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カテゴリー「8. 200LXの修理・改造」の71件の記事

2019年9月 4日 (水)

(804) フィルムコードが断線したので交換修理した。

(804) フィルムコードが断線したので交換修理した。

Img_20190829_211226 メインで使っているバックライト200LXの画面が乱れるようになってしまいました。
前項の「(803) EL板へのコードにコネクターを装着した」の補修をしたときに、フィルムコードを傷つけてしまったようです。
「液晶表示がチラつくかなぁ、、」と思っていたのですが、電車の中で入力しようとしたときに写真のようになってしまいました。

この程度の画面の乱れでもメモ自体は入力できます。正確に日本語変換できなくても、あとから修正すればよいからです。

このような表示の乱れの原因はいくつか考えられます。もっとも可能性の高いのが「(430)200LXのフレキ他端の掃除」でお話ししたような(1)フィルムコードの断線・接触不良です。そのほかに(2)液晶の裏側にあるICの故障やハンダ不良、(3)液晶表示そのものの接触不良、(4)メインボードの故障、なども考えられます。

フィルムコードの断線が原因と判明した場合、矢澤さんのサイトでは、断線箇所を特定して、ジャンパ線で再導通させるようにしているようです。私の場合は、ジャンク200LXから取り出したフィルムコードが何枚もありますので、それらのうちの断線していないものを選んで交換するようにしています。

バックライト機の分解修理はやっぱり面倒なのですが、コネクターを装着したおいたため、多少は楽に修理できました。

実は、別のバックライト機で同じような表示乱れが起きています。原因の可能性の(1)~(3)ではないだろうというところまで追求できています。
しかし、バックライトが点灯しているときだけ表示乱れが起こって、バックライト消灯すると乱れが治まることから、(4)のためと考えられます。部品どり用にしてしまおうかと迷っています。

2019年8月28日 (水)

(803) EL板へのコードにコネクターを装着した。

(803) EL板へのコードにコネクターを装着した。

(801) (続報) 200LXの液晶ディスプレイがガクガク動く」で、「バックライト機では」「分解するときにはケーブルのはんだ付けを外す必要があり、組みあげるときに再度はんだ付けする必要があります」「極小コネクタを取り寄せ中なので、コネクタが届いてから本格的に修理しようと考えています」とお話しました。http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-c87031.html

Img_20190827_214307 (写真)昨日、コネクターが届いたので、さっそくコネクターを装着しましたので、その話をします。

その前に、「なぜ、コネクターという余分なものを装着する必要があるか」という理由をお話しておきます。

矢澤さんが200LXの修理を請け負ってくれていた頃は、まだ、200LXのプラスティック筐体の劣化が顕著ではありませんでした。矢澤さん自身が、プラスティックの劣化のことをあまり考慮していなかったんだと思います。
ところが、プラスティック筐体の劣化はどんどん進んできました。修理しても修理しても筐体が割れます。折れます。それで、修理について保証できないという理由で、矢澤さんは修理・改造を請け負うことを止めてしまいました。私も矢澤さんに依存していた部分がありましたで、非常に残念でがっかりしていました。

筐体の劣化は、改造なしの200LXでもバックライト加工をした200LXでも、同じように劣化してきます。そのたびに補修を繰り返す必要があります。
バックライト機で、筐体の劣化が顕著でなかったころは、劣化して暗くなったEL発光部を 数年に一度くらい 交換すればそれでよかったのです。数年に一度くらいの分解修理だったら、少し時間がかかってもまぁ許容できます。
しかし、筐体の劣化が進行してきて、EL発行体の交換だけでなく、筐体そのものの修理・補修のために、頻回に分解する必要が出てきました。
そして、頻回に分解修理をするには、それにかかる手順と時間をなるべく軽減する必要がでてきました。

バックライト機で分解・組み立てが面倒なのは、EL発行のための配線なのです。
私としては、「頻回の分解・組み立てが楽になる」ように、配線の途中にコネクターを組み入れるのは必然だったのです。

上の写真で、上方にあるのが、黒、緑、赤色の熱収縮チューブです。その下にあるのが、加工した接続部と極小コネクターです。
いちばん下にあるのは加工しない接続部です。接続部の加工といっても、周辺のプラスティック部分をニッパーでカットして、針の部分を露出しただけです。

