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2008年4月25日 (金)

(233)三色ボールペン情報活用術

(233)三色ボールペン情報活用術

今回も200LXから離れた話題です。

Sa410184 この本は、本屋さんの店頭で立ち読みしたことはあるのですが、わざわざ買って読むほどでもないと考えていました。たまたま、古本屋さんの店頭で100円で売っていたので買ってきて読みました。

本の内容としては、あまり濃密な内容ではないです。内容は、(1)重要と思われるところをマークする、(2)客観的に最重要のところを赤ボールペンで、(3)客観的にまぁ重要なところを青ボールペンで、(4)主観的に重要なところを緑ボールペンでマークする、ということです。

このように色分けしてマーキングすることで、(5)読みながらアタマが整理される、(6)あとから読み直すときに、マークしたところだけを読むことができるので、内容を素早く再把握できる、としています。

また、情報を3通りに分類することが、習慣として自分自身に取り込まれると(←「技化」(わざか)と名付けています)、どんな事象を見聞きしても自然に(2)~(4)の3通りに整理されて取り入れられるようになるし、また、批判的な精神も育つと主張しています。

Sa410182 ということで、さっそく文具屋さんで赤青緑のボールペンを買ってきました(笑)。パイロットHI-TECH-C coleto というボールペンです。ボールペンの太さは0.5mmしかないようですが、自分で好きな色の芯を組み合わせて3色ボールペンをセットします。赤青緑の3色のボールペンとして使うには、これが最適でしょう。

このボールペン自体は、とても書きやすくてよい筆記具です。価格も約450円でしたのでリーズナブルです。

私は、200LX用に発表された新しいアプリケーションでもそうなんですが、とりあえず、なんでも取り入れてみます。やってみて良ければ持続して使いますし、自分に適さなければ止めてしまいます。

Sa410179 この3色ボールペン情報活用術も、著者の主張する方法でマークしながら本を読んでみました。

やってみてから、私が通常読んでいる方法と比べるて反省すると、読書スピードがグンと落ちていたことに気づきます。だいたい倍くらいの時間がかかります。そりゃそうです。いつもだったらページの端を折ってマークするだけなので早いのですが、この方法だとボールペンの色をいちいち変えながらマークするのですから、時間がかかるのは当然です。

また、この方法は、どんな本でも良いわけではないことがわかります。私は本を3種類に分けて考えています。1.楽しむための読書、2.知識を得るための読書、3.学習(問題集などエクササイズ)のための読書、です。3色でマークしながらよむのは、上の2.の読書の中でも、とくに「精読」の必要性のある読書に有効です。しかし、それ以外の読書にはあまり意味がないように思います。つまり、かなり限定された局面だけで有効だろうということです。

通常、私の場合、本に書き込みもしますしマークもつけますが、上の(2)~(4)はデジタルテキストとして書き出して保存しています。デジタルテキストになっていれば、grepで検索して活用できるからです。キーボードから入力するときに、再読、再々読しますから、その段階で、内容を精緻に把握しています。

私の方法では、あとから情報をフルに活用できますが、3色ボールペン情報術は、アナログ的な活用しかできません。

この方法論が一番有効な場面は、著者が宮沢賢治全集を読み込んだと言っていたように、ひとつの限定された世界を精緻に読み込むというようなときだと思います。

また、小学生・中学生程度の学習段階の人が、「精読」の習慣をつけるには良い方法だと思います。そういうことでは学校の先生に、とくに受け入れやすい方法論だと思います。

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