しました。

 Next Train のことは、以前、(438)時刻表プログラムNext Train でお話ししたことがあるので、今回はその続きのお話です。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/438next-train-1.html

Img_0738  時刻表データを入手するのは、今はとても簡単になっています。

Img_0744  「えきから時刻表→NextTrain変換」のサイトにアクセスして、該当駅の時刻表のアドレスをコピペするだけで、tblデータを入手できます。(運営者の方ありがとうございます)

 Next Train の最初のバージョンは、リアルタイム時刻表を表示するだけだったと記憶していますが、最終バージョン(手元のものはVer.1.2)では、各駅の到着時刻を表示できるようになっています。

 さらに、到着駅が乗換駅の場合、到着時刻を基準とした乗り換え先の時刻表を表示できるようにまで発展しています。

 この機能はとても便利なので、お話しします。

0000  私の200LXでは、連携させたり見比べたりするのに便利なように、TrainとNextTrainのアイコンを隣り合わせ(1行ズレ)に置いています。

0001  NextTrainを起動させた初期画面は左の図のようになっています。私の通勤経路は、藤沢・辻堂・茅ヶ崎なので、それらの駅の上下線の時刻表を入れてあります。

 そのほかに、お稽古ごとを習うために週に数回横浜にでかけます。

 また、数ヶ月に一度、茅ヶ崎で相模線に乗り換えて、寒川の歯医者さんに定期検診に通っています。

 それで、具体例として、茅ヶ崎で乗り換えて歯医者さんに行く場合のことをお話ししましょう。

 (1) 経路は、藤沢→茅ヶ崎→(相模線に乗換)→寒川→(徒歩)→歯科医院、です。

0001_2  (2) まず、メニュー画面から「5.藤沢駅 下り」を選びます。

0003  (3) すると、リアルタイムの時刻表と、発車まで「あと○○分」という時間が表示されます。

 (4) 画面の右端には、到着駅の到着予定時間も表示されます。

0004  (5) 到着駅にカーソルを置いてreturnを押すことで、こんどは、到着時間を基準にした乗換駅のリアルタイム時刻表が表示されます。

0005  (6) この時刻表にも最終目標の駅(寒川駅)の到達時刻が表示されます。

 もちろん、乗車駅から到達駅まで、どれくらいの時間がかかるかは、あらかじめ数字を記入してあるんです。また、乗り換えに要する時間も、あらかじめ記入しておく必要があります。

 この経路の場合、藤沢での乗車時刻が5分くらい遅くなると(一本遅い列車)、最終目標の寒川駅に到達するのが、30分くらい遅くなることが納得できます。(相模線の本数が少ないためです)

 H.TOYOさん、便利なプログラムを公開してくださってありがとうございます。

2012年2月 9日 (木)

(587)非SDHC4GBのSDカードの容量と破損。

(587)非SDHC4GBのSDカードの容量と破損。

4GBのSDカードは、メーカーによって、あるいは、カードのロットによって容量にばらつきがあることをお話しました。
(581)非SDHC4GBのSDの容量のばらつき http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/581sdhc4gbsd-29.html

今回、別の種類の非SDHC4GBのSDカードを購入したので、そのことをお話します。
また、破損しやすいSDカードがあるので、そのこともお話します。

P1040896 さて、今回、SiliconPower の非SDHC4GBのSDを3枚購入してみました。(3枚送料込みでちょうど5000円でした)

P1040894 例によって、200LX上で、fdisk100のあとformatをしてから、Windowsのプロパティで容量をみてみたところ、3983メガバイトでした。

(581)でお話した3種類のSDカードよりも容量が小さいという結果でした。
(「容量が大きいといいなぁ」と期待していましたが、残念っ!)

