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カテゴリー「8. 200LXの修理・改造」の64件の記事

2016年7月16日 (土)

(674)HP200LXの持病「首折れ」の修理過程

(674)HP200LXの持病「首折れ」の修理過程

200LXは古いですから、経年変化であちこち故障が出てきます。とくにプラスティックが劣化して割れやすくなってきています。

今回、MAXさんから「首折れ」の修理を依頼されたので、その経過をお話します。

Img_4202まず、「首折れ」の現状を見てください。写真のようにまだ初期の状態です。しかし、このまま使い続ければ、首が折れて使えなくなってしまいます。この程度のうちに補修しておくのが良いと思います。

では、補修の経過を、段階を追ってお話します。

Img_4211今回は、厚さが0.1mmの真鍮板を使いました。たぶん、10年以上前に、東急ハンズで購入したものです。その真鍮板から、100円ショップで買ったキッチンンハサミで適当な大きさに切り出しました。
現物合わせで真鍮板の小片の端を曲げておきました。接着剤で貼り付ける前に、出来上がりを想定して、200LXの上に置いてみました。最終的なできあがりは、こんな風になります。

使う接着剤は、私の場合、100円ショップで購入した2液混合のエポキシ樹脂の接着剤を使うことが多いです。

Img_4212一段階目の作業として、割れ目を広げておいて、割れ目の中に接着剤を擦りこんで、20分間くらい圧縮しました。これで表面の割れを塞いでおきます。

Img_4218二段階目の作業は、真鍮板を貼り付けることです。再度、2剤の接着剤を混合して、真鍮板の内面にまんべんなく塗り付けてから、200LX本体に貼り付けます。
圧着しているのは洗濯バサミです。私はクランプよりも洗濯バサミを使うことが多いです。この状態で20分くらい放置しておけば接着剤が固まります。

Img_4228この写真は、出来上がりの状態です。割れ目は塞がれていて、その上、真鍮板で補強しましたから、とうぶんは割れることはないと思います。とくに、この個体の場合は、開閉がかなり柔らかいので、おそらくもう割れることはないだろうと予想しています。

追加コメント:

各種の修理については、「(592)残念! 矢澤さんが200LXの修理を中止」でまとめてお話したことがあります。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/592200lx-5523.html

また、今回と同じやり方の「首折れ」の修理については、「首折れの修理法」でお話したことがあります。もう、10年くらい前のことでした。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_5418.html

2016年4月11日 (月)

(667)ビニール袋で保存されていた200LXの劣化は?

(667)ビニール袋で保存されていた200LXの劣化は?

200LXは保存しているうちに劣化していきますね。
100/200LXが販売されていた当時は、まさか自然に劣化していくとは思っていませんでした。

使っているうちに、あちこちが故障していくことだけを考えていました。
私の場合、現在ほどには修理の技術が身についていませんでしたので、予備用の200LXを買っておいて、故障したらつぎつぎと新しい200LXをおろして使い続けようと考えていました。

P1060536自分のほかに家族も200LXを使っていましたし、職場の同僚も使っていました。
そのため、何人もが一生使えるぶんの予備機を買っておきました。
(200LXと箱をピアノの上に並べてみた)

しかし、私の周囲の人たちは次第に200LXを使わなくなり、現在は、自分自身のほかに2人だけが200LXを使っています。
2人とも私と同じ環境で使ってくれていますので、ハード・ソフトとも、私がメインテナンスしています。

最近、200LXの劣化について気になっているのは、ビネガーシンドローム(液晶ディスプレイの黒化現象)のことです。
その劣化をなるべく遅くするには、通電して使い続けるのが良いようように思っています。
逆に、ビニール袋に入ったまま保存しておくと劣化が進むという話がありますね。

先日、全予備機をチェックしたら、何台もの200LXで液晶の劣化がみつかりました。
そのことは、「(449)200LXの液晶が劣化していた」の記事でお話しました。(http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/449200lx-9abd.html

でも、「あやち」さんのブログを参考に修理してみて、自分でも修理が可能であることがわかりましたので、少し安心できるようになっています。
このことは、「(662)200LXの偏光板を交換してみた。作業はけっこう面倒です」の記事でお話しました。(http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/662200lx-a1a7.html

(662)の記事を書いた時点では、保存してある予備機は全部チェックしたつもりでいましたが、まだ、新品箱入りのままの200LXが押入れの奥のほうにあることを思い出しました。

