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2008年11月14日 (金)

(301)シャクルトンには支援隊がいました。

(301)シャクルトンには支援隊がいました。

P1020793 つい最近翻訳された本で「シャクルトンに消された男たち」という本があります。私はこの本のことを、週刊ブックレビューというテレビ番組で知りました。

シャクルトンは南極大陸を横断しようとしたわけですが、極点に到達したときには、食料などの装備が尽きていると予想していました。

それで、極点を過ぎた向こう側に、デポとして支援物資を置いておく必要がありました。そのための分隊が「ロス海支隊」です。結果的にはシャクルトンは南極大陸に到達できませんでしたから、支援隊はムダになってしまいました。

その「ロス海支隊」はサポートの役割だったのですが、彼ら自身が探検隊のようでした。結果的には、南極探検「隊」として、史上最長の踏破距離になりました。

シャクルトンが華々しい帰還を遂げたために、こちらの支隊のことはすっかりかすんで、歴史に残りませんでした。それで、「シャクルトンに消された、、、」というタイトルになっています。

この支隊は、3人の死者を出すという悲惨な探検隊だったのですが、著者のケリー・テイラー=ルイスが資料を発掘して、ノンフィクションを書きました。こちらの本も興味深く、面白いです。

当時の南極は、地球上の最後の秘境でした。今でいうと宇宙探検くらいの冒険に相当すると思います。なにもない真っ白の極寒の大地で悪戦苦闘する探検隊は、なんだか神々しい感じがします。

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