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2008年6月24日 (火)

(266)週刊東洋経済「最強の読書」(7)書評ブログ

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この特集号の表紙には、「どう探し、読んで、活かすか!」とあります。

「ビジネス書に絶大な影響! 新聞を超えた書評ブログ」というタイトルのページは、「どう探し」のことを書いたツモリのようです。

      

Sa410059 「書評ブログ活用で、読書効果も倍増する」とありますが、この記述は、かなりピント外れだと思います。おそらく、アルファブロガーといわれる人にインタビューをして、それを貴社が真に受けて裏をとらずに書いた記事でしょう。

新聞の書評というのは、ある分野のプロに執筆を依頼しています。そのプロが自分の専門の領域の本を取り上げて、書評を書いています。いっぽうの「書評ブロガー」というのは、たくさんの新刊本に目を通しているだろうとは思いますが、しょせんはシロウトでしょう。

ビジネス書の書評だけに限定したとしても、分野は広大です。ひとりでその広大な分野の知識と経験を有していることは、いまの時代では難しいと思います。

「書評ブログを始めたら 著者に食事に招かれた!」と太文字で書いていますが、これはミーハーなブロガーの立場からの言葉であって、むしろ読者をないがしろにしている姿勢だと思います。この部分のライターはどこを向いて記事を書いているのか?

「食事に招く」なんていうのは、一部の軽薄ビジネス書の著者が、自著を取り上げてくれたブロガーを持ち上げて、自著の販売量を増加させようと仕組んでいることなんですから、そういうことに読者が翻弄されるのはばかばかしいと思います。

私は、「どう探し」のことでは、まず、(1)新聞の書評が頼りになると考えています。自分の購読している新聞と、あとは2~3紙の書評をチェックすれば充分でしょう。

そのほかに、(2)新聞の新刊広告も、読むべき本を選ぶたよりになると思います。新刊広告は、出版社が知恵を絞って作っています。本の内容をどのように伝えるかを工夫しています。そのため、広告を見ることが、「点検読書」の「表題や序文を見る」「カバー(や帯)のうたい文句を読む」に相当します。新刊広告の内容をしっかり読むことで、自分に適した新刊をチェックできると思います。

また、(3)Amazonのお勧め図書も参考になります。「持っています」にチェックを入れることで、自分に適した本を推薦してくれる機能がありますから、それも、本選びに便利に使える機能だと思います。

この特集では、総じてインターネットを有効に使うことを論じていませんね。現代では、もっとデジタル情報を重視する必要があると思います。

もちろん、(4)本屋さんの店頭で本を選ぶという、メインの方法を忘れるべきではありません。大型書店も楽しいですし、小型書店でも、しっかりテーマをオモテに出して、ディスプレイしている書店もあります。そういうことで、自分の好みの本屋さんを見つけるのも楽しいものです。

そのほかに、(5)図書館をどう使うか、ということも論じる必要があるのかも知れません。私自身は、普通は、本に書き込みをしながら読みますので、図書館はレファレンスとして利用するだけです。また、200LXのtodoにチェックしようと記録しておいた雑誌や新聞を、時間があるときにまとめて読んだり、コピーしてきたりするのにも公共図書館を利用しています。

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