P1060537何台の箱入り200LXがあるのかと、押入れの奥の方から引っ張り出して、入っていた200LXを数えてみたら8台ありました。
これから、一台ずつ電池を入れて正常に機能するかどうかをチェックしようと思っています。

写真で、後方にある箱は、200LXが入っていた箱、取説だけが入っていた箱、空箱、を積み上げてみた状態です。
ディスプレイを開いて並べた200LXは、ときどき電池を入れて劣化を防ごうとしているものです。
今回見つけ出した8台が、ビニール袋に入ったまま手前に並べてあるものです。

Img_4186新品のまま保存してあった箱の中の電池は、写真のように腐ってました。
ビニール袋の中の200LXは何台生きているのかなぁ、、、

200LXをビニール袋から出して点検するのが、なんだか恐くて先延ばしになっています。

2016年4月10日 (日)

(666)200LXのキーボード交換しました。

(666)200LXのキーボード交換しました。

Img_4157メインの200LXのキーボードを交換したので、その様子をお話します。

半年くらい前に底蓋の交換作業をしたときに、キーボードユニットの裏の2本の突起を破損してしまいました。
そのため、キーボード部品そのものを交換したのですが、そのキーボードのキータッチがイマイチ良くありませんでした。

キータッチが硬いことと、少し打鍵音がするのが気になっていました。
音はわずかでしたが、静かな講習会などでメモを取るときに、ちょっと気兼ねすることがありました。
交換前のキーボードは、ほとんど無音で、キータッチも柔らかだったため、よけいに気になっていたのです。

そこで、キーボードのキー部分を交換することにしました。
分解してキーボードユニットをそっくり入れ替えれば良いのですが、バックライト機ではキーボード交換が面倒です。

そのため、分解せずに、キートップ側から部品だけを剥がして交換することにしました。
その手順をお話します。

Img_4158まずは、キーボードの化粧シートを剥がし取ります。化粧シートの端に針を入れてシートの端を浮かせます。

Img_4159次に、その場所から小さなマイナスドラ―バーを挿入して少しずつ剥がしていきます。

Img_4163ある程度まで剥がしたら、ラジオペンチで端を掴んで全体をゆっくり剥がし取ります。

次に、キーのシートを外します。このキーシートは、裏側に100個くらいの小さな突起があって、その突起が下の基盤にはめ込まれています。はめ込んであるのを外すために、

Img_4166キーシートの下に小さなマイナスドライバーを挿入して、突起のひとつひとつを浮かして外していきます。

Img_4168これで、剥がれた状態です。文字部分の灰色のキーシートと、数字部分の黒色のキーシートが別になっています。

Img_4169キーシートの下に、キートップに相当する部分に穴が開いたフィルムシートがあります。
さらに下に、丸い小さな黒色の陥凹がたくさんあるシートがあります。

これらの3枚のシート類を、もっとソフトなタッチのキーボードユニットから外して、取り替えるわけです。

あとは、分解とは逆の手順で取り付けます。

Img_4173キーシートの裏の突起の上から強く押し込んで、突起をはめ込んでいきます。
私は、マイナスドライバーとかトルクスドライバーを使って押し込んでいます。

最後に、化粧シートを元のように貼ることで、作業は終了です。

今回の作業で、柔らかな打鍵感の静かなキーボードに交換することができました。
作業時間は、約1時間でした。

デスクトップパソコンでは、キーボードのタッチは重要な問題です。
私の場合、メインのデスクトップパソコンでは、ハッピーハッキングキーボードを使っています。ストロークが深くてよい打鍵感です。

200LXでは、キーシートの下に入っている薄いフィルムシートを抜いたり、交換したり、2枚重ねたりすることで、打鍵感を変えることができます。

文字を書くのに万年筆などのよい筆記具にこだわるように、200LXでもキーボードの打鍵感にこだわって、変えることができます。

2016年3月16日 (水)

(662)200LXの偏光板を交換してみた。作業はけっこう面倒です。

(662)200LXの偏光板を交換してみた。作業はけっこう面倒です。

今回も修理の話です。以前の記事「(596)HP95LX,100LXも液晶劣化(ビネガーシンドローム)」の続編です。http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/596hp95lx100lx-.html#_ga=1.4240691.1055333503.1434382444

