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2012年2月 1日 (水)

(582)日本人はなぜ株で損するのか?で紹介されているSBL

(582)日本人はなぜ株で損するのか?で紹介されているSBL

P1040855 「個人の方法処理システムで使えるかなぁ、、、」という方法論を見かけたので、お話ししておきます。

最近、「日本人はなぜ株で損するのか?」 藤原敬之 文春新書
副題「5000億円ファンド・マネージャーの京大講義」を読みました。

この本の中の、
I. 第三章「情報をどう処理すべきか?」に書いてあるSBL(マンダラート)は、面白かったです。

II.逆に、つまらない(興味深い?)ところは、ファンド・マネージャーとしての仕事は失敗しているというところです。

まず、この本の章立てを紹介します。
第一章「ファンド・マネージャーとは何か?」
第二章「株式運用の基本とは? そして独自の運用とは?」
第三章「情報をどう処理すべきか?」
第四章「株価とは何か?」
第五章「日本人はなぜ投資が下手か?」
第六章「日本人とは何か?」
となっています。

先に、II.つまらないところをお話ししておきます。

011ページ(序文)に
 「累計5000億円近いおカネを集め、日本株で運用を行ってきた」
とあります。このファンドマネージャーのファンドに投資していたら儲かったのか、あるいは儲からなかったのかについては、とても興味があります(笑)。
 しかし、「ただ、長年不振を極める日本株での運用がどのような結果となったかには深く立ち入りません」と書いてあります。

031ページ(第一章)に
 「誤解を恐れずに言いますが、運用ビジネスは洗練された詐欺といえます」
とありますが、ファンド・ビジネスのことを、そんなにはっきり「詐欺」って言っちゃっていいのかなぁ、、、と思います(笑)。

176ページ(第六章)には、
 「しかし、日本株の中長期との成長という大前提が崩れてゆく中で、プラスのリターンを出すことは残念ながら出来ませんでした」
とあります。ああ、結局のところ、投資家に損させたということなんですかね。

 ファンドマネージャーが、「5000億円のお金を集めた」「運用ビジネスは洗練された詐欺といえます」「プラスのリターンを出すことは残念ながら出来ませんでした」と書いているんですね。

 これを外科医にたとえれば、「理論的にも手技的にも、手術はうまくいった」「しかし、結果的に患者は死んだ」というようなものでしょうか。

 失敗したファンドマネージャーが株について講釈するというのは、「患者は死んだ」という外科医が、手術の仕方を講釈しようというのと、まぁ同じようなものだろうと思います。

では、II.面白いところについてです。

 第三章では、
 ▼「独自の情報整理術」
 ▼「日経を切り抜き、149の項目に分ける」
 ▼「情報の『次元認識』とは?」
 の3項目について説明しています。

 私が興味を持ったのは、93ページから106ページまでの、▼「日経を切り抜き、149の項目に分ける」の項目です。
 ここでは、2つの方法論を紹介しています。

 (1) 一つ目の方法論は、1.日経各紙で、これはと思った記事を切り抜く、→2.自分で149の項目を立てたビニール袋に入れてゆく、→3.重要だと思う情報はすべて(手作業で)書き写す、というやりかたです。

P1040859  (2) 二つ目の方法論は、SBL(スクエア・ブロック・ルーズリーフ)という方法です。
 これは、マンダラートという方法なのですが、著者は市販されているマンダラート手帳ではなく、A4サイズのものを自作して使っているとのことです。

 マンダラート手帳は、リフィルの大きさが小さいために、あんまり使えるメソッドではないと感じていました。
 しかし、著者のような使い方をするならば、考えをまとめるにはけっこういい方法かなぁと思います。

 この本は全体的には、私にとって、あまり面白い本ではありませんでした。

 しかし、著者がSBLという方法を書いたところは、この本の中で、ピカッと光っている場所です。マンダラートの新しい使い方を提示しています。

 私も、近いうちに、このSBLという方法を試してみようと思います。

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