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2007年12月17日 (月)

(150)ユーザー辞書に登録している単語のこと。

日本語変換辞書のユーザー登録単語として、どんな単語を登録しているのかについて、いままで書いたことがないので、ここで書いておきます。

いくつかの種類に分類してお話します。ここでは、ローマ字で入力することを前提にお話します。

(1) まず、キーボードで入力しにくい語を入力しやすい形にして単語登録することをお話します。
 日本語を入力していて、とくに入力しにくいキーは「-」です。長音の「-」は、通常、右手の小指で押しますが、ホームポジションから非常に遠いところにあります。そのため「-」を押すときに、指がホームポジションから離れがちです。

 そのため、なるべく「-」キーを押さなくてもよいように、「ほむぽじしょん」という読みで「ホームポジション」と変換されるように登録してしまいます。

 ほかの例では、「きい」で「キー」を「おとばい」で「オートバイ」、「いんたねっと」で「インターネット」、「ろまじ」で「ローマ字」などと登録しています。とくに、「きいわど」で「キーワード」「きいぼど」「キーボード」と登録してしまうと、これらには、長音が二つありますので、登録することで入力がグンと楽になりますし、入力間違いも減少しますからキー入力も速くなります。

(2) 頻回に使用する語で、入力しにくいものも登録してしまいます。「まるいち」で「(1)」、「まるに」で「(2)」「まるさん」で「(3)」というように登録してしまいます。

 かっこ「(」は、通常、左手の小指でシフトキーを押しながら右手の人差し指で最上段のキーを押しますから、かなり入力しにくいです。これを、「まる○○」と登録してしまうと、キー入力がグンと楽になります。

 私は、「ろまいち」で「I.」、「ろまに」で「II」なども登録しています。「ろま」というのは、「ローマ数字の」という意味です。

(3) キーボードから入力しにくい文字も、登録しています。この多くは記号です。「まる」で「○」、「くろまる」で「●」、「かける」で「×」などを登録しています。「こめ」で「※」なんてのも登録しています。「△」「■」「★」も「さんかく」「しかく」「ほし」と登録しています。「かぎかっこ」という読みで「『』」も登録しています。この「鍵かっこ」を探し出すのはけっこう面倒なんです。

(3) だれでもすることですが、入力が面倒な語は短縮形で登録しています。通常、私は四文字くらいで登録しています。一文字とか二文字で登録するのは誤変換のもどですから、かえって入力スピードが遅くなってしまいます。

 例えば、「糖尿病性網膜症」などの術語を登録することが多いです。この場合は、「とうもう」で登録してあります。また、「あぷり」で「アプリケーション」、「いんとろ」で「イントロダクション」とかも登録しています。「おけ」で「オーケストラ」や「交響楽」なども登録しています。

(4) 記憶しにくい語も登録しています。たとえば、自分のアマチュア無線のコールサインを「こーるさいん」で「JP1MTO」と登録しています。雑誌の読者番号なんかも「にっけいへるすけあ」とか、「にっけいびじねす」とかの読みで、読者番号を登録しています。

(5) それから、自分の住所や名前も登録しています。「じぶんじゅうしょ」で「〒253 神奈川県茅ヶ崎市○○△丁目○-○」とかです。「じぶんでんわ」で電話番号も登録しています。「じむじゅうしょ」で事務所の住所、「じむでんわ」で事務所の電話番号、「じむふぁくす」で事務所のファックス番号などです。これらはメール内で書くことが多いので、簡単に書けるようにしています。

(6) また、メールのあて先も登録しています。通常は、メールソフトのあて先リストから選んでメールのあて先を入力しますが、頻回に発信する相手のアドレスは、日本語変換に登録してしまうほうが楽です。

 例えば、田中君のアドレスなら「たなかいど」、佐藤さんのアドレスなら「さとういど」で登録してあります。ちなみに「いど」というのは「ID」のことです。ヤフーでは、ときどきパスワードの入力を要求します。ですから「やふぱすわど」でヤフーのパスワードを登録しておけば、入力の手間が簡素化されます。

(7) 商品番号や商品の価格なんかも、記憶しにくいものは入力してしまうのがよいです。200LXだったらいつでも持ち歩いていますので、閲覧は簡単です。もし通常使うパソコンのスイッチが入っているなら、価格表とかのファイル呼び出さなくても、日本語変換で入力するだけで見ることができます。

(8) 最後に、元々入っている変換辞書に漏れている語を登録しておくのは当然ですね。

 200LXで単語登録する場合は、「光の辞書」の中の国語辞典で語をひいて、それをクリップボードに取り込んで、整形・編集して単語登録しています。200LXの場合は、辞書を引くのも簡単ですし、語の登録も簡単ですから、自分にとって必要な語はどんどん登録してしまいます。「うこさべん」で「右顧左眄」、「がしんしょうたん」で「臥薪嘗胆」とかですね。もっとも、最近のパソコンには、この手の単語はほとんど登録済みですが、、、

 さて、日本語変換で、そのシステムの変換効率がよいか悪いかは、あまり問題にしなくても良いと思います。どんな日本語変換システムでも、やっぱりうまく変換してくれないことは多いです。しかし、自分に必要な単語を登録していくことで、自分自身の辞書になります。自分の辞書を育てることで、日本語入力のスピードは20~30%くらいアップすると思います。

 もっとも、ユーザー単語登録は、副作用もあります。他人のパソコンを使うときは、日本語入力がとてもやりづらくなるんです。かといって、他人のパソコンのユーザー辞書を自分の辞書に変えてしまうわけにはいきませんから、この問題には、現実的には対処のしようがありません。

 私の場合、パソコンを買い換えるたびに、自分がそれまで登録した単語を辞書に加えてきています。それで2000~3000語になっています。ユーザー辞書登録は、30年くらい前のトスワード(業務用ワープロ)ではじめました。それを、もう10代くらい継続してコピーしてきています。

「とすわど」で「トスワード」、「ゆざ」で「ユーザー」、「こぴ」で「コピー」などは、約30年前に登録したものです。

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