Img_4128 あやちさんの「こばこのひみつ」ブログに、HP100LX/HP200LXの簡単な偏光板交換作業手順」http://ayati.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/hp100lxhp200lx-.html
が掲載されています。

 そのほかに、矢澤さんのLX-RESTの「hp200LX修理例:液晶表面偏光板の酢酸化によるディスプレー不良」http://lx-rest.com/hp200lx_display_unusable_by_vinegar-syndrome.htm
でも、詳しく解説されています。

 矢澤さんの「hp200LX 修理・改造・設定等 掲示板」で、「液晶が変色した200LX(3)」http://www.chibiao.com/type_n2/nkns8/hp200lx/tmain.cgi?id=resform&no=335&connection=UTd9B4Jei9G7qp
と、修理方法が紹介されています。

 この液晶の劣化変色(ビネガーシンドローム)の修理は、私が修理できる範囲を越えている、と考えて手を付けずにいました。

 しかし、「こばこのひみつ」の記事で詳しく説明されていますので、「やってみよう」と思うようになって、ここ数日で7台の作業をしてみました。

 今回は、それについてお話しようと思います。

Img_4121(1) まず、「偏光板が入手できたら作業を始めてみよう」と考えました。Amazonでも購入することができますが、東急ハンズで現物を見て、偏光板を購入ました。

あやちさんのブログでは、「ミッドタウン 偏光シート250角 粘着あり BS250」とありましたが、私が購入してきたのはAS-250でした。粘着なしでした。あやちさんのブログには「糊なしがいい」とかいてありますので、AS-250を入手できたのはラッキーでした。

(2) ここでは詳しい作業手順は書きません。上記のサイトの説明のうち、あやちさんのやり方に準拠しました。道具類は、手元にあった適当なものをものを使いました。

プラスティックヘラは、アイスクリームか何かについていたものです。
無水アルコールではなく消毒用アルコールを使いました。有機溶媒も使ってみたのですが、ニオイがきつくて、健康に害がありそうなのでアルコールのみを使いました。

Img_4131(3) 古い偏光板を剥がす手順は、あやちさんの方法に準拠しました。
数台の作業をしているうちに、個体によって偏光板の剥がれ方が違うため、図のよう層構造になっているのだろうと考えるようになりました。

その層構造ことをお話しましょう。(この層構造についての確認はしていません。あくまでも推測です)

 液晶ディスプレイのガラス面に「偏光板」が強固に接着されているのですが、その偏光板は図のような3層構造になっていると思います。

 いちばん表面に厚手のカバーフィルムがあり、その下に偏光フィルム、さらに下に強力な接着フィルムがあるようです。この接着フィルムによって、液晶のガラス面に接着していると思われます。

 古い偏光板を剥がすと、個体によって(テクニックにもよりますが)剥がれかたが違います。

 1. もっともラッキーな剥がれ方は、厚手のカバーフィルムと偏光フィルムと接着フィルムの3層が一体になって剥がれてくれることです。
 そのように剥がれてくれたのが、7台中1台ありました。

 3層が一体になって剥がれてくれると、糊剥がしの手間がいりません。
 古い偏光板を剥がしたら、作業はそれでだけ終了です。
 クリアなガラス面が現れます。

 2. 古い偏光板を剥がすときに、フィルムの端をつまんで、3層が一体になって剥がれるようにとひっぱるのですが、ほとんどは、偏光フィルムと接着フィルムがガラス面に残ってしまいます。

 液晶ディスプレイの周囲部分(端部分」は作業がしにくいですから、金属枠に近い部分は、極力ガラス面が露出するように工夫しながら、古い偏光板を剥がすようにしました。

 3. 液晶フィルムと粘着フィルムが残っていたら、あとはゴリゴリと力技で削っていくしかありません。このとき、ゴリゴリと削っているのは、おもに偏光フィルムです。下の粘着フィルム層は薄くて粘りがあります。

 削るときに使うアルコールは、古い粘着フィルムを溶かす機能はなりようです。むしろ、ヘラをガラス面で動かすときの潤滑油のようにして削りました。

 ヘラは、削っているうちに角が丸くなってきます。角が尖っているほうが古い粘着フィルムを削りやすいので、ときどき爪切りでヘラを切って、角をとがらせて削りました。

 私がお話できるコツはそれくらいです。

 私の場合、最初は一枚あたり2時間くらいかかって削りました。最終的には30分くらいで処理できるようになりました。(でも、あんまりやりたくない作業です)(笑)