  

次に、SDカードの破損についてです。

>4GBのSDカード(非SDHC)を10枚以上保有していますが、いまのところ、原因不明のfile消失はありません。
>ただ、物理的な破損が1枚あり、
 ということを、

(572)200LX.Wikipediaを100倍高速に検索←ttlsort http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/572200lxwikiped.html#comments
 で、「もんぱぱ」さんのコメントへのお返事として書いたことがあります。

P1040887 今回、さらにもう一枚破損したので、そのこともお話しします。

私のところには、20枚以上のSDカードがありますが、破損したのは写真の2枚だけです。

手前のSDカードが今回破損に気づいたもの、奥側が以前に破損していたものです。手前側のは、エポキシ系の接着剤で補修しました。しばらく使ってみようと思っています。

P1040525 奥側のSDカードを裏側から見ると、この写真のように、プラスティック部分が大きく割れています。ここまで大きく破損してしまうと、もう、使用するのは無理ですね。

これらのSDカードの使用頻度が特に多いというわけではありませんし、荒っぽく使っているわけでもありません。

SDカードの破損を経験したのは、このメーカーだけです。そういうことでは、このSDカードは、注意して使う必要がありそうです。

2012年2月 8日 (水)

(586)楽しいおもちゃ.[HP15c]

(586)楽しいおもちゃ.[HP15c]

多くのHPフリークの人たちが、HP15cのことをブログに書いています。

P1040800 私のところにも、かわいらしい梱包で、お正月にHP15cが届きました。

私は、現在はとくに理科系の仕事をしているわけではないので、HP15cはまさに楽しいおもちゃです。

開梱してから、日本語マニュアルに沿って、ひととおり操作してみたので、その話をいたします。

P1040820 フロントビューで、キー数はHP12cと同じですが機能が多いです。ほとんどすべてのキーに、fシフトとgシフトの機能が割り振られています。やはり落ち着いたきれいなデザインです。「大人の計算機」という風情です。

fキーとgキーがガタついているという話を聞きましたが(私のは輸入第一ロット16180)、普通に使っていて気になることはありません。

日本語マニュアルに沿って操作してみたのですが、マニュアルのところどころにミスプリとか間違いがありました。

Img_3511 4-2統計関数のページで、[STO]はミスプリでした。

Img_3513 4-5統計関数のページでも、ミスプリがあります。

ミスプリとか、日本語訳でわかりにくいところがあると、読み進める気が萎えてしまいます。

HP15cは、すごく古い電卓なんですから、マニュアルのミスプリは修正されていても良いはずです。ユーザーからのフィードバックがないのかなぁ。

Img_3516 「統計関数」での「直線の当てはめ」なんかは、液晶画面が大きな200LXのほうがずっと使いやすいですね。

私は、「プログラム作成」のところまで読み進めました。しかし、HP15cでプログラムを組むよりは、200LXのsolverを使う方が、ずっと楽に計算できます。

それと、「プログラム作成」の部分は、マニュアルのミスプリが多いです。説明も、舌足らずでわかりにくいところが多いです。そのためもあって、マニュアルを読むのは「プログラム作成」の途中まで、止めてしまいました。

マニュアルは、「プログラム」のあと、「複素数」「行列」と続きます。しかし、現在の私は複素数も行列も使うことがまったくありません。そのため、時間をかけてマニュアルを読み進める気になりませんでした。

HP15cは、確かに楽しいおもちゃです。今後も、ときどき操作して、なるべく「戸棚のこやし」にしないようにしようと思います。

(585)会計HACKS! 面白いけど、計算合わない

(585)会計HACKS! 面白いけど、計算合わない

Img_3500 別の会計本を買うつもりだったのですが、面白そうな内容だったので、この本を買って読みました。

私の場合、いくら本を読んでも、なかなか会計のことが理解できません。

「簿記」とか「会計」っていうのは、私のアタマに向いていないんだろうと思います。

それと、簿記にしても、たぶん手書きで帳簿付けをしないと、本を読むだけではカラダに浸透しないんだろうと思います。

身近な家計簿とか、自社の帳簿をつけるのが、理解の早道だと思うのですが、普段からパソコンを使っていると、学習のためだけに手書き帳簿をつける気に、なかなかなりません。

