(316)200LXで使うATOKの辞書
(316)200LXで使うATOKの辞書
toshi さんから、200LX上で使うATOKの辞書と辞書登録のことで質問コメントがありますので、こちらでお話ししておきます。
toshi さんが困っているのは、おそらくATOKで、「ユーザー辞書登録ができなくなった」ということだと思います。
そこで、私が知っている限りのATOKの日本語変換辞書についてお話ししておこうと思います。ATOK5では、ATOKの辞書は一つだけです。ユーザー辞書と本体辞書が分離していません。ですから、ユーザー辞書登録をするとATOC.DICという本体辞書に登録単語が付加されていきます。
ところが、ATOK.DICのユーザー登録領域に一定の制限があるためだと思いますが、登録単語数が多くなると、それ以上登録できなくなります。
その場合、辞書整理をしてユーザー登録単語領域を少し広げます。すると、また、ユーザー単語登録ができるようになります。
その「辞書整理」には、ut.exeというユーテリティプログラムを使います。私の記憶ではatut.exeだったと思いましたが、本を調べるとut.exeとなっています。
そのユーティリティプログラムは、今回、私が試してみたところでは、200LX上で動作しませんでした。おそらく、NECのPC9801か初期型ダイナブックなどのオリジナルのシステムの上でなければ動作しないんだろうと思います。
私自身は、J3100ダイナブックを現在も使っていますし、資料もフロッピーディスクも大量に保存していますので、ダイナブック用のユーテリティプログラムを見つけ出せば、辞書拡張ができると思います。しかし、一般的には約20年前の現役のパソコンを見つけ出すのは至難のワザだと思います。
(ちなみに、ATOKユーザー辞書領域から不要の登録単語を削除するには、「一太郎を起動して、その上でなければ削除ができません)
toshiさんは、「ファイラーではAドライブに「ATOK8」と「JKIT」というフォルダーがありますが、どちらが起動しているのかさえわかりません」とコメントをつけていますが、どちらが起動しているかどうかということと、ユーザー単語登録ができるかどうかは、まったく無関係です。
また、このブログのKAN2MACの項をお読みになって、「震えが出るくらい(大げさですね)、驚きました」「すぐにでも、使って見たいのですが」とコメントをいただいていますが、KAN2MACは上記の「辞書拡張」をする機能はありません。また、カタナ専用ですから、ATOKには無関係です。その意味で、ここでも、2重に誤解しているように思われます。
そういうことを考え合わせると、toshiさんの現在の状況では、ユーザー辞書を拡張しようとするには、かなりの障害を克服する必要があるだろうと思います。
toshiさんのコメントを読ませていただいて、その内容をじっくり考えてみるに、200LX上でATOKを使って行くには、ユーザー辞書単語登録のことはスッパリあきらめて、現状のままで200LXを使っていくのが良いだろうと思います。
追記:その後、swgatok8.lzh(HP100/200LXのためのATOK8導入ガイド)を読んでみましたら、ATOK7,ATOK8,ATOK9のATOK.DICは共通な構造のようです。また、UT.EXEはDOS汎用のようです。
ですから、わりと簡単に、ATOK.DICの辞書拡張ができそうです。


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