 (4) 最後に、作業の結果についてお話しましょう。

Img_4123 この写真で、手前の200LXが、今回液晶板を交換した200LXです。奥側の正常なな200LXとくらべて、ディスプレイが黄緑色になっています。液晶板の表裏をひっくりかえすと、もうちょっと白っぽくなります。

 あやちさんのブログにもあるように、ディスプレイが黄緑色だからといって、見にくいというわけではありません。

Img_4136 この図で、200LXのキーボード部分に置いてあるのが、部品としての液晶ディスプレイに対して、偏光板剥がし作業をおこなったものです。

偏光板を除去したため、液晶ディスプレイは明るい白色になっています。

 一方、上側の液晶ディスプレイは、古い偏光板を剥がしただけものです。この状態は、3層のうち、表面に厚手のカバーフィルムだけが剥がれて、その下の偏光フィルムと接着フィルムが残っている状態です。偏光フィルムの切れ端を載せてみると、偏光作用があることから、偏光フィルム層が残っていることがわかります。これから剥がし作業をします。

Img_4128_2 もう一度、最初の写真を見てください。手前のキーボード上に作業済みの液晶単体があります。

 右側の200LXは、古い偏光板を除去して、新しい偏光板を装着したものです。電池を入れて6カ月カレンダー画面を表示しています。

 左側の200LXでは、新しい偏光板の切れ端をディスプレイ上に載せてみました。

 奥側の2台は、古い偏光板を削り取っただけで、新しい偏光板をのせてない状態です。単体の液晶部品と同じようにディスプレイ画面は白色です。

 いちばん奥の2台は、バックライト加工をした200LXです。液晶ディスプレイの下に、反射用の紙を入れてあります。オリジナルよりも光の反射率が低いため、液晶画面は灰色に見えます。

 以上、何台もの200LXで変色した古い偏光板を除去しましたので、近いうちに東急ハンズで偏光板を追加購入して、各200LXに装着しようと考えています。

2014年8月 6日 (水)

(657) HP200LXの上蓋クリップの修理

(657) HP200LXの上蓋クリップの修理

このところ、200LXでシステマティックな投資のためのシミュレーションを延々としていました。

システムとしては、「これでイケル」というところまで来たのですが、ネット証券会社にしてもリアル証券会社にしても、金額が大きくなると運用が難しいため、困っています。

さて、今回は「HP200LXの上蓋クリップの修理」の話です。

これは、数年ごとに起こる故障です。
今までは、破損したクリップ部分を予備部品と交換して修理していました。

P1060291

写真の上方に写っているのが、破損した上蓋クリップで、下方に写っているのが予備部品です。

横に張り出した細い腕のようなものが折れてしまうのです。
(見ているだけでも、簡単に折れていまいそうな感じがしますよね)

今回、メインの200LXで上蓋クリップのバネが破損していたため、「とりあえずの修理」として、いつものようにイオカードを小片を挿入して、だましだまし使っていました。

ここ数日、「だましだまし」使うことがうっとおしくなってきたため、もう少しまともな修理を試みることにしました。

今回行った修理の方法は、矢澤さんの修理方法に倣っています。
そのため、おおよそのことは、矢澤さんのサイトを見ていただくほうが早道です。

液晶のラッチの修理
http://ipwo.kilo.jp/200/200lx_latch_repair.htm

今回の方法は、矢澤さんの「液晶のラッチの修理(ワイヤ法)」
http://ipwo.kilo.jp/200/200lx_display_latch_modify.htm
を簡便化した方法です。

P1060296 実は、ただ単に、矢澤さんの「ワイヤ」のかわりにイオカードの小片を、左図のようにエポキシ接着剤で貼り付けただけです。
貼り付けてから、適当な場所でイオカードを折り曲げてあります。(右図は破損している同部品)

あまりに簡便にすぎますかね(笑)。

 

P1060300 この写真は、予備の上蓋部品の該当箇所に、修理済みの上蓋クリップを置いてみたところです。
こんな感じに収まります。

実際の取り替え作業は、5分くらいで簡単に終わります。

P1060302_2 写真のように液晶周囲の化粧シートを剥がして、四隅の止めネジのうちの上の2箇所は外します。下の2箇所はゆるめておきます。

次に、上蓋の内側の枠を上蓋から浮かせます。これは、上蓋クリップを取り出せる程度の隙間を作るだけでOKです。

 