以前から、そう思っていたのですが、この本を見かけたので、思わず購入してしまいました。

Amazonの「内容紹介」には、
------------------------
バランスシートをベースにした「ハック家計簿」を元に、会計知識を学びつつ、楽しくかつ実践的に資産を築くノウハウを紹介します。
企業と個人の経済活動を会計的見地から考えるとどうなるのか?個人が損しないで生きるための術が見えてくる企画です。
------------------------
と書いてあります。

本書の目次は、
1. B/S家計簿ハック!
2. 家計資産ハック!
3. 出費コントロールハック!
4. レコーディング家計ハック!
5. 投資ハック!
6. 企業分析ハック!
7. 四季報ハック!
8. 「超」家計思考ハック!
となっています。

全体を通して読んでみて、内容的にはかなり希薄です。前半は、家計簿をつける話はでてきますが、具体性に欠けるので、この本を読んだからといって、「ハック家計簿」をつけられるわけではありません。

Amazon のレビューでも

====== 引用 ======

残高ルール、おさつルール、気まぐれルールは何となくわかったが、 いざ、ハック家計簿に記入しようとすると、現金までしかかけない。
 ・クレジットカードで買って、まだ引き落とされていないものはどこに?
 ・銀行欄は定期預金と普通預金の合計額なの?別に書いてはいけないの?
 ・資産と負債の「その他」欄には何を書くの?
 ・自分の家を今売るといくらかなんてどうしたらわかるの?売る気もないのに査定とか頼めるの??
 ・レシートは溜めまくって山になっているけれど、いつ捨てたらいいの?
 ・レシートを必要、不必要に分ける、と言われても、必要なものしか買っていないと思う。(例に挙げられている無駄遣いリストには全く縁がなかった)

などなど、私には珍しく三色ボールペンまで使ってがんばって読んだのだが、 当たり前のように説明されていないあまたの事柄にいちいちつまずいてしまう。
読み物的内容の部分(地球と芸術、ラテマネーやオポチュニティコストなど)には感銘を受け、共感もしたが、 結局、めあてのハック家計簿は完成できず、会計苦手感がますます募ってしまった。残念。

====== 引用ここまで ======

と書かれてしまっています。

Img_3493 とはいえ、「ハック家計簿PDFを無料プレゼント」の読者特典が提供されていますので、PDFをプリントアウトしてハック家計簿をつけられそうな気はします。

ですが、実際にはなにかの具合が悪くて、PDFをダウンロードできないようになっています。羊頭狗肉だな。いや、狗肉もない。

本の内容全体としては、畳の上の水練みたいなもので、「なるほど、なるほど」と思うところは、何か所かありました。まぁ、参考にはなりました。

=================================

ところが困ったのが、この項のタイトルにも書いた「計算合わない」ってことなんです。

で、こんどは、その話をします。

Img_3486 173ページに「いろいろ複利計算シート」の紹介が載っています。

積立貯金の計算です。この本でも、計算サイトで計算しても、毎月の積立金額は74613円と計算されます。

0001 しかし、200LXのTVMで計算すると、同じように計算しても、75347円になってしまいます。Img_3484 (HP12Cで計算してももちろん同じ金額←当然ですが(笑))

なぜ、計算結果が違っちゃうのかなぁ、、、

 

 

Img_3488 別の計算でも、結果が違っちゃうものがあります。174ページの計算では1622万円になると書いてあるのに、

0003 200LXのTVMで計算すると、1657万円になります。

インターネットのサイトでの計算が違うのか、200LXでの計算が違うのか、それとも、なにかの前提条件(計算式とか)が違っているのだろうか?

