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2008年6月21日 (土)

(262)週刊東洋経済「最強の読書術」(3)佐藤 優

(262)週刊東洋経済「最強の読書術」(3)佐藤 優

Sa410041 佐藤流「4つのポイント」というのが載っています。(1)教養のための読書はやめろ。目的を持て、(2)読書の基本は熟読。3回読んでノートをとれ、(3)熟読に値する本をいかに絞り込むかが重要。(4)そのための速読と超速読を体得せよ、というものです。

これだけをみても、佐藤氏はシステマティックな読書家ですね。「起訴休職外務事務官」の肩書きですが、裁判関係が一段落したら、良質の大学教授になるような能力だと思います。

「佐藤流速読」とは何か?というコラムもあります。「速読の3大原則」は、(1)基礎的な知識のない分野は速読できない、(2)速読は熟読できる本が限られているから必要になる、(3)速読が熟読より成果を上げることはない、としています。

本文にも、「速読するには前提となる基礎知識が不可欠だということだ。たとえば小学生がいくら速読の技術だけ覚えてもまったく無意味である」としています。

これも至極まっとうな考えです。

私も、このブログの読書法のところで、速読のことを「予備知識が多ければ多いほど内容を理解しながら高速で読むことができます」と書きましたが(131)(132)、速読できるのはその本の内容に関しての知識があることが前提です。

「超速読にもシャープペンシルと付箋が必要だ。序文の1ページ目と目次を読んだら、以後はひたすらページをめくる(中略)、、、、そして結論部のいちばん最後のページを読んで、本全体の印象をつかむ」という具体的な方法論も、なるほどと思います。

これは、当たり前のことなんですが、世の中にはびこっている「速読法」は、まるで「魔法の杖」みたいに、それを身につければ高速で本が読めるかのように、喧伝されているます。

佐藤氏のように、正攻法で正面からものごとに切り込んでいく姿勢は、私の好むところです。

佐藤氏のことが書いてあるページは、コピーして再読しようと思います。

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