Img_20190827_225109 (写真)EL板への配線のはんだ付け部分をいったん切断して、コネクターを装着したのがこの写真です。
これで、接続部を介してメインボード上のEL駆動ユニットとEL板を結ぶコードを接続することができます。写真の両側にあるアース線は接続部の「針」だけを介して互いにつなげるようにしています。

この配線コードは接続部を含めても小さくまとめることができますので、200LXのキーボードと液晶表示部の間「連結筒」の中に納めることができます。

今回改造したEL板配線のコネクター装着は、何年も前からやりたかった改造です。
そのためにいろいろコネクターを探していました。極小のクリップでもあればそのほうが簡単だと思うのですが、今回のコネクターが考えられる限り(安価で)単純な構造です。

今後、ほかのバックライト機にも、順次コネクターを装着していこうと考えています。

======== オマケ動画 ========

上の画像は、「(801) (続報) 200LXの液晶ディスプレイがガクガク動く」でお話した、補修済みのキーボードを装着する前の動画で、下の画像は装着したあとの動画です。
下の動画のほうがガクガク感が軽減されていますが、それでも私としては不満足です。修理が不十分なのです。
さらに修理方法を進歩させていますが、とうぶん、これで使っていこうと思います。

進歩させた修理方法は、また、別の機会にお話します。

 

2019年8月27日 (火)

(802) パンチングシートで底蓋四隅のポストの補修。

(802) パンチングシートで底蓋四隅のポストの補修。

前項で液晶ディプレイの開閉を支持するポストの破損の修理のことをお話しました。 http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-c87031.html

 このときにアルミのパンチングシートを使ったので、ついでに底蓋のポストの修理に使うための部品も作っておきました。

Img_20190825_125335 使ったパンチングシートは、「(579)(おそらく)最もやさしい裏蓋ポスト修理」で使った余りです。
これはダイソー百均ショップで買ったものですが、すでに入手できないようですので、東急ハンズなどで見つける必要があると思います。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/579-2702.html

Img_20190825_023451 パンチングシートを切り出して、一つだけ穴の大きさを棒ヤスリで拡張する方法は同じです。
写真の中央の2枚が前項で使ったもので、その両側のものが、今回お話する修理に使ったものです。作り方はまったく同じですが、前項のものよりも少し長く作っておきました。 
、、というのは、底蓋のポストは四隅とも同じ寸法ではないからです。パンチングシートを少し長く作っておいて、現物合わせでカットする必要があるからです。

Img_20190825_231120 底蓋四隅のポストの高さと、四隅のコーナー内側からポストの内側までの寸法をノギスで測定しました。測るたびにちょっと違うのですが、目安にはなると思いますので、計測値を載せておきます。

Img_20190825_120629写真では見にくいのですが、底蓋の外側からゴム足をはめ込んであります。そして、ゴム足の内側に空いている小穴に1mmくらいの太さのアルミ針金を差し込むことで、ポスト穴の中心位置がわかるようにしています。
そのアルミ針金に、パンチングシート切片に開けた小孔を差し込むことで、パンチングシートの位置決めができます。
もちろん、パンチングシートに開けた小穴は、トルクスネジがちょうど入る大きさに拡大してあります。
赤線で囲ったように、じゃまになるアルミシートは切除しました。

Img_20190825_120523 別の箇所ですが、パンチングシートの位置決めをしてから、少量の接着剤をつけてパンチングシートの位置を固定しています(青矢印の箇所)。
軽く固定しておいてから、再度、接着剤でしっかり固定させるようにしています。二回にわけて固定するのは、なるべくズレを少なくするためです。
Img_20190825_120444 ポストが破損した底蓋は何枚もジャンク箱に入れて保存してあります。今回は一度に4箇所(3枚の底蓋)の補修をしました。この写真は、3枚の底蓋を横に並べて撮影したものです。

(801) (続報) 200LXの液晶ディスプレイがガクガク動く

(801) (続報) 200LXの液晶ディスプレイがガクガク動く

「(799) 200LXの液晶ディスプレイがガクガク動くのです」の続報です。http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-e10ae6.html

