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2008年6月21日 (土)

(263)週刊東洋経済「最強の読書術」(4)三輪裕範

(263)週刊東洋経済「最強の読書術」(4)三輪裕範

Sa410042 三輪氏の「4つのポイント」は、(1)読書は著者との対話である、(2)書き込みしながら最初から最後まで熟読する、(3)重要な文章は見出しをつけてノートに抄録する、(4)新聞は読まねばならないが、読み過ぎは時間のムダ、というものです。

う~ん、古いタイプの読書家ですね。

「最近は速読がはやっているが、これに対して私は懐疑的である」としています。

ノートに大事な部分を抄録することでは、「私はアナログ人間なので」「自分の手を使ってかくことで記憶の定着率が上がる。人によってはパソコンに入力してもよいが、一覧性の点ではノートが勝る」と言っています。

確かに、頭脳への「定着率」に関しては、手書きのほうがずっと効率がよいはずです。「一覧性」のことはどうでしょうか? 手書きもパソコンの画面上でも優劣はつけにくいでしょう。

問題は、抜き書きがたまったときのことです。手書きだと資料が貯まればたまるほど、身動きが取れにくくなるという欠点があります。多くなればなるほど、それが活用されにくくなるのです。

手書きの場合は、確かに頭には入りやすいけれど、蓄積されればされるほど活用されない。一方、キーボードからの入力だと、頭には入りにくいけれど、蓄積されることでますます活用される。

これはまったく対照的ですね。

P1020387 三輪氏の薦める「勉強・読書法の本」の第一番目に、このブログの(132)(70)でもお話しした、田中菊男先生のの「現代読書法」が挙げられています。

「撰書眼を養う! 本選びの6カ条」というのも載っています。ここにも、デジタル関係あるいは、Amazonなどのインターネット関係のことは出てきません。三輪氏はキーボード入力が不得意なのかも知れません。

古いタイプの勉強家なんだろうと思います。

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