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2018年8月20日 (月)

(756)居合道はともかく、(公財)合気会では不明朗な金銭授受は皆無

(756)居合道はともかく、(公財)合気会では不明朗な金銭授受は皆無

前項の「(755)『「超」独学法』.やはり野口悠紀雄は面白い」で、「音楽、スポーツ、音楽、美術、踊り、演劇など」の「実技の類も難しい」と書いています(本書119ページ)とお話しました。

野口先生が「実技の類も」独習が「難しい」という「実技」についてお話しようと思います。

Yondan 私は10年以上、武道とピアノ演奏を習っています。
武道は、(公財)合気会の指導部師範に15年以上教わっています。
ピアノも大学のピアノ指導者(講師)から10年以上にわたって教わってきています。

実技である合気道とピアノ演奏も、振り返って考えてみても、完全な独習は無理だと思います。

今回のお話は、約10年前に書いた「(293)上達の法則」についての続編と思っていただくのが良いです。

「(293)上達の法則」の項では、「いろんな習い事をするのにも、当然「王道」があるはずです」「どんな習い事でも、最短で上達する方法論があると思います」と書きました。ただ、私がお話する「最短で上達」というのは、他人と比べての「最短」ということではありません。「自分自身としてもっとも効率が良い」という意味での「最短」ということです。

ピアノ演奏については、演奏できる曲が少しづつ増えて、楽譜の読み方もじょうずになって、楽曲の解釈も演奏もゆっくり進んできているのですが、上達の目安になるような指標がありません。

他方の「合気道」は、(公財)合気会での昇級・昇段審査がありますので、それを上達の目安にすることができます。最近、昇段審査としては最高段である四段を印可されましたので、いままでの上達の過程を振り返ってみようと思います。(五段以上の実技審査はありません。別の形式の審査になるようです)

(公財)合気会では、最初の昇級審査が五級審査です。これは通常入門から1年後に受けることができます。合格率はたぶん100%に限りなく近いです(笑)。
五級以上は、通常半年ごとに昇級審査を受けて、四級→三級→二級→一級と進みます。
一級を印可されて約1年で初段の審査を受けることができます。合格すれば黒帯です。合気道の場合は黒帯から袴の着装が許されます。

そういうことで、「ブラックベルト」になるには入門から四年以上かかります。稽古仲間から祝福されて、家族・知人からも「黒帯はすごいですねぇ」などと言われますし、自分でも「おお、初段に到達したか!」とうれしいものです。\^o^/

(公財)合気会の昇級・昇段審査要項には、「初段:壱級取得後70日以上稽古した者」「弐段:初段允可後1年以上稽古した者(稽古日数200日以上)」「参段:弐段允可後2年以上稽古した者(稽古日数300日以上)」「 四段:参段允可後3年以上稽古した者(稽古日数400日以上,年齢22才以上)」とあります。

「○年以上稽古した者」という条件がありますが、じっさいには、最低「○年」プラス1年とされているようです。

そうなると、初段→二段には2年、二段→三段には3年、三段→四段には4年の稽古年数が、最低必要な経験年数ということになります。

一般的には、週に一回稽古をする人がほとんどだと思います。段位があがるについて週に2回とか3回とか稽古します、ほとんど毎日稽古に参加する猛者もいるようです。ちなみに私の場合はコンスタントに週に3回の稽古を続けてきています。

9997私が昇級あるいは昇段を印可されるに要した日数(月数)を200LXのロータス123に入力してみました。
図の黒く反転したセルが印可されるのに要した月数です。つまり、最初の五級を印可されるのに要したのが12ヶ月で、最後の四段を印可されるに要したのは49ヶ月でした。
白黒反転した列の右側の列は、(公財)合気会の昇級・昇段に要する、事実上の必要月数です。

9999比較のために、棒グラフで私が昇級昇段に要した月数を表示して、折れ線グラフで(公財)合気会の昇級・昇段の事実上の必要月数とをグラフに表示しました。
棒グラフの頂点と折れ線グラフの各ポイントはだいたい一致しています。とくに五級では、12ヶ月の期間が必要なところ私も12ヶ月で印加されています。四段では、48ヶ月の期間が必要ですが、私は49ヶ月で印可されています。

棒グラフと折れ線グラフの値が大きく違うところは2段審査です。印可に24ヶ月必要ということですが、私は倍以上の53ヶ月を要しています。当時もコンスタントに稽古を続けていたのですが、「もう、昇段しないんじゃないか」と思っていました。

9996こちらは、別の見方をしたグラフです。入門から昇級・昇段するまでに要した月数を積算して表示したグラフです。初段のところを見てみると、印可に48ヶ月必要なところ、私は44ヶ月で印可されています。けっこう速いスピードで昇級してきたことがわかります。
しかし、二段への昇段に時間がかかったため、折れ線グラフの二段のポイント(70ヶ月)と、棒グラフの二段のポイント(92ヶ月)で、差があります。
この差が三段審査、四段審査まで持ち越されているので、最終的な四段審査の印可が遅くなっています。

それでも、四段審査の印可はまぁまぁ早いほうだろうと思います。週に3回もの稽古を続けてきていることのたまものです。

おおそうだ! この項では「(公財)合気会では不明朗な金銭授受は皆無」ということを言いたいのでした。

合気会は、クリーンで充実した組織だと思います。

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