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2009年2月17日 (火)

(341)日本オリジナルのシステム手帳--システムダイアリー(SD)

(341)日本オリジナルのシステム手帳--システムダイアリー(SD)

P1030069 「手帳」は個人情報管理の基本ですので、ときどき手帳についてお話ししています。
今までお話ししたことがなかったので、今回は、システムダイアリーについてお話ししようと思います。

今から20年くらい前に、第一次システム手帳ブームがありました。ネコもシャクシもバイブルサイズのシステム手帳を持ち歩いていた時代です。ビジネス誌でもたくさんの特集記事が掲載されました。まだ、95/100/200LX出現以前のころの話です。

ところが、システムダイアリー(SD)という日本版の小型システム手帳は、そのブームのずっと以前からありました。発表されたのは1968年とのことですが、私が購入して使ってみたのは、HP95LXが発売される直前でした。ほぼ同じこと、TimemanagerやTimesystemも購入して使ってみたことがあります。(Daytimerやフランクリン・プランナーは使ったことはありません)

システムダイアリーを購入したころは、仕事上で大型の業務用ワープロも、PC9801やダイナブックなどのパソコンを使っていましたので、すでに、キーボード入力の効率の良さに目覚めてしまっていました。

システム手帳は手書きが基本ですから、記録するのにキーボード入力の何倍もの時間がかかります。そのため、システムとしては非常に魅力的なのですが、手書きがネックになってどうしても効率が良くありません。

今と違って、スキャナでpdfにしておくということができなかったので、保存のためのコピーも面倒でした。さらに不自由だったのは、やはり検索ができないことでした。

それで、ちょっと使ってみただけで、深入りはしませんでした。今回お話しするシステムダイアリーも、試しに使ってみただけで、後日、バインダーを含めてひとにあげてしまいました。

写真で見ていただく、奈良総一郎著の「電脳システム手帳」(弓立社)の本は、数年前、たまたまブックオフの100円の棚で見かけて買っておいたものです。それまで、こんな本が出ていることさえ知りませんでした。もし、この本を読んでいたら、システムダイアリーを使い込んでいたかも知れません。

この本は1988年発行ですので、ちょうど20年前の本です。しかし、内容的には、最近の浅薄な個人情報管理本と比べても、非常によく整理された本だと思います。

P1030078 SD個人情報整理システムの基本体系のページには、
(1)人生目標に関するメモランダム

      

     

      

     

     

     

P1030082_2 (2)年/月/週等に作成/照覧するメモランダム 

   

         

     

      

      

     

    

P1030088 (3)アイディア・発想展開のメモランダム

  
(4)業務優先順位決定のメモランダム

    

    

     

     

     

P1030091_2 (5)業務ルーチン・ワーク・メモランダム   

    

        

     

      

     

    

     

P1030097 (6)プライベイト・メモランダム

 などと、図を使って、わかりやすく整理されています。

  

  

  

  

  

P1030075_2 手帳のシートとして、時間管理、情報管理、目標管理、人材情報管理、金銭管理、販売情報管理の目的別シートが提供されています。

手帳のシートは、バインダーを外せば、一枚ずつのカードとして整理・保存されるシステムです。そのため、カードの保存などの道具も用意されているんです。

つまり、全体を「システム」として構築できるように、周辺機器も用意されているます。

そのシート(カード)自体は、図書館の検索カード(3×5インチ)くらいの大きさで、バインダーの大きさは能率手帳くらいです。

なによりもすばらしいのは、全体が個人情報システムとして考えられていて、それに対して具体的な周辺道具類が提供されていることです。

手になじむ大きさも魅力的ですし、システムとして各種の道具類が揃っているのも、非常に魅力的です。

ただ、私にとって残念なのは、効率が悪い「手書き」をベースにしていることと、情報量が多くなったときに「検索」で目的とする情報を探し出せなくなってしまうことでした。

現在は、システム的な考え方を自分なりにしえて、200LXの上に展開するようにしています。

ここでご紹介したシステムダイアリーの本では、TODOの考え方と、重要度/緊急度によって行動を4分割する考え方は載っていません。そのころは、まだ一般的ではなかったのだろうと思います。

しかし、こういう本を読み返すと、個人情報管理の本質は、あんまり変っていないんだなぁと思います。

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