ほかの場所の計算例では、本の計算結果と200LXの計算結果が合致していますので、著者が確かめ算をしてないんだろうと思います。

私は、つい、「200LXが正しい」って考えちゃいます、、、  ←親バカの心境です(笑)。

2012年2月 3日 (金)

(584)200LX上でのスクウェア・ブロック技法

(584)200LX上でのスクウェア・ブロック技法

前項(583)で、「紙に書いたものは検索することができない、ということがことが、私にとっては大きな問題」と書きました。

前々項(582)で紹介した本の著者がいうように、linearに項目ごとにまとめるのよりも、ブロックの形で表示するほうが、検討しやすいですし、アタマにも入りやすいと思います。

もし、200LX上で、マンダラート技法のようなことができれば、検索することができますから、データを有効に活用できると思います。

このような目的に使えるアプリケーションが3種類ありますので、そのことをお話しましょう。

0001 (1) ひとつめは、guelさんが作った、「mandala」というアプリケーションです。
200LXの画面全体に9つのブロックが表示されます。
ひとつのブロックに表示される文字数も適切で、見やすく表示されます。

ある一つのブロックを選ぶと、そのブロックを中心にした下位の9ブロックを表示させることができます。階層は8階層まで可能です。

「manala」は、私の好きなアプリケーションではあるのですが、私にとっての操作性はあまりよくありません。本格的に使うには、exkeyなどで操作性を変更する必要があります。

このアプリケーションが発表されたとき、どこかから苦情がでたようです。そのため、作者が発表を取りやめたと記憶しています。

0003 (2) 「mandala」が9ブロック表示していることが問題だったようで、guelさんは、3×4ブロックの「tree」「leaf」というアプリケーションを発表しました。

こちらのほうは、ブロックが小さいために、「mandala」よりも見にくくなってしまいました。

「leaf」の階層は5階層まで可能になっています。

「mandala」も「leaf」も、ブロックの内部を書いたり修正したりするときは、自動的にシスマネのMEMOが開いて、MEMOをエディターとして使うようになっています。

0002 (3) ふぃあさんのTODOです。これも私の好きなアプリケーションです。

本来は、TODO(しなければならないことがらを管理)のために作成されたのですが、いろんな用途に使えるアプリケーションです。画面構成も美しいですし、非常に多機能です。
こちらは階層表示ではなく、2次元配置です。

0004 TODOは、たくさんのブロック(カード)を表示することもできますし、少数のブロックだけを表示することもできます。ブロック(カード)の大きさも可変です。

(図は、3×3のブロックにして、(582)の写真をまねて入力してみました)(思ったよりも多くの文字数を表示できます)(やっぱりTODOはきれいです)

この「TODO」は、いまでも、ふぃあさんのサイトからダウンロードできると思います。
一度お試しになれば、そのすばらしさのとりこになるかもしれません(^_^)。

0000私自身は、(1)~(3)とも、頻回に使っているわけではありません。しかし、どれもすばらしいアプリケーションなので、moreexmに登録したまま、削除できないでいます。

ときどき、今回のように、起動して遊びます(^_^)。

2012年2月 2日 (木)

(583)「創造性を高めるメモ学入門」でのマンダラート技法

(583)「創造性を高めるメモ学入門」でのマンダラート技法

P1040849  前項でお話しした「マンダラート技法」というのは、「創造性を高めるメモ学入門」(今泉浩晃著)で紹介・説明されている方法です。

 今回、前項「(582)日本人はなぜ株で損するのか?で紹介されているSBL」http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/582sbl-e771.htmlを書くために読み返してみました。

 この本は、著者の強い思い込みが、至るところに書いてあります。非常に読みにくい本です。著者の独善と偏見、強い思い込みの考え方が、ページを繰るたびに目に入ってくるので、不快の念を抱きながら再読しました。(読んで不愉快になるので、二度と読みたくなかった本です)

 本は、非常に読みにくいのですが、この本で提唱されているマンダラート技法そのものは、けっこう面白い方法論です。

P1040865  この技法を使うのために、著者は、「マンダラート手帳」というものを売り出しています。(左写真)

 ここで、簡単にマンダラート手帳のリフィルの使い方(記入の仕方)について、お話ししておきましょう。

 1. 1枚のリフィルで、1種類のテーマを扱います。
 2. テーマを真ん中のスペースに記入します。
 3. 中央のマス目の下から始めて、「テーマ」に関係することがらを、残りの8つのスペースに記入します。

