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2011年3月 8日 (火)

(511)-2 タグスケその後(Ver2.2)

(511)-2 タグスケその後(Ver2.2)

「あかべこ」さんから、「タグスケVer2.2」のテストをしてほしいというコメントをいただきましたので、masaさんのサイト
http://www.ne.jp/asahi/myhp/masa/gsm3g/note/tagsch22downpage.htm#tagsch22downtop
から、TAGSCH22.LZHをダウンロードして、まず、その中のinstal22.docというドキュメントを読んでみました。

以前のタグスケのドキュメントのことは、「ごっちゃ煮」と感じましたが、今回のインストールガイドを読むと、すっきりまとまっています。読んでいるうちに、「このとおりにすれば、タグスケ環境を設定できるな」と感じることができました。

次に、torise22.docも読んでみました。こちらも読み手を惑わすような余分な記述がなくなっていて、すなおに理解できるような内容になっています。

今までのトリセツでしたら、環境を構築しようという「意欲」を奮い起こさなければ、やる気にはならなかったのですが、これらのドキュメントは、タグスケの敷居を、今までよりもずっと低くしています。

これなら「タグスケ環境を構築してみようか」という気になります。

前回、タグスケ環境を構築しようとしたときに、必要なファイル類はほとんど用意しましたので、今回、それらを使って、instal22.docの記載どおりに作業を進めました。

Scrn0000 結果的には、1時間程度で、タグスケ2.2の環境を構築することができました。

Scrn0001 テスト用に同梱されているtxtファイルに加えて、自分でも200lx.txtというファイルを作って、テスト用ファイルと同じように問題なく作動することを確認しました。

Ver2.1では、私が5~6時間以上格闘しても、タグスケ環境を構築することができませんでしたが、Ver.2.2はすんなり成功しました。

タグスケがスムースに動作することが確認できると、あらためてタグスケの考え方がすばらしいことが実感できます。

そこで、以前に書いたことですが、もう一度、タグスケの利点を書いておこうと思います。

タグスケの最大のセールスポイントは、いくつものプロジェクトを、そのプロジェクトごとに閲覧・編集できるということです。また、同時に、日付や時間でソートして、すべてのプロジェクトの内容を縦覧できるということです。

確かに、200LXのシスマネAppontは、スケジュールプログラムとして、非常によくできています。1ヶ月表示画面の閲覧性も良いですし、繰り返しの予定の操作なども具合がよいです。

ところが、タグスケでできるような、プロジェクトごとの検討はできません。ウィンドウズ環境でも、タグスケのようなプロジェクトごとの検討ができるスケジュールシステムを、私は知りません。

この「プロジェクトごとに閲覧・編集」できて、しかも、「すべてのプロジェクトの縦覧」もできる、ということこそが、タグスケの最大の特徴でしょう。

ところが、以前のタグスケのトリセツでは、「GTDに最適」というようなことが書いてありました。しかし、GTDの考え方では、「システムは何を使っても良い」とされているのです。GTDを実現するのでしたら、なにもタグスケを使う必要もありません。紙の手帳でも充分実現できるのです。

せっかく、比類ないアドバンテージを持っているシステムなのに、そのトリセツで、凡庸なシステムでも実現できるようなGTDのことなどを書いているのは、非常に残念に感じていました。

また、以前のトリセツでは、一つ一つの「プロジェクト」のことを、「ジャーナル」といい、また「日誌」といい、さらに「雑記帳」とも呼んでいました。これらの語は、本来、それぞれ意味合いが違います。ひとつのことがらをいろいろなことばで言うことで、その本来の姿をぼんやりさせてしまっていました。

今回のトリセツでは、雑多な夾雑物がなくなって、「ごった煮」から脱していると思います。とてもわかりやすくなっていて、結構なことだと思います。

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2. 読書と知的生産」カテゴリの記事

コメント

BlueSkyさん。、「タグスケVer2.2」のテストとテストの感想、タグスケのアドバンテージなどの論評をいただき有難うございます。
 「ウィンドウズ環境でも、タグスケのようなプロジェクトごとの検討ができるスケジュールシステムを、私は知りません。」という点について関連発言します。
タグスケを他のプラットホームで使うことはakabekoの夢でした。Windows 環境でも、xpに限ってですが、タグスケそのものが動きます。
VZをWinXPへ導入実現が可能ならば、タグスケもXPへ導入出来ることになります。
 めざらさんのホームページ、野ざらし言3526発言(昨年1月28日)「VZをWinXPへ導入目指してみます」という題のakabeko の発言以後2月11日頃までのの一連の発言をご覧ください。
発端となる「3526発言要旨」を以下に要約しましょう。
「めざら資源のホームページにて、極楽VZ環境→Windows環境を発見しました。
めざらさんはいつ頃この知見を公開なさったのでしょうか。私、生憎、全く知りませんでした。 素晴らしいですね。
早速、挑戦させて頂きます。つまづいたらご指導ください。」
この発言の後に、akabeko の悪戦苦闘が続き、VZ をXP機へ導入することに成功しました。めざらさん、Konnoさん、文太さん、としさん等のご指導を受けたお陰でありました。