前項の「(800) 200LXのビネガーシンドロームを修理した液晶表示」で「どちらの修理にしても、エポキシ系接着剤で補修するという安易な方法ではダメなのかもしれません」とお話ししましたが、今のところ大修理せずに様子見で使っています。

というのは、私がメインで使っている200LXはバックライト機なので、修理するのがとても大変なんです。バックライト機では表示液晶板の裏側にEL板が挿入されているわけですが、EL板とメインボード(の発振回路)とがケーブルでつながっているため、分解するときにはケーブルのはんだ付けを外す必要があり、組みあげるときに再度はんだ付けする必要があります。それで面倒くさがって修理を先延ばしししているんです。

はんだ付けの面倒さを回避できるようにと、極小コネクタを取り寄せ中なので、コネクタが届いてから本格的に修理しようと考えています。

Img_20190825_020006 (写真)上蓋の液晶表示部がガクガク動くのは、表示部を開け閉めするときにかかる荷重によって、液晶表示部を支える穴の周囲が破損してしまうために起こります。この写真で赤い線で囲った部分が破損している部分です。ピンの先端部分が露出するように、ピン受け部分をニッパーでカットしてあります。。

Img_20190825_015824 (写真)そこで、0.4mm圧のアルミパンチシートを写真のように切り出して、一カ所だけ穴を広げたものを作りました。このシートで荷重を受けようと考えました。

Img_20190825_024602 (写真)アルミシートを所定の位置に置いてみた状態です。緑色の矢印の場所のアルミシートの下方が破損個所です。赤い両端矢印は、液晶表示部の開け閉めによって、赤矢印方向に荷重がかかることを示しています。このようにアルミシートを置くことで、アルミシートに「つっかえ棒」の役割を担わせて、開け閉めの荷重を支えようと考えたのです。

Img_20190825_020913 (写真)これはエポキシ系接着剤をたっぷり塗ってから、アルミシートを置いた状態です。赤矢印で囲ってある場所で、液晶表示部を支えるピンがシートの穴に嵌まっているのがわかります。このピン1本だけで液晶表示部の開閉を支えているのですから、破損するのも時間の問題だったのです。

Img_20190825_074232 (写真)アルミシートでの補修は、2枚のキーボードassyに対して行いました。その2枚の裏表が見えるようにして写真を撮りました。
写真右上側のキーボードassyの上側には、赤色矢印の方向に、液晶を支える金属部分を差し込んであります。
写真左下側のキーボードassyの裏側では、液晶を支える金属部分のピンの頭が赤色矢印の方向に出ています。
液晶表示部を閉める時に、黄色矢印の方向に荷重がかかります。そのためにピンを支える部分が破損してしまうのです。アルミパンチシートを装着によって、黄色矢印の方向の荷重を支えるられると思います。

この補修方法によって、ガクガク動くことがストップすると考えていますが、じっさいにやってみるしかありません。
後日、その報告をアップする予定です。

2019年8月12日 (月)

(800) 200LXのビネガーシンドロームを修理した液晶表示

(800) 200LXのビネガーシンドロームを修理した液晶表示

今年の海の日の連休はどこにもでかけずに自宅ですごしています。
かといって、200LXのキーボードassyを交換するという大修理をするつもりもないので、前項のように簡単な補修をしてみました。
エポキシ接着剤で補修して、6時間くらい経過してようすを見たのですが、液書表示部はぐらぐらしています。修理は成功しませんでした。http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-e10ae6.html

そういえば、「(776) 200LX底蓋の一部の破損を接着剤で補修した」のもうまくいきませんでした。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/776-200lx-73f6.html

どちらの修理にしても、エポキシ系接着剤で補修するという安易な方法ではダメなのかもしれません。

Img_20190812_174504 ところで、自宅の書斎では、予備の200LXのうちの3台に電池を入れて、デスク上の手の届く場所に置いています。
今回のように、メインの200LXを修理している最中は、それらの200LXを使います。

メインの200LXを含めて4台の200LXをふと見たら、4台のうち2台が液晶修理したもので、ほかの2台が液晶修理してない200LXでした。
それで4台の写真を撮っておきました。