 この方法論を採用することで、考えがまとまったり、アイディアが湧いてきたりするとのことです。

 私が、実際に、マンダラート手帳を手にしたときには、書き込めるスペースが小さいために、「使いものにならないなぁ、、、」と感じました。
 人によっては、このリフィルの大きさでも、案を練ったり、考え方をまとめたりできるのかも知れません。

 このマンダラート手帳の価格は、けっこう高かったと思います。

 私もちょっとだけ使ってみたのですが、書き込めるスペースが小さいために、愛用するという状況にはなりませんでした。

 それと、デジタルなテキストファイルと違って、書いたものを検索することができない、ということがことが私にとっては大きな問題でした。

 紙ベースの個人情報システムだと、情報が多くなればなるほど「紙」がたまっていきます。

 しかし、せっかく情報を蓄積したとしても、、検索ができないのですから、その情報を有効に活用できないように思います。

2012年2月 1日 (水)

(582)日本人はなぜ株で損するのか?で紹介されているSBL

(582)日本人はなぜ株で損するのか?で紹介されているSBL

P1040855 「個人の方法処理システムで使えるかなぁ、、、」という方法論を見かけたので、お話ししておきます。

最近、「日本人はなぜ株で損するのか?」 藤原敬之 文春新書
副題「5000億円ファンド・マネージャーの京大講義」を読みました。

この本の中の、
I. 第三章「情報をどう処理すべきか?」に書いてあるSBL(マンダラート)は、面白かったです。

II.逆に、つまらない(興味深い?)ところは、ファンド・マネージャーとしての仕事は失敗しているというところです。

まず、この本の章立てを紹介します。
第一章「ファンド・マネージャーとは何か?」
第二章「株式運用の基本とは? そして独自の運用とは?」
第三章「情報をどう処理すべきか?」
第四章「株価とは何か?」
第五章「日本人はなぜ投資が下手か?」
第六章「日本人とは何か?」
となっています。

先に、II.つまらないところをお話ししておきます。

011ページ(序文)に
 「累計5000億円近いおカネを集め、日本株で運用を行ってきた」
とあります。このファンドマネージャーのファンドに投資していたら儲かったのか、あるいは儲からなかったのかについては、とても興味があります(笑)。
 しかし、「ただ、長年不振を極める日本株での運用がどのような結果となったかには深く立ち入りません」と書いてあります。

031ページ(第一章)に
 「誤解を恐れずに言いますが、運用ビジネスは洗練された詐欺といえます」
とありますが、ファンド・ビジネスのことを、そんなにはっきり「詐欺」って言っちゃっていいのかなぁ、、、と思います(笑)。

176ページ(第六章)には、
 「しかし、日本株の中長期との成長という大前提が崩れてゆく中で、プラスのリターンを出すことは残念ながら出来ませんでした」
とあります。ああ、結局のところ、投資家に損させたということなんですかね。

 ファンドマネージャーが、「5000億円のお金を集めた」「運用ビジネスは洗練された詐欺といえます」「プラスのリターンを出すことは残念ながら出来ませんでした」と書いているんですね。

 これを外科医にたとえれば、「理論的にも手技的にも、手術はうまくいった」「しかし、結果的に患者は死んだ」というようなものでしょうか。

 失敗したファンドマネージャーが株について講釈するというのは、「患者は死んだ」という外科医が、手術の仕方を講釈しようというのと、まぁ同じようなものだろうと思います。

では、II.面白いところについてです。

 第三章では、
 ▼「独自の情報整理術」
 ▼「日経を切り抜き、149の項目に分ける」
 ▼「情報の『次元認識』とは?」
 の3項目について説明しています。

 私が興味を持ったのは、93ページから106ページまでの、▼「日経を切り抜き、149の項目に分ける」の項目です。
 ここでは、2つの方法論を紹介しています。

 (1) 一つ目の方法論は、1.日経各紙で、これはと思った記事を切り抜く、→2.自分で149の項目を立てたビニール袋に入れてゆく、→3.重要だと思う情報はすべて(手作業で)書き写す、というやりかたです。