P1060303 さらに、補修済みの上蓋クリップを、元あった場所にはめ込みます。はめ込むというよりも単に置くだけですが、、、

あとは、上蓋の内側の枠を再びはめ込んで、ネジを元のように締め込んで、化粧シートを元のように貼ります。

それで終了。

実際に使ってみると、うまく機能するものの、上蓋クリップのバネが弱いです。

P1060305 手元にあったミスドのカードを見てみたら、イオカードよりも弾力がありますので、次回はミスドのカードを使ってみようと思っています。

5分くらいで修理できますから、何回壊れてもすぐに補修できます。

 

今回の修理に関連した項目:

(592)残念! 矢澤さんが200LXの修理を中止。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/592200lx-5523.html

いつまで200LXを使えますか?
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/200lx_4f9f.html

ハードウェアバイブルの317ページ

2014年3月 7日 (金)

(649)(修理)ENTER キーが折れてしまいました。

(649)(修理)ENTER キーが折れてしまいました。

以前から、こんどキー(の支持部)が折れたら、折れたキーの周辺を切り取って交換してしまおう、と考えていました。

昨晩、ENTER キー(支持部)の片側が折れてしまったので、以前から考えていた方法で修理しましたので、そのお話をします。

Img_1434 ENTER キー(の支持部)が折れたのは左側です。支持部の片側が折れると片側だけ自由端になってぶらぶらになってしまいます。
写真で、ENTERキーの左端が持ち上がっているのがわかります。

通常、キーボードの故障を修理するには、200LXを分解して、キーボードを取り出して修理します。
しかし、今回採用した方法は、200LXを分解せずに行います。つまり底蓋を開けないということです。

通常のHP200LXでしたら、底蓋を開ける分解修理は難しくないのですが、バックライト組み込みの200LXの場合、分解修理に手間がかかります。面倒なんです。
(手間がかかる第一の問題は、メインボードと液晶表示部がバックライトのための電線で接続されているためです。第二の問題は、液晶部とキーボードの接合部を外すのにも、また再接合するのも、細心の注意が必要になるからです)

「修理」

Img_1439 さて、修理手順の第一は、キーを覆っている化粧シートを剥がすことです。両面テープで接着されていますので、シートの角を針で持ち上げてから、全体をばりばりと剥がしていきます。

Img_1443 ENTER キーの左側の支持部が折れているのがわかります。

Img_1445  
 
 
 
  
    
写真のように、ENTER キーとMENUキーと右SHIFTキーを、ニッパーで一体に切り取りました。
   
   
  

Img_1450写真左のものが、歩損していないキーボードから切り取ったものです。

写真右のものが故障したキーボードから切り取ったものです。
現物合わせで、二つをほぼ同じ形にしました。両者を何回か比べているうちに、左側の支持部だけでなく、右側の支持部も折れてしまいました。
 
右側も、すでに劣化していたのだろうと思います。

Img_1453大きさを揃えて、元の200LXにはめ込みました。
   
   
   
   
   

Img_1456 上から化粧シートを貼ってしまえば、元通りになって、修理完了です。
  
  
修理にかかった時間は20~30分くらいだと思います。
  

   
 (古いため)キーの色がちょっと茶色っぽいのはご愛嬌です(笑)。

2013年10月26日 (土)

(631)自由な長さのストラップを作る。

(631)自由な長さのストラップを作る。

ストラップのことは、いままで何回かお話ししています。(リストは最下行)

(593)(小ネタ)ストラップの作成と効用」でお話ししたストラップは、かなり気に入っていたのですが、いつのまにか脱落してしまいました。探しても見つかりません。http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/593-e67a.html

P1050876 その後、写真の下側にあるストラップをつけていました。プラスティック部分で着脱して、ヒモの部分を洗濯できるため、それも気に入っていました。
  
  
  

P1050870 このストラップは、末端に結び目を作って、指に引っかけやすくしておいたのですが、この結び目が机の引き出しに引っかかったりすることがありました。
  

今回、引き出しに引っかかって、200LXが床に落ちて、底蓋のポスト部分の破損を経験しました。どうも末端に結び目を作っておくのはよくないようです。

その反省から、結び目なしのストラップを自作することにしました。

P1050880 自作に使った用具は、100円ショップで買った、ワニ口クリップと熱収縮チューブです。
  
  
  