(1) 写真の前列左の200LXは、ビネガーシンドロームの液晶を修理して、液晶の表面に偏光フィルムを装着してある200LXです。
偏光フィルムが緑色なので、まるで一枚の緑色のセロファン膜を置いたような感じになっています。コントラストの良い液晶なのですが、偏光フィルムのために表示が少し暗くなっています。
でも、ビネガーシンドロームの液晶は、そのままなら捨てるしかないものですから、これだけ鮮明に表示できるならヨリとするしかないです。

(2) 写真の前列右の200LXは、バックライト加工をしてあるビネガーシンドロームの液晶を修理したものです。コントラストはいまいちの液晶です。EL板が古くなってしまったため発光が弱くなっています。
バックライト加工の液晶は、液晶の後ろ側にある銀色の反射膜を剥離してありますから、EL発行体が暗くなってくれば、とうぜん表示が暗くなります。私の経験では2000~3000時間くらいで発光体が暗くなります。常時発光という私の使用頻度だと、数年ごとにEL板を交換する必要があります。

(3) 写真の後列左側の200LXは、正常の液晶が組み込まれている200LXです。前列の200LXと比べて白く明るく表示されています。

(4) 写真の後列右側の200LXは、バックライト加工してあります。これが私のメインの200LXです。ストラップをつけて他の200LXと区別して、常時携帯用としています。矢澤さんに加工してもらったバックライト仕様で、EL発光の強さが3段階切り替えられるようになっています。現在は、明・中・暗の3段階のうちの「中」の明るさにしています。EL板が劣化して発光力が弱くなれば、「強」に切り替えて使います。それでも暗く感じるようになったら、新しいEL板に交換することが必要になります。

後日、野口悠紀雄先生の『超AI整理法』について書こうと思っているのですが、現在のスマホの発展段階では、PDA(携帯情報端末)としてはまだまだ200LXのほうが使いやすいと思います。スマホが200LXにとって代わるのはず~っと先になるだろうと考えています。

(799) 200LXの液晶ディスプレイがガクガク動く.

(799) 200LXの液晶ディスプレイがガクガク動く.

200LXの故障のうち、いわゆる「首折れ」というのはときどき起こります。
今回は、200LXの液晶表示部を開けたり閉めたりするときに、液晶ディスプレイ部が安定せずにガクガク動いてしまう故障のことをお話しします。
Img_20190812_150755 200LXを立てて使っているときには異常は明らかではないのですが、
Ktaore 液晶表示部の上蓋を閉じようとすると、液晶表示部がグラグラします。この写真ほどではないのですが、グラグラするということです。

Img_20190812_105702 この故障も筐体のプラスチックの劣化のために起こります。キーボードassyの裏側で液晶表示部を支えている小さな突起の壁が割れてしまうのです。この写真では亀裂が入っているだけですが、いずれ割れてしまいます。

この穴の補修は事実上はできないと思います。キーボードassyを交換するしか方法がないと思います。

Img_20190812_111546 でも、数か月でも延命できればいいがなぁと思って、2液混合のエポキシ系接着剤をポストの周囲に塗って補修してみました。

完全に分解するのが面倒だったので、今回は穴の周囲を接着剤で覆っただけですませました。

Img_20190812_114010 こちらの写真は、べつの200LXのポストが割れているのを示しています。
(分解してキーボードassyだけを取り出してあります)

今回は、完全分解せずに、簡易な方法で補修してみましたが、うまくいかないようならキーボードassyを交換するつもりでいます。

数か月間でもうまく動いてくれるといいのですが、、、

今回の補修の参考になる項目を下につけておきます。

(770) HP200LXのヒンジ部の分解修理
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/hp200.html

(674)HP200LXの持病「首折れ」の修理過程
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/674hp200lx-49e6.html

2019年1月 8日 (火)

(776) 200LX底蓋の一部の破損を接着剤で補修した。

(776) 200LX底蓋の一部の破損を接着剤で補修した。

122951_2矢澤さん作成のバックライト機を10年くらいをメイン機として使っています。動作は安定していて具合がよいのですが、筐体のあちこち(赤く囲った部分)が破損しては補修を繰り返しています。

121458今回は写真のように、電池室の外側(赤矢印)が破損したため、接着剤で補修しました。
いままでも瞬間接着剤やエポキシ接着剤で補修してたのですが、きちんと補修できずに破損部が突出して指にひっかかります。
それがあんまり気になるので再々度の補修となりました。今回は仕事の昼休みに写真を撮りながら事務所で補修しました。

