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2018年8月20日 (月)

(757) 「お手軽勉強法」は役に立たない.『「超」独学法』

(757) 「お手軽勉強法」は役に立たない.『「超」独学法』

野口悠紀雄先生は『「超」独学法』の本で、「音楽、スポーツ、音楽、美術、踊り、演劇など」の「実技の類も(独学が)難しい」と書いています。
また、つい最近、居合道の段位審査での不正な金銭授受のことがニュースになったことがありましたので、実技系の武道のことを前項でお話しました。

今回は、『「超」独学法』にある「お手軽啓発書はなにの役にも立たない」(142ページ)ということに関連したお話をします。

『「超」独学法』には、「人々が「お手軽勉強法」を求めるのは、「苦しい勉強をできるだけ早く済ませて、結果だけ欲しい」と考えるからだろう」(本書142ページ)、「とくに『手軽に勉強できる』ことを売り物にするものが、そうだ」「考えてみれば明らかなように、手っ取り早く学べることは、すぐだめになる。お手軽啓発書はなにの役にも立たない」(本書142ページ)、とあります。

1002018私が、簿記・会計・ファイナンスの学習をすすめているときに、週刊ダイヤモンドでこの「決算書」の特集号が発売されました。「おお、よい時期によい特集号がでたな」と思って読んだのですが、ほとんど理解が進みませんでした。

どうして役に立たないか?と考えると、野口先生が言うような「お手軽勉強法」だからなのです。

この「決算書100本ノック!」の表紙を読んでみてください「最新」「超楽チン理解」と書いてあります。表紙に「楽ちん」とうたっているんですね。この特集号を読んでも、野口悠紀雄先生が「手っ取り早く学べること」は「すぐだめになる」と書いているように、読む端から忘れていきます。

1002017_2昨年度のも見てみましょう。「会社の数字がわかる反復練習」という副題です。小さな文字で「PL、BS、CF基本のキを楽チン理解」「演習とクイズで楽しくマスター」「銀行、証券 特殊な財務も優しく解説」などと書かれています。

なぜ、これらの「決算書」特集を読んでも理解が進まないのかを考えてみます。

いったん「決算書」から離れて、学生(受験)時代のことを思い出してみます。

Chartc学生時代は、数学の計算問題を延々と繰り返しました。100本ノックどころじゃなくて、1000本、1万本と数え切れないほどのたくさんの計算問題をこなしました。

数学(算数)ができる子どもと、できない子どもがいましたが、その差はどこででていたんでしょうか?
あるいは、理数系が得意な子どもと、文化系が得意(実は数学が不得意)な子どもの差は何だったんでしょうか?

小学校・中学校・学習塾の先生たちはよくわかっていると思います。計算問題を飽きずに繰り返し繰り返し解くことができた子どもと、「ああ、わかった!」というだけで、大量の問題数をこなすことができなかった子どもの差だったのだろうと思います。

ちょっと賢い子どもは、初歩の数学(算数)の問題ならすぐ理解できます。そこで繰り返すのをやめてしまうと数学(算数)が身につかないのです。結果的に、バカみたいに計算問題を繰り返し繰り返し解くことができた子どもが、数学(算数)がデキル子どもになったんです。

そういうことでは、週刊ダイヤモンドの「決算書」特集も子どもの算数勉強と同じです。たしかに特集を読めば表面的な理解はできます。しかし、自分で問題を解くというエクササイズがないのです。もし、「決算書」をマスターする気なら、大量の同質の「計算問題」を繰り返す必要があるはずです。じゅうぶんな時間をかけて、たくさんの問題をこなす必要があるのです。

週刊ダイヤモンドでは、「100本ノック」と表示していますが、この「100本」は同質のものが100本でなはく、それぞれ違ったものを違った解釈で100種類並べたにすぎません。こんなもの、いくら読んでも決算書はマスターできないです。