  
   
   
   
   
  
  

P1050888 登山用具屋さんで買ったヒモを、適当な長さに切って、ワニ口クリップに咬ませます。

それを熱収縮チューブでカバーして、ヘヤドラーヤーで加熱しました。
  
全体的に細身に作ることができたので、使い勝手はなかなか良いです。

[Post-Script] (2014-04-12)

別の登山靴用ひもを買ってきたので、ストラップ紐を付け替えました。

P1060211 ワニ口クリップにひもをこのようにくわえさてから、、、
  
  
  
  
  
  

P1060207

加熱収縮チューブをかぶせて、、、

  
  
   
   

  
  

P1060214

ヘヤードライヤーの熱風をあてて収縮させました。

  
  
  
   
   

P1060205   このような形で、200LXに装着しています。

    

   
   
    
    
   

「追記」 2017年6月11日にストラップの細いヒモ部分が切れました。

そのため、商品タグに使うナイロン糸に交換しました。

この細いヒモ部分は3年半持続したことになります。

さてnナイロン糸はどれくらいの期間使用できるのか?様子をみてみます。

(参考)

(593)(小ネタ)ストラップの作成と効用 http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/593-e67a.html

(505)200LXにストラップをつける(私の)方法

(328)ストラップを右につけるか左につけるか

(156)200LXとストラップ http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/156200lx_9e48.html

2013年9月30日 (月)

(628)HP200LXのヒンジ部の自然破損

(628)HP200LXのヒンジ部の自然破損

いつも持ち歩いているメインの200LXのほかに、通電状態の3~4台のサブ用の200LXを、事務所や自宅などに置いています。

Img_1309その中の一台が、私の目の前で破損したんです。

200LXを机の上に置いたときに、ヒンジキャップが壁にまで跳ね飛びました。

とっさには、何が起こったのかわからなかったのですが、飛んだのがヒンジキャップだったので、この部の破損であることがわかりました。

もともと、ヒンジ部は、中に強いバネが入っています。

ヒンジキャップの内側で、このバネを止めているですが、
その部分がプラスティックの劣化のために破損して、
ヒンジキャップを飛ばしてしまったのだと思います。

Img_1317図に見えているように、ヒンジ部には金属の心棒があります。
この心棒が滑らかに動くように、バネで加圧する機構になっています。

今回の破損は、私の技術では修理は不可能です。
おそらく、矢澤さんにお願いできたとしても、非常に難しいだろうと思います。

幸いなことに、摩擦がまったくなくなるわけではなく、ゆるゆるですが、上蓋ディプレイが倒れないで、良い位置を保持できています。

そのため、ヒンジキャップを装着して、いままでと同じように使っていこうと思っています。

保持力がなくなって、上蓋ディスプレイが後ろに倒れてしまうようになったら、予備の上蓋assyに交換しようと思います。

ちなみに、矢澤さんのサイトに、ヒンジ部の分解・組み立ての動画がアップされています。
http://200lx.sblo.jp/article/75848782.html

私も一度組み立てたことがあるのですが、非常に難易度が高かったです。

この部の分解・組み立ては、あんまりやりたくないです。

(628) Natural corruption of the hinge portion of the HP200LX

Repair of this part is very difficult.
The best solution would be to replace the top cover.

2013年8月21日 (水)

(627)HP200LX の修理. rx_collect_freakさん、スゴイ

(627)HP200LX の修理. rx_collect_freakさん、スゴイ

ネットで検索していて、たまたま、rx_collect_freak さんの「故障してるHP200LXの修理見積もりします」(ヤクオフ!)を見つけました。

rx_collect_freak さんは、ニフティのFHPPCで、32メガ増設キットを配布してくれた方です。私も数セット購入しました。

その後、200LX関係の出品物の出品と落札で、頻回にお名前を見かけたことがありました。

P1050688 rx_collect_freak さんの「今までの総合評価」を見てみました。

現時点で3023の評価がありますが、「非常に悪い・悪い」がひとつもありません。すべて「非常に良い・良い」の評価だけです。

このことは驚異的です。

一般的には、取引きのうち1%くらい、「悪い」の評価があるものです。
それが普通だと思います。すべての人を満足させることなんかできないです。

ところが3000以上もの取引きがあって、「悪い」の評価がゼロというのは、(結果的に)非常に良心的な取引きをしているということでしょう。

私は、このことにびっくりしました。

もし、こんど、私の200LXが故障したら、rx_collect_freak さんに頼んでみようと思っています。

ご参考までに、rx_collect_freak さんの「★出品物の詳細説明」の一部を転載しておきます。

ちなみに、「即決価格:1 円」ですよ !!!