23152私の場合、200LXの補修には、ダイソーの二液混合の(エポキシ系)接着剤を使うことが多いです。今回は手元にあった厚紙の上で、二液の接着剤を混合しました。混合するのには紙軸綿棒をニッパーで斜めに切断して使うことが多いです。

121931_2この写真のように分解します。修理が短時間で終わるときは、ボタン電池を装着したままで修理します。ボタン電池が装着してあればC:が保存されていますので、200LXを再設定しないで済みます。

123926接着剤は10分くらいで硬化するはずですが、補修部を動かして硬化の程度を調べることができませんから、厚紙の上に残っている接着剤を動かすことで、硬化の見当をつけます。

124144うまく接着できたようなので(赤四角で囲った場所)、200LXをもとのように組みあげました。
今回は、破損した棒状の部分の先端をニッパーで切って、わざと欠損部を作りました。その欠損部を接着剤で埋めることで、補修部分が外側にでっぱらないようにくふうしました。

124514200LXを開腹したので、ついでにバックライトのインバーターの写真も撮っておきました。
赤く囲った部分がインバーターです。青矢印はインバーターの構成部品です。

矢澤さんの工作は、インバーターの部品を、メインボードの隙間にうまく配置しています。ほんとうに上手なものだと感心しちゃいます。(前項のインバーターの写真と比べてみてください)

2019年1月 4日 (金)

(775) 古い自作バックライト機のインバーターの位置変更.

(775) 古い自作バックライト機のインバーターの位置変更.

むかし、何台かのバックライト機を作った記憶があるのですが、手元にあるのは1台だけです。
その1台のバックライト機はEL照明がときどき点灯しなくて、修理を繰り返していました。
一方で、矢澤さんに作ってもらったバックライト機はとくべつな故障もなく、順調に稼働しています。

今回、黒く劣化したバックライト加工液晶の修復をしたのを機に、インバーターの位置をメインボードの裏側からメインボードの表側に移動させました。
そのことをお話しします。

145720今まではこの位置(裏側)にインバーターを置いていました。しかし、この位置だとわずかに底蓋が膨らみます。そのためにハンダがはがれたりして不具合が発生していました。
(この図の赤と青の配線がついているボード小片がバックライト用のインバーター回路です)

145610予備用のインバーターボードをメインボードのあちこちに置いてみて、なるべく周囲との干渉がない場所を探したところ、こちらの位置(表側)だとキーボードの裏側からの圧力をほとんど受けないことがわかりました。
(この図で、色のついた何本もの配線がついているのが未使用のインバータ回路です)
(左側の少し大きめのボードは増設RAMのボードです)

145622下の図は同じ場所で、インバーター回路を置く前の写真です。写真では適当な空間があるようには思えませんが、、、

そこで、インバーター回路につながっている配線をすべて切断してから、裏から表へと位置を変えて、ハンダ付けをやり直しました。

EL板は疲弊したままのものを組み込んだため、バックライトの明るさは暗いままですが、200LX底面のわずかな膨らみがなくなってスッキリした感じになりました。

この自作バックライト機よりも、矢澤さんのバックライト機のほうが安定して動作しますので、自作機は予備役のままで保存しておきます。あらためてメイン機として使うときはEL板を交換してもっと明るくして使おうと考えています。

ところで、Palmtop Paper のバックナンバーを読み返していたら、編集長のHal Goldstein がバックライト機のことを
" Ever been in a dark or poorly lit room when you wanted to use your Palmtop? Have there ever been times when you had to maneuver the position of the Palmtop screen just right to be able to read it? " と評しているのを見つけました。
http://www.palmtoppaper.com/ptphtml/47/47c00007.htm
(グーグル翻訳)(Palmtopを使いたいときに、暗くなった部屋や薄暗い部屋にいたことはありますか? あなたがそれを読むことができるようにちょうどよいPalmtopスクリーンの位置を操縦しなければならなかった時が今までにありましたか?)

