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2008年5月23日 (金)

(247)MindMapの考え方は○、インストラクターは×

今回も200LXの話題ではなく、知的生産関係の話題です。

Sa410275 以前から、マイドマップは面白そうだなぁ、、、と思っていたのですが、CD-RMつきのAsciiのムックを見かけたので、購入してみました。「マインドマップビジネス超発想術!」という本です。

すでに、トニー・ブザンの訳本などがたくさん出ているのですが、CD-ROMつきなら、映像を見ることで本での学習とは違う面からの学習ができるんじゃないかと期待しました。

本の内容としては、けっこう面白いですし、参考になりました。とくに、神田昌典さんの、「教育分野への普及をいちばん大事にしている」、というような考え方を読んで、なるほど、ビジネスよりも教育現場でのほうが、効果が上がるだろうと納得しました。また、神田さんの「執筆や講演会の準備に活用している」という使い方はナルホドと思いました。

そのほかに、MindMapのアプリケーションの紹介があるのも良かったです。10種類以上のアプリケーションがあるんですね。コンピュータの画面の写真も出ていますので、参考になりました。

あとは、ビジネスの現場でMindMapを活用している事例が載っているのも良かったです。これで、自分として、どのようなことに使えるかが想像できます。

このムックによって、MindMapのだいたいことが理解できたので、本を買った意味はありました。

MindMapは、簡単な図と短い文字列をTree状に配列して、一枚の紙に書き込んだものです。文字による説明がなくて、単語だけが並んでいますので、口頭での説明を付属させないと他人への訴求力がないですね。

逆に、自分の考えを整理したりするのには、けっこう向いていると思います。自分の考えを一枚の紙に整理して書いておく、ということではけっこう使える技術だろうと思いました。

Sa410278 ところが、期待していたCD-ROM映像を見て、がっかりしました。MindMapの公認インストラクターが、MindMapを紹介する20分くらいの映像が入っているのですが、かなりお粗末なインストラクターなんです。

技術や情報の紹介映像ならば、まず、(1)内容にウソがないこと、(2)見る人に雑念をいだかせずに、しっかりポイントを絞って解説すること、が最低の必要条件なのですが、どちらも×でした。

(1)内容のウソは、1.たとえば、「脳神経細胞の形にマインドマップが似ているから、いろんな発想がでてくる」というようなことを言っていました。これはまったくのウソ。脳神経細胞の形とMIndMapの形は、ぜんぜん、関係がありません。ましては、形が似ているから発想がでてくるというのはコジツケよりもっとひどいです。

2.天才レオナルドダビンチのノートの写真を提示して、マインドマップと考え方が同じだというようなことを言っていましたが、これもまったくのウソ。ダビンチのノートでは、単に文字とスケッチ(図)が同居しているに過ぎません。ひいきの引き倒しです。

(2)このインストラクターは、説明するときに変なゼスチャーを入れます。外人が話をするときのような自然なゼスチャーではなく、わざとらしく手をひらひら動かしたりしながら講義をしています。これは、インテリ相手の講義の仕方ではないです。幼稚園での「お話し」だったら園児が喜ぶかもしれませんが。

また、ホワイトボードに図と文字を書い説明していますが、漢字の書き順の間違いがけっこうあります。このインストラクターの名前をググってみたら、千葉大学の文学部を卒業しているようです。とすると教職課程もとっているのが普通でしょうし、教育実習もしていると思います。

小中学校の教育実習では、板書の文字の書き順は正確にしなければなりません。これは、インストラクターでも同様なんです。理科系の技術者がプレゼンするのでしたら、漢字の書き順がプレゼンの本質的なことはありませんから気にする人はいないでしょう。しかし、このような講義ではそれは通用しません。たかだか漢字を正しい書き順で書けないなら、インストラクターはつとまりません。

そのような(1)ウソがあって、(2)受講者に雑念をいだかせるような講義しかできないインストラクターだと、本質的な考え方がいくら良くても、講義のコアの部分までもニセモノなんじゃないかという感じをいだかせてしまいます。

公認インストラクターがこの程度のレベルだと、MIndMapそのものの有用性にも疑問をもたれちゃうじゃないかと、余計な心配をしてしまいます。

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2. 読書と知的生産」カテゴリの記事

コメント

私は、最近HP200LXのMindMapであるMM/LXというソフトを入手し、日本語化して使っております。
http://homepage1.nifty.com/tanisyuji/200lx/mmlx.html
HP200LXの狭い画面に文字情報のトリーができ、眺めていると頭の整理ができます。
機能はWindows版と比べものにならないかもしれませんが、HP200LX上で使えるのはすばらしいと思いました。
私も本ブログ「We Love 200LX」の大ファンです。これからも「200LXでこんな使い方ができる」といった情報をご提供いただければと思います。

コメントをありがとうございました。

200LXの上でMindMapが使えるのはすばらしいことですね。

私も、トライしてみようと思ったのですが、私の仕事環境ではMindMapそのものを必要としないので、トライせずそのままになっています。

でも、教えていただいたホームページを参考にして、200LXでのMindMapwp使ってみようと思います。

このブログは、200LXのことが中心なのですが、次第にタネ切れになってきています(^。^)。

そのため、記事の内容を「個人情報管理」などにまで広げるようになってきています。

ご参考になるようでしたら、私としてもとてもうれしいです。

今後もよろしくお願いいたします。

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