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2008年4月16日 (水)

(232)蔵書をスキャナに取り込むことは意義があるか?

(232)蔵書をスキャナに取り込むことは意義があるか?

Yomiuripc_2 雑誌YOMIURI PC には、「蔵書を一気にハードディスクに取り込む 」という記事もありましたので、本を裁断して、スキャナで読み込んでPDFファイルにすることの意義も再度論じます。

私も、(57)「スキャナで本を読み込んでみた」で、いくつかの本を裁断して、それを読み込ませて、PDFファイルと、テキストファイルにしてみたことを書きました。

小説のように文字だけの本でしたら、テキスト化することで200LXなどに入れて持ち歩けますから、そういうことでは、この方法も限定的には有効だと思います。

しかし、本や雑誌という紙の媒体で読むのと、パソコンのディスプレイで読むのとでは、読書スタイルがまったく違います。紙の媒体のほうが、ディスプレイよりも、ずっと読みやすいです。

それでも、PDF化する意義があるとすれば、
(1)本を貯蔵する場所が極端に少なくて、紙媒体では本を保存する場所がない。
(2)複数の場所のパソコンで読んだり、多くの人に配布するためにPDF化する。
というような場合だけだと思います。

Sa410132_2 というのは、本を裁断してパソコンに読み込ませるのには、それ相応の手間と時間がかかるので、たんに「パソコンに格納することができた」というだけでは、実用的ではないんです。

たとえば、本の置き場所がないからといって、100冊の本を裁断してパソコンに取り込んだとしても、それ死蔵しているだけなら、わざわざPDF化した意味がないと思います。

じゃまな本や雑誌のタイトルだけ記録して、捨ててしまって、必要なときに図書館で読めばよいだけの話ですから、たんに時間の浪費でしかないと思います。

もし、小説本を裁断してPDF化したとしても、通常は、エンタテイメントの小説を読むのは、一回かぎりです。一回だけしか読まないのなら、本の形で読んだあとは処分してしまえばよいのです。PDF化のための手間と時間をかける意味はありません。

もし、何回も読む本でしたら、PDF化する意義があります。たとえば、私が、(69)と(149)でお話した、貴重な辞書をPDF化したようなCASEです。確かにPDF化することで、いつも手元(パソコン内)に置いておけて、頻回に検索・閲覧することができます。しかも、手軽にコピーができますから、複数のパソコンの中に置いておけます。親しい友人に配布することもできます。

もし、個人ではなく、企業内で行うとしたら、(著作権の問題を別にすれば)それはもちろん大いに意義があると思います。もし、PDF化に1時間かかるとしても、何十人も何百人ものひとがそれで恩恵を得られるとしたら、じゅうぶん意味がありますから。

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