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2017年10月25日 (水)

(721) エクセル本だけれど200LXのlotus1-2-3でも参考になる。『経理をエクセルで楽にする本』

(721) エクセル本だけれど200LXのlotus1-2-3でも参考になる。『経理をエクセルで楽にする本』 (井ノ上陽一)

Frontこの本には、『フリーランスとひとり社長のための』という副題がついています。
このブログで個人事業と法人の税金のことを話題にしていましたので、フリーランスという語にひかれて、大型書店の棚から手に取りました。

本の表紙では『覚える機能は2割で充分!』というキャッチが目に飛び込んできます。
立ち読みで、パラパラと目次と内容を読んで、内容をだいたい把握したあとで棚に戻して、ほかの本を渉猟して自宅に戻りました。

私は年間で500~600冊くらいの各種のジャンルの本を読みます。雑誌も同じくらいの冊数を読みます。本も雑誌も、たくさん購入しいくと2箇所ある書斎が本でいっぱいになってしまうので、なるべく立ち読みで済ますようにしています。購入するのは立ち読みした本のうちの1割くらいです。

この本も、通常なら立ち読みしたらそれっきりで忘れていくのですが、内容をじっくり読んでみたいという気持ちが数日間も持続していたので、購入して読むことにしました。読んでみたらなかなかおもしろい。LXerにも参考になると思います。

ところで「外資系の、、」を含めて、ほとんどのエクセル本は自分のためにエクセル(表集計アプリ)を使うというよりも、見栄え(プレゼンテーション)を問題にしています。
しかし、この本の場合は、徹頭徹尾、自分のためにエクセルを使うという視点で書かれています。

HP200LXは、もともと個人情報管理のために作られた機器です。200LXに装備されているLotus123もSolverもPocketQuickenも、個人(だけ)で使うことを目的にしています。200LXを使っていると「個人情報管理のための道具だ」と実感することが多いです。
そういう「個人で使う表集計アプリ」という視点でこの本を読むと、納得できることがとても多いです。

どんなところで私が納得できたのか?ということを順にお話してみましょう。

 19ページに、
> 自分だけが見る表に「外資系っぽい見た目」はいらない。
> フリーランスやひとり社長の資料は「わかればそれで充分」
 とあります。これを読んで「そうだ、そうだ!」と思いました。(私が小規模法人を運営しているからです)(また、200LXのlotus123を活用しているからです)

> エクセルを使うときには電卓とテンキーは使わない。
 24ページにこう書いてあります。確かに表集計のセルひとつに一台の電卓の機能がありますから、電卓は使う必要はありません。しかし、200LXの場合はテンキーが独立しているのがウリのひとつです。そのために数字の入力が非常にやりやすくなっています。

> 同じ処理なら「ブックやシートはできるだけ少なく」が大原則
 91ページに、このように書いてあります。
 日常的にエクセルを使っていない私としては、ブックは使い勝手が良いものだと思っていました。
 そうですか、使い勝手はよくないのですか。
 200LXのlotus123の場合は、Excellのシートの代わりに、PgUp/PgDnを押して画面ごとに使うと使いやすいです。
 (この使い方のことは項を変えてお話しましょう)

> エクセルで処理のしやすい「きれいなデータ」とは。
 110ページに書かれていますが、著者の言う「きれいなデータ」という考え方を知りませんでした。著者は、隙間なく連続してデータが並ぶ入力の仕方のことを言っています。200LXのlotus123では、扱うデータ量がもともと少ないですから、自然に「きれいなデータ」になってしまいます。

Back本の後半では、「表集計の使い方」から発展して、個人事業主として(経理関係の)数字の管理に話が進んでいきます。こちらのほうもなかなか興味深かったですし、「なるほどなぁ」と納得することもいっぱいありました。

> 分けにくい事業のお金と家計を1枚のシートで管理する
> 小規模ビジネスでは事業のお金と家計の区別はない。
 143ページにこのように書かれています。
 個人事業主とかマイクロ法人だと、事業と家計をいっしょに管理するほうが運用しやすいのかもしれません。 私の場合は管理する法人が2つありますし、個人でも青色申告の不動産収支がありますので、きっちり家計と区別する必要があります。法人の会計処理と青色申告の収支は、スタッフ(従業員)や顧問税理士に任せっきりにしています。

>P162 グラフの7割は[alt]+[F1]で作る棒グラフで事足りる。
>   グラフはまず作ってみる。
 162ページに、エクセルでの簡便な棒グラフの表示方法が載っていました。エクセルではセルの中に数字といっしょに棒グラフを表示できるんですね。なるほど、こりゃあ便利だ。

Package パソコンでのlotus123も、エクセルと同じような機能があると便利なんだけどなぁ、、
 (このことも、項をあらためてお話しましょう)

> 経営にとって数字は非常に大事な要素ですが、どうしても苦手な人もいるでしょう。
> そんな時にグラフで把握するのがおすすめです。実は私も数字をじっと見るのが
> 苦手&嫌いなので、すぐグラフにしてすませています。
 177ページには、数字をグラフ化して把握するということが書かれています。
 私は、税理士とかの数字を扱う人たちは、数字の字面を見るだけで頭のなかでグラフ化できるのだと思っていました。
 数字が苦手な税理士さんもいますか。安心したぁ(笑)。

> 分析のための会計データをエクセルに取り込む(219ページ)
> 見づらい会計ソフトの推移表をエクセルで加工する。(230ページ)
 著者の場合は、領収書・レシートのデータはまずエクセルに入力して、それを弥生会計などの会計ソフトにインポートする方式を取っているそうです。(154ページ)
 会計ソフトで税務会計の処理をしたあとで、自分に必要なデータを再度エクセルにエクスポートして、それで経営判断しているようです。
 そういう方式が便利なら、そういうのもアリなんですね。

 ただ、200LXを使っている私が同じようなことをするとしたら、領収書・レシートのデータはポケットクイッケンに入力すると思います。masaさんがいつだったか書いていたように、200LXのクイッケン以上に入力しやすいアプリはないと思うからです。((629)ポケット・クイッケン(PQ)のデータを青色申告に使いたい(前編))

 会計ソフトから必要な数字をエクスポートして、表集計に持ってきておくのは、著者の言うように経営判断に便利だと思います。

 私の場合、上に書いたような2つの法人と青色申告の個人の確定申告書から、必要な数字だけを(面倒ですが)lotus123に手入力しています。
 簡易的なものでもB/SやPLや確定申告書の数字が手元(200LX)にあると、頻回に見直すのに便利です。

(今回の内容と関連した項目)

(630)ポケット・クイッケン(PQ)のデータを青色申告に使いたい(後編)。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/630pq-e5a7.html

(98)200LXでのポケットクイッケン(PQ)
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/98200lxpq_ce19.html

(86)ロータス123のレファレンス
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/86_67d4.html

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