これを読むと、「良心的すぎる!」と思います。

====================

●故障しているHP200LXの修理見積もりをします。
 故障内容を診断して、修理に幾ら掛かるかを見積もる為の費用です。

 実際の修理にいくら掛かるかは現物を見て見積もりますが、
 部品交換を伴わない簡単な修理の場合は無料で修理しますので、
 お支払額=落札額です。(PCカードスロットの蓋のバネ修理など)

 実際の故障の状況を診断して修理費用をご連絡しますので、
 修理するかしないかを判断してください。
 費用が折り合わなくて修理しない場合は、お支払額=落札額です。
 修理する場合は、お支払額=落札額+修理費用です。

 取引ナビの有効期間内(約3ヶ月)以内に同じ故障が再発した場合は無料で再修理させていただきます。
 その場合の復路送料はこちらで負担しますので、恐れ入りますが往路送料のみご負担をお願いします。

●修理費用の目安は以下の通りなので、参考にしてください。

・液晶ヒンジ部分の硬さ調整
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3,000円
 ここが硬すぎるとヒンジ付近にクラック(ひび割れ)が発生しますが、軟らかすぎると液晶パネル側の自らの重みで水平方向に倒れてしまうので、ベストな硬さはユーザーの主観によって異なります。
 そこで、依頼者様がベストと感じる固さに近づけるように調整します。

・液晶表示不良(縦スジ状のドット抜けなど、部品交換不要の場合)
 ・・・2,000円~5,000円
 (ドット抜けの本数や半田クラックが発生しているICの個数により変動します)

・上記以外の液晶表示不良(液晶交換)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8,000円
・キーボード接触不良(部品交換不要の場合)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,000円
・部品交換を含むキーボード不良
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4,000円
・メイン基板交換
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8,000円

●その他ご不明な点は質問してください。
 故障の状況を質問に書いてもらえば、修理可否、概略費用を回答します。    

2013年7月20日 (土)

(626)底蓋ポストの再生修理.道具と手順

(626)底蓋ポストの再生修理.道具と手順

前回、底蓋支柱の再生修理についてお話ししました。

今回は、(625)さらにやさしい、底蓋ポストの再生修理
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-b180.html
の続編です。

工作に使っている道具類と、その工作手順のことをお話しします。

P1050626 私が使っている接着剤は、100円のエポキシ系の接着剤です。ダイソーで購入しています。

 

 

 

 

 

 

 

P1050609 ビス穴を開ける丸棒ダイヤモンドヤスリも、100円で購入しています。

 

 

 

 

 

 

 

P1050638 写真のように、そのほかの工具類も使います。ノギス、ペンチ、ラジオペンチ、ニッパー、ピンセットなどです。

 

 

 

 

Img_3855 修理工作をはじめる前の状態です。支柱が破損しているこの部分を補修します。
左にあるのは、アルミ板を切り出したものと、位置決め用のゴム足です。

 

 

P1050605 アルミ板は、8ミリ幅に切って用意しておいたものです。先端から4ミリの場所にビス穴を開ける予定です。板は、13~14ミリ程度の長さに切る予定です。

 

 

P1050612 丸棒のヤスリを立てておいて、ヤスリの端を叩いてアルミ板に穴を開けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

P1050613 穴は、ちょうどビスが通る大きさまで、ヤスリで広げておきます。

 

 

 

 

P1050616 現物合わせで、アルミ板をニッパーで切ろうというところです。

 

 

 

 

P1050621 角を落として、一本足の形に切り出します。

 

 

 

 

P1050631

 

 

エポキシ系接着剤(A液とB液)を板の上に出して、よく混ぜてから、厚紙の先端に少量の接着剤をとります。

 

 

 

P1050625 現物合わせで、アルミ板を良い位置に保っておいて、側壁部分と、床面部分に接着剤を塗布します。

 

 

 

 

あとは、1時間くらいしてから、ゴム足を抜き取って、できあがりです。

今回は、写真を撮りながらでしたが、1時間程度で工作を終了できました。

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