P1040859  (2) 二つ目の方法論は、SBL(スクエア・ブロック・ルーズリーフ)という方法です。
 これは、マンダラートという方法なのですが、著者は市販されているマンダラート手帳ではなく、A4サイズのものを自作して使っているとのことです。

 マンダラート手帳は、リフィルの大きさが小さいために、あんまり使えるメソッドではないと感じていました。
 しかし、著者のような使い方をするならば、考えをまとめるにはけっこういい方法かなぁと思います。

 この本は全体的には、私にとって、あまり面白い本ではありませんでした。

 しかし、著者がSBLという方法を書いたところは、この本の中で、ピカッと光っている場所です。マンダラートの新しい使い方を提示しています。

 私も、近いうちに、このSBLという方法を試してみようと思います。

2012年1月22日 (日)

(581)非SDHC4GBのSDの容量のばらつき

(581)非SDHC4GBのSDの容量のばらつき

HP200LXで、非SDHC4GBのSDカードを使っていますが、数ヶ月に一回くらい、SDカード内のファイルを、ノートパソコンにバックアップしています。

このバックアップ作業は、決まった期間ごとにしているのではなく、「そろそろバックアップしておこうかなぁ」と気が向いたときにしています。

私の場合、持ち歩きようのメインの200LXのほかに、自宅や職場のデスクに、閲覧用の200LXを3台置いてあります。全部で4台の200LXを稼働していますので、SDカードの中のファイルを同期させておく必要もあります。

(200LX本体のC:に入れてある、アポイントや住所録などのアクティブなファイルは、1~2週間ごとに同期させています)

さて、昨日からきょうにかけて、バックアップ作業をしました。

以前から、SDカードによって、読み書きのスピードが違うことは気づいていたのですが、今回、容量の違いをみてみました。

先に、結果を見てください。

Img_3464_3 I. いままで数ヶ月使っていたmemoQの非SDHC4GBのSDです。
Img_3462

このSDカードの容量は、4034メガと表示されます。

 
 

Img_3466_2 II. 一枚のTrascendのSDカードは、Img_3457 4099メガです。

       

Img_3470_2 III. もう一枚のTrascendのSDカードは、Img_3469 3999メガと表示されます。

空き容量が100メガも違います。この違いは、私にとってはけっこう大きな違いです。

 メーカーが違うために容量が少し違うということはわからないでもないですが、同じメーカーでも容量が違うんですね。

製造のロットによって、このバラツキが出るのでしょうか。それとも、欠損セクターなどがあるかなぁ。

 工業製品なのに、こんなにばらつきがでるのは、不思議な気がします。(予備用を含めて10枚以上の4GBSDがありますが、全部を調べたら、もっとばらつきがあるのかもしれません)(動作スピードに少し違いがあることは、すでにわかっています)

 今回は、容量が少し大きいほうのSDを、メインの持ち歩きよう200LXに装着して使うことにします。

2011年12月22日 (木)

(580) 200LX のデータベースからクラウドへ

(580) 200LX のデータベースからクラウドへ

「はじめに」

200LXを長いあいだ使っていた友人からメールが来ました。

いままで6MBの200LXを使っていたが、筐体がくたびれてきたので、予備機の2MBを使うようにしたいということでした。

そのために、今までの6MBで使っていた環境を2MBに移動したいとのことでした。

200LX6MBでは、フォントや日本語変換辞書などの大きなファイルをC:に置いています。200LX2MBで使う場合は、それらの大きなファイルをA:に移して、config.sysを書き換える必要があります。

しかし、その友人は、顧客データの管理だけのために、200LXを使っているようなのです。アポイントやそのほかの機能は使っていないようです。

だとすると、その顧客データファイルをクラウドに移動してしまうほうが良いように思います。つまり、200LXの使用をやめて、パソコンとかiPADなどのスマホに移行するほうが良いように思います。

そこで、今回は、その友人のために、データベースのデータをクラウドに移動する手順を説明します。

 

