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2008年6月28日 (土)

(271)ダイジェスト(要約サービス)は意味があるか?

ダイジェスト(要約サービス)は意味があるか?

Sa410068 (2)新刊本の要約サービスのことですが、実際に有効に利用している人っているんでしょうか?

実は、私も、ずいぶん以前に、お試し入会してみたことがあります。一回のニュースレターで何冊もの本のダイジェストが送られてきます。そのダイジェストを読んだときは、「なるほど~」と思うのですが、その内容はすぐに忘れてしまいます。記憶に残らないんです。

私のことに限定してお話しすると、1. 本はある程度の時間をかけて読まなければ、アタマに入らないように思います。それと、2. 多くの重要ではない文の中に、少数の重要な文が埋め込まれている状態で、その重要な文を抽出するという作業をするからこそ、その少数の重要な文がアタマに入るんだろうと思います。

別の言い方をすると、読んだ分量の5%~10%くらいしかアタマに残らないんじゃないかと思います。たとえば、100ページの本を読んだとして、その本に線を引いたりして、重要な部分に抽出したとします。重要な部分を5~10%抽出できたとすると、結果的には、90~95%はムダだったと考えられます。しかし、そういうムダの部分があったからこそ、重要な部分がアタマに残るんじゃないかと思います。

別の例をお話しすると、むかし、難しい法律の試験の(通信)受験講座をとったことがあります。講師はスゴク優秀な先生でした。親切なことに、重要事項を先生がまとめたものが教材の中に入っていました。先生がまとめた「重要事項」を丸暗記すれば、試験に合格するということなんです。

ところが、抜き出してある重要事項だけを勉強しても、(私の場合)アタマに入らないんです。自分自身で、大量の教材を読み込んで、自身が重要事項の抜き出しをすれば、その重要事項はアタマにはいります。しかし、他人が重要項目だけを集めたのでは、記憶に定着しませんでした。

そういう自分の体験から、ビジネス書なんかの要約サービス(ダイジェスト)も、同じようにものではないかと考えています。重要な部分だけを要約した、何十本かのダイジェストを読んだとしても、単に読んだそばから忘れてしまうだけなんじゃないかと思います。

私自身は、自分の経験から、要約(ダイジェスト)サービスは、あまり意味がないと考えています。

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