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2008年2月20日 (水)

(201)「自分をグーグル化する方法」?

(201)「自分をグーグル化する方法」?

Sa410043_2 微妙に200LXの話題からズレていますが、話題の勝間和代さんの本をまな板に乗せます。

私は、週に何回も大型本屋に行きます。立ち読みをたくさんして、面白そうな本を買ってきます。「知的生産」というキーワードは、40年くらい前に、梅棹先生の「知的生産の技術」を読んで以来の、私にとっての一つのテーマです。

それで、本屋に平積みになっていた勝間さんの「新・知的生産術」のタイトルに弾かれました。

また、「自分をグーグル化する」という言葉にもひかれました。私にとって、GmailやGmapをはじめとして、グーグルの機能はとても役立っているからです。

表紙の「効率が10倍アップする」というキャッチも面白そうでした。

でも、結論からいうと、役に立つことはほとんどありませんでした。内容的にもエビのてんぷらなのに身が細くて、ころもばっかり大きいような、そんな感じの、実体がない空虚な内容でした。

著者は、この本の中で、「2000円以上の本に眠る宝の山」と書いています。この本は千円台なので、著者が言うような宝の山ではないのでしょう。

表紙には、「自分をグーグル化する」って書いてあるんですけど、その「グーグル化」っていうことがどういうことかは、具体的には何も書いてないんです。まぁ、あえていえばGmailを使うということと、パソコンの中に情報を入れておけば検索できる、ということくらいのことらしいです。

「効率が10倍アップする」とも表紙に書いてあります。でも、読了してみると、これも空虚な言葉でした。「効率10倍のインプット術」「成果10倍のアウトプット術」というキャッチも中身のない空虚な言葉でした。

「10倍」という言葉の基準になることが、なにも書いてないのです。

たとえば、200LXの「倍速」っていうのは、「標準速」のキッチリ2倍の速度で作動するということを意味しています。「爆速」ならもっと速い(笑)。

しかし、この本で「10倍」といっても、元になる基準はありませんし、具体的な比較もまったくありません。実態がなくて、たんに「雰囲気」で言っているだけのことです。

著書を何冊もベストセラーにしている人ですから、仕事の能力は高いんだろうと思います。でも、いちばん能力が高いのは、「売れるタイトルの作り方」なんだと思います。この本もベストセラーになっていますから、そういうことでは、さすがに上手なんだだなぁと思いました。

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コメント

勝間さんは、巷にあふれる「○○倍もうかる FX」のような根拠の無い本を「じゃんけんでずっと勝ち続ける確率ぐらい低い」という意味で、「じゃんけん理論」などと自著で批判されています。

しかし、ご自身の本は 「○○倍〜」 という根拠の無いタイトルの本ばかりです。すごい勢いで矛盾していると思うのですが、このくらいの恥知らずさが商売には必要なのかなあと思います。

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