そうなんです! 確かに、バックライト機だと暗いところでも200LXを使えます。だけど、それだけじゃなくて、画面に反射させる光源を求めて画面を動かす必要がありません。

私は、バックライト機のイチバンの利点は、以前にお話したことがあるように、暗い所で位置調整をしなくてすむことだと考えています。

当時、Palmtop Paper のこの記事を読んで、「Thaddeus からバックライト機を買うことができるのかぁ!」と感心して、前金を払い込んだことを覚えています。残念なことに、このプロジェクトは実行されずに、バックライト加工なしの新品200LXが送られてきました。

現在メイン機として使っているバックライト機は、そのときの新品200LXを矢澤さんにお願いしてバックライト加工していただいたものです。

矢澤さんにはいくら感謝しても感謝しきれません。

(774) 年始・年末の休みに、200LXの劣化液晶の修理をしました。

(774) 年始・年末の休みに、200LXの劣化液晶の修理をしました。

皆さま、あけましておめでとうございます。
今年も皆さまにとってさらによい年でありますよう願っております。

今年は年始・年末に10日間くらいの休暇をとりましたが、とくに旅行もしないで自宅マンションで過ごしています。まだ休暇中です。

年始・年末には、例年のように前年の反省をして、新しい年の計画を考えていました。
時間がたっぷりあるので、劣化した200LXの液晶の大修理をしました。
今回は、そのことをお話しします。

220206保存してある200LXの中で、表示液晶が黒く変質したものが次第に増えてきていました。そのような200Xは、補修用のパーツにしていますので、変質した液晶板だけを別に保管しています。

自宅マンションで数えてみたら、単体で保管してある劣化液晶が5枚あり、200LX本体のままで保存してある中で、液晶が劣化しているものが5台ありました。そこで、10枚の液晶をいっきに処理してしまうことにしました。(事務所で保存している200LXも劣化のものが見つかりましたので、それもそれらも処理しました)

処理手順は、「(662)200LXの偏光板を交換してみた。作業はけっこう面倒です」でお話しした方法と基本的には同じです。しかし、今回とくに工夫したことをお話しします。

220554用意した薬品は全部で5種類です。

1. 画材屋さんで油絵の具の筆洗いようの薬品を買ってきました。しかし、実際には役に立ちませんでした。

2. ダイソーで、2種類の「瞬間接着剤のはがし液」を買ってきました。
このほかにも、(後述)4.マニキュアの除去剤と、5.ハンドクリームも使いました。

152926剥離のための道具も工夫しました。
廃棄したクレジットカードをカッターの刃の大きさに細長く切って、カッターに装着して液晶表面の糊とプラスティックシートを除去するのに使いました。

次に、どんな手順で処理したかをお話しします。

2216161.まずは、表面の黒く変質した厚いシートをむりやり剥がすことから始めます。
ガラス面を傷つけないように注意しながら、液晶の四隅の角のうち、剥がしやすそうな場所で、カッターの刃先で厚いシートを少しめくります。ペンチでシートの角をつかんで、ゆっくり剥がしていきます。

220549_22. 表面の厚いシートを剥がした状態で、その下の薄いシートがひび割れているものと、ひび割れていないものとで処理の仕方を変えました。

153128右下の液晶のように表面がひび割れている場合は薬品が浸み込みやすいので、マニキュアの除去剤を塗って数秒後に表面を削り始めます。削るのはクレジットカードを流用したプラスティック板を使います。

5回か10回か、強くこすっているうちにガラス面が露出してきます。そしたら処理液を接着剤のはがし液に変えて、露出している面積がしだいに大きくなるようにこすり続けます。

170115


155635削りカスは適宜拭き取りながら根気よく処理を続けます。削るのは、プラスティック片の角を使います。角が鋭ければ剥がしやすいので、角が鈍化してきたらハサミで切りながら作業を続けます。

165010このときに、ハンドクリームのほうが滑りがよくて削りやすければ、剥がし液の代わりにクリームを使います。(これはバックライト用の液晶です)

152926_23. (上の写真の左下の200LXのように)薄いシートがひび割れていない個体もあります。この場合は、マニキュアの除去剤が浸み込みませんので、接着剤のはがし液のほうが使いやすいかったです。