この他にもいろいろとタグスケ関連の研究は蓄積されています。masaさんとの共同研究で未発表のものもあります。追々、masa's wonderlandをお借りして発表することも考えています。 

私は通常、VZのVer.1.57を使っています。
今回は、Ver.1.60を200LXに入れて、タグスケを導入しました。

1.57のVZは、windows(XPなど)環境でも、とくに支障なく動いています。ただし、1.60ように作られたマクロの一部は動きません。

タグスケを導入してみると、やはり、「プロジェクト管理」に適していると実感します。

つまり、プロジェクトごとに、過去の記録を見ながら、将来の作業を検討するのに適しているということです。

過去のまとまった記録を見るだけなら、雑多な過去の記録の中をgrepして、時系列に並べれば済んでしまいます。

GTDのように、現状を整理するためなら、タグスケよりも使いやすいツールはたくさんあると思います。

しかし、過去から将来に向かっての、複数の「プロジェクト」を扱い、しかも、それらをスケジュールとして横断的に検討するには、タグスケが随一と考えます。

BlueSky

BlueSky さん。平成24年、新年お目出とうございます。小生、相変わらずタグスケに執着しています。
昨年暮れからタグスケの基本思想というものを考えて来ました。以下に述べてみます。

タグスケという考え方(Philosophy of Tagusuke)
ちょっと大袈裟だが、タグスケにも基本的な考え方(設計思想と哲学)がある。
タグスケはアカベコが部品ソフトをバッチで組み合わせて組み立てたキットである。
何をタグスケにやらせようとするのか、その目的はBlue Sky さんが既に十分に指摘したとおりだ。
この目的達成の道具であるタグスケ・キットを構成する部品ソフトはアカベコが設計したのではない。アカベコは主としてsed という簡易プログラムを使って部品ソフト達を組み合わせているだけだ。部品ソフトはアマチュアの達人たちが公開しているインターネット上のサイト(Vector)等で無料で公開している。
ITに限らず技術者の間でシステムインテグレーション system integrationという言葉があるそうだ。これは、重要な思想だ。その意味は以下のようなものだ。
一つひとつの技術は最高、最新のものでなくても、他にない独自の技を統合することによって、高い総合力(付加価値)を生み出す。 技術者の世界では、それを「システムインテグレーション」と呼んでいる。あるべきものをあるべきところに組み込み、全体として大きなシステムを構築することだ。これこそ、タグスケにぴったり当てはまる言葉だ。
もう一つ、ITの世界における基本的な考え方がある。
1994年、マイク・ガンカーズ(X Window System開発チームの一員)は、UNIXで得た経験と、同僚プログラマーやUNIXに依存する他分野の人々との議論を活かし、以下の9つの至上命令に集約される「UNIX哲学」を創出した。Mike Ganncarzの著作「Unixという考え方」(原題The Unix Philosophy)から9のうち2、3を引用してみる。
1)小さいものは美しい。
2)各プログラムが一つのことをうまくやるようにせよ。
3)できる限り原型(プロトタイプ)を作れ。
 百花繚乱.comに読後感想文が出ていたので、ご紹介しよう。
・スモール・イズ・ビューティフル
・一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
等、UNIXというオープンソース(どこかで聞きましたね、そうですWeb2.0の基本キーワードです)の開発理念を例に取りながら説明をしている。ともすれば、複雑に更に巨大になっていくシステム開発への警鐘として、非常に興味深い内容となっている。特に、普段システム開発に従事されている方には非常に参考になると思う。何でもできることを目指した単独の大きなプログラムを作ろうとしていませんか?その他、"できるだけ早く試作を作成する""90パーセントの解を目指す"等PMPとも繋がる示唆に富んだ言葉が随所に出ている。これらの考えがその後、Linuxを含むWeb2.0の基本理念に繋がり更に花開いているのは非常に興味深い。

 さて、正真正銘のアマチュアであるアカベコが自分の仕事や生活をより快適にするために、作ったキットである。Ms-Dos もUnixを良く知る技術者が作った産物だし、Unixに似ている。Dos版の sedはUnixの世界からそのままの姿で移植されたものだ。
Ms-Dos環境で、sedを部品ソフトを組み合わせるタグスケは正にUnix Philosophyの影響を無意識のうちに受けていたようだ。
 次にHP200lxというプラットホームのことだ。これぞスモール・イズ・ビューティフルそのものだ。 このHP200lxでタグスケを使うとは、幸せだ。
                          以上

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