決算書をマスターした人が、理解のバリエーションを増やす目的で読めば、それなりに役に立つかも知れませんけど。

(756)居合道はともかく、(公財)合気会では不明朗な金銭授受は皆無

(756)居合道はともかく、(公財)合気会では不明朗な金銭授受は皆無

前項の「(755)『「超」独学法』.やはり野口悠紀雄は面白い」で、「音楽、スポーツ、音楽、美術、踊り、演劇など」の「実技の類も難しい」と書いています(本書119ページ)とお話しました。

野口先生が「実技の類も」独習が「難しい」という「実技」についてお話しようと思います。

Yondan 私は10年以上、武道とピアノ演奏を習っています。
武道は、(公財)合気会の指導部師範に15年以上教わっています。
ピアノも大学のピアノ指導者(講師)から10年以上にわたって教わってきています。

実技である合気道とピアノ演奏も、振り返って考えてみても、完全な独習は無理だと思います。

今回のお話は、約10年前に書いた「(293)上達の法則」についての続編と思っていただくのが良いです。

「(293)上達の法則」の項では、「いろんな習い事をするのにも、当然「王道」があるはずです」「どんな習い事でも、最短で上達する方法論があると思います」と書きました。ただ、私がお話する「最短で上達」というのは、他人と比べての「最短」ということではありません。「自分自身としてもっとも効率が良い」という意味での「最短」ということです。

ピアノ演奏については、演奏できる曲が少しづつ増えて、楽譜の読み方もじょうずになって、楽曲の解釈も演奏もゆっくり進んできているのですが、上達の目安になるような指標がありません。

他方の「合気道」は、(公財)合気会での昇級・昇段審査がありますので、それを上達の目安にすることができます。最近、昇段審査としては最高段である四段を印可されましたので、いままでの上達の過程を振り返ってみようと思います。(五段以上の実技審査はありません。別の形式の審査になるようです)

(公財)合気会では、最初の昇級審査が五級審査です。これは通常入門から1年後に受けることができます。合格率はたぶん100%に限りなく近いです(笑)。
五級以上は、通常半年ごとに昇級審査を受けて、四級→三級→二級→一級と進みます。
一級を印可されて約1年で初段の審査を受けることができます。合格すれば黒帯です。合気道の場合は黒帯から袴の着装が許されます。

そういうことで、「ブラックベルト」になるには入門から四年以上かかります。稽古仲間から祝福されて、家族・知人からも「黒帯はすごいですねぇ」などと言われますし、自分でも「おお、初段に到達したか!」とうれしいものです。\^o^/

(公財)合気会の昇級・昇段審査要項には、「初段:壱級取得後70日以上稽古した者」「弐段:初段允可後1年以上稽古した者(稽古日数200日以上)」「参段:弐段允可後2年以上稽古した者(稽古日数300日以上)」「 四段:参段允可後3年以上稽古した者(稽古日数400日以上,年齢22才以上)」とあります。

「○年以上稽古した者」という条件がありますが、じっさいには、最低「○年」プラス1年とされているようです。

そうなると、初段→二段には2年、二段→三段には3年、三段→四段には4年の稽古年数が、最低必要な経験年数ということになります。

一般的には、週に一回稽古をする人がほとんどだと思います。段位があがるについて週に2回とか3回とか稽古します、ほとんど毎日稽古に参加する猛者もいるようです。ちなみに私の場合はコンスタントに週に3回の稽古を続けてきています。

9997私が昇級あるいは昇段を印可されるに要した日数(月数)を200LXのロータス123に入力してみました。
図の黒く反転したセルが印可されるのに要した月数です。つまり、最初の五級を印可されるのに要したのが12ヶ月で、最後の四段を印可されるに要したのは49ヶ月でした。
白黒反転した列の右側の列は、(公財)合気会の昇級・昇段に要する、事実上の必要月数です。

9999比較のために、棒グラフで私が昇級昇段に要した月数を表示して、折れ線グラフで(公財)合気会の昇級・昇段の事実上の必要月数とをグラフに表示しました。
棒グラフの頂点と折れ線グラフの各ポイントはだいたい一致しています。とくに五級では、12ヶ月の期間が必要なところ私も12ヶ月で印加されています。四段では、48ヶ月の期間が必要ですが、私は49ヶ月で印可されています。