「手順概要」

顧客データは、1000件くらいあるというのが前提です。

(1) 200LXのGDB(あるいはPDB)から、CSVファイルに書き出します(エクスポート)。

(2) CSVファイルをそのままエクセルに読み込めば、それ以降は、エクセル上で顧客データを扱えます。

(2') 顧客データをクラウドで使うなら、私のお勧めはGmailです。

 CSVファイルを100件ずつ10のファイルの分けて、それをGmailの「下書き」に置いておきます。そうすれば、Gmailにアクセスできる環境なら、いつでもどこでも、顧客データを見ることができます。

(添付ファイルだと内容の検索ができませんが、「下書き」の中は検索ができます)

(3) 以上は、今までの顧客データをクラウドに移動する手順です。

 新規の顧客データ(あるいは、古い顧客データの更新)については、一件を1メールとして自分のGmaILアドレスに送信しても良いですし、「下書き」にパソコンで書いておくのでも良いと思います。

 (もちろん、急いで200LXからクラウドに切り替える必要はありません。クラウドの上で顧客データを管理してみて、良いなら移行するし、良くないなら200LXを使い続ければよいのです)

 

「具体的な手順」

1. GDB(あるいはPDB)からCSVファイルへの書き出しは、DB2CSV.exmを使います。私の知る限り、このアプリケーションがもっとも使いやすいです。

0000 私の環境では、filerキーをゆっくりダブルクリックしてX-Finderを起動させてください。あるいは、alt+F8でX-Finderを起動させてください。

 [tab]を押すことで、カーソルを C:とA:に移動できます。a:\exm のディレクトリに、DB2CSV.exmがありますから、カーソルをその上に置いておいて、[enter]を2回押すことで、DB2CSV.exmが起動します。

DB2CSV.exm が起動したら、

0001 2. [F1]を押して、変換したいGDB(あるいはPDB)を呼び出します。
 (ここでは、rest.gdb をrest.csvに変換するものと想定します)
 (もし、PDBを変換したいのなら、事前に、[F5]のOptionで規定しておきます)

3. [F3]を押して、変換後のファイル名(rest.csv)をあらかじめ記入しておきます。

0002 4. [F2]を押して、All Fields にチェックを入れておきます。

 

 
 
0006 5. あとは、[F8](DB2CSV)のキーを押すだけです。画面に変換するべきデータベースのレコードが順次表示されます。すべてのレコードが変換されたら終了です。[F10](Quit)を押して、DB2CSV.exmを終了します。

6. できあがったrest.csvファイルは、ウィンドウズの「メモ帳」にドラッグして、メモ帳に読み込ませてください。メモ帳で100件ごとに小分けして、それを、上に書いたように、Gmailの「下書き」にコピーしてください。

 以上で終了です。

 

顧客データは、エクセルで管理しても良いですし、Gmailで管理するのも良いです。そのほか(たとえばテキストファイルのまま)の方法で管理・追加するのもよいでしょう。

私のお勧めはGmailですが、お好みで管理するようにしてください。

 

 

2011/12/23 の後記

今までHP200LXを便利に使っていたとして、今後も200LXを使い続けなければならないとは限りません。

時代とともに、使いやすいシステムとか、便利な機器が出現します。いっぽう、200LXは故障などの不具合がしだいに多くなります。

とくに、200LXのいくつかの機能しか使っていない方の場合、代替の手段・方法はけっこうあると思います。

さいわい、200LXはデータのインポート・エクスポートの方法が豊富ですから、今まで蓄積した貴重なデータは、今後も充分に活用できます。

私のように、200LXの多機能さ、便利さにたっぷり浸っているフリークには難しいのですが、ほかのシステム・機器に移っていくのも良いと思います。

ちなみに、インポート・エクスポートに関しては、「200LX」「インポート」「エクスポート」でググってみれば、このブログのいくつかの項目がヒットします。

DB2CSV.exmについては、下記の項目も見ていただくと参考になるかと思います。

(577)岩波英和辞典新版の用例をGDBファイルに。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/577gdb-5a76.html

(278)シスマネデータを一括出力する
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/278_c264.html

(64)smart clip の使い方を知らなかった
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/smart_clip_f895.html

«(579)(おそらく)最もやさしい裏蓋ポスト修理