削っていくのに、方向を変えながら削ります。そのためには、下に何かのシートを敷いておくほうが作業がしやすいです。私は文房具の子ども用シートを使って作業しました。

122642そのほかには、ハダカのままの液晶で作業がしにくいので、壊れた上蓋部品を流用して、作業しやすいようなカバーを作って作業しました。

122933どのような道具を使って作業するにしても、どうせ黒く変質してしまった液晶板は、保存しておいても使い道がありません。ガラスが割れてもよいくらいのチカラをいれて、ゴリゴリと表面を削っていきます。私の場合、今回10枚以上の液晶を処理しましたが、一枚も割れませんでした。

図の中央下の200LXはバックライトの200LXです。私が最初に自作したバックライト機なので、気を入れて(笑)偏光板を乗せて電源を入れて撮影しました。右下の紙片を乗せてある200LXは、バックライト処理したうえで液晶内部に反射用の紙を差し込んであります。そのためちょっと色調が違って見えます。
補修部品としての単体の液晶は、別に保存してあります。

糊はがしの処理にかかった時間は、処理しやすい液晶の場合は30分くらいで済みましたが、処理しにくい液晶が2時間くらいかかりました。有機溶剤を使う場合は、換気に注意しながら作業を進めるのがよいと思います。

今回の記事は、写真が多いわりに文章がちょっと雑になりました。すみません。

作業をする場合、以下の過去記事も参考にしてください。

(662)200LXの偏光板を交換してみた。作業はけっこう面倒です。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/662200lx-a1a7.html

(596)HP95LX,100LXも液晶劣化(ビネガーシンドローム)
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/596hp95lx100lx-.html

(449)200LXの液晶が劣化していた
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/449200lx-9abd.html

2018年12月25日 (火)

(771) HP200LX 液晶の修理もむずかしい。失敗した。

(771) HP200LX 液晶の修理もむずかしい。失敗した。

Tatesenメインで使っていた8MBバックライト機の液晶表示に黒い縦線が出現したため修理しました。
結果的には液晶の修理ができずに、その液晶表示部はジャンクになりました。

しかし、別に保存してあったバックライト用の液晶表示部を流用して、組み込んでいちおうは使えるまでになりました。

そのイキサツをお話ししようと思います。

200LXの破損状態は、写真のような黒い縦線の出現です。縦線がよく見えるように画面のコントラストを上げて写真を撮りました。

このような縦線の出現の原因は何種類もあります。
1. ひとつは液晶表示部裏のICの故障です。
2. あるいは、ICの足のはんだ付けがはがれて接触不良になっている場合もあります。
3. そのほかに液晶に使われているいわゆるセブラゴムの破損の可能性があります。
4. セブラゴムと接点の接触不良の可能性もあります。
5. 修理不能なのは液晶ガラス面の導通が切れた場合です。

今回は、1.~4. の対策を取りましたが、けっきょく修理不能だったので 5. の状態だったようです。

Bunkai2修理の手順ですが、まずは200LXを分解します。今回修理したのはバックライト機なので、EL発光板が200LXのメインボードとつながっています。

コードを切らないで修理するため難易度が非常に高くなります。私の場合、複雑な修理の時はコードをいったん切断してしまうことがあります。
その場合は、再くみ上げのときに、切断したコードをはんだ付けして再接続します。

今回は、改造・修理のために用意した、治具のことをお話しします。バックライト液晶の加工・修理するために専用の治具を作りました。

Jiguひとつは、液晶を分解して開いたまま作業するための作業台です。
液晶のガラス面と液晶基板とを接続している帯状の部分は非常にデリケートです。
強くひぱったりねじったりすると、くみ上げたときに黒い横線が出現します。今回の縦線とちょうど90度反対の黒い線です。

この黒い横線が出現するようになったら、その液晶はもう使えません。私はバックライト加工の時に数枚の液晶表示部をジャンクにしてしまいました。

Hyoujitstもうひとつの治具は、治具というよりも200LXを組みあげないでも、液晶だけをテスト表示するテスターです。古い100LXを分解して作ってあります。

Testmode液晶を改造・修理した場合、この液晶表示テスターを使って正常に表示されるかどうかを確かめます。

[ESC]+[ON]でテストモードを立ち上げて確認します。

今回は、長時間かけて修理したのですが、あまり記録を取りませんでした。

そのため、簡単にお話しするだけにとどめます。

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