棒グラフと折れ線グラフの値が大きく違うところは2段審査です。印可に24ヶ月必要ということですが、私は倍以上の53ヶ月を要しています。当時もコンスタントに稽古を続けていたのですが、「もう、昇段しないんじゃないか」と思っていました。

9996こちらは、別の見方をしたグラフです。入門から昇級・昇段するまでに要した月数を積算して表示したグラフです。初段のところを見てみると、印可に48ヶ月必要なところ、私は44ヶ月で印可されています。けっこう速いスピードで昇級してきたことがわかります。
しかし、二段への昇段に時間がかかったため、折れ線グラフの二段のポイント(70ヶ月)と、棒グラフの二段のポイント(92ヶ月)で、差があります。
この差が三段審査、四段審査まで持ち越されているので、最終的な四段審査の印可が遅くなっています。

それでも、四段審査の印可はまぁまぁ早いほうだろうと思います。週に3回もの稽古を続けてきていることのたまものです。

おおそうだ! この項では「(公財)合気会では不明朗な金銭授受は皆無」ということを言いたいのでした。

合気会は、クリーンで充実した組織だと思います。

2018年8月19日 (日)

(755) 『「超」独学法』.やはり野口悠紀雄は面白い。

(755) 『「超」独学法』.やはり野口悠紀雄は面白い。

前々項で、平凡社新書『バッハ』(「音楽の父」の素顔と生涯)のことをお話したときに、ジュンク堂の新書の棚でたまたま『バッハ』(「音楽の父」の素顔と生涯)(平凡社新書)を見つけてしまったので、、」と書きました。
Dokugaku今回も、新書の棚で『「超」独学法』を見かけたので購入してしまいました。

私の住居は、大型書店(藤沢ジュンク堂と藤沢有隣堂)から徒歩1~2分の場所にあります。というよりも、大型書店の近くに住みたいがために現在のマンションを住居に選んでいます。週に数回は大型書店を訪問して、一回に10冊くらの本を立ち読みしてきます。本を買うのは、内容をざっと読んで読む価値のある本だけにしています。

というのは、自宅と事務所の書架スペースは合わせれば数千冊分あるのですが、どうしても本が多くなってしまいがちだからです。保存スペースの関係上、なるべく買わずに立ち読みだけで済ませる必要があります。読まなくなった本や雑誌は適宜処分しなければなりません。

「本を買わないで読むだけなら図書館を使えばいいじゃないか」という考えもあると思います。しかし、図書館の場合は、続きを読みたいからとか詳しく読みたいからといっても、そのまま本を持ち帰えることができません。また、本に書き込みをしたりページの端を折ったりすることができません。

私にとってそれ以上に問題なのは図書館の開館時間です。書店の場合は夜まで営業していますが、図書館は職員の勤務時間しか開館していないのが不便です。そういうことで、図書館ではなく、もっぱら大型書店を利用することになってしまいます。

さて、『「超」独学法』の内容のことですが、野口悠紀雄先生の本はやっぱり面白いです。ページの端を折ったり書き込みしたりしながら読みました。

Cover表紙の帯には、「『学び直し』がとんでもなく『面白く』なる!」「どんなジャンルも独学できる最先端かつ最強の勉強メソッドを全公開」とあります。これが出版社の考えるこの本のキャッチですね。

副題に「AI時代の新しい働き方へ」とあります。こちらが野口先生のキャッチです。

Hyousiura表紙カバーの内側・外側トビラには、「独学こそ最も効率的な勉強法である」「独学を継続するために必要なのは、次の4つ」「(1)はっきりした目的を持つ、(2)強いインセンティブを持つ、(3)勉強の楽しさを活用する、(4)時間を確保する」とあります。これが出版社が考えるこの本の要約でしょう。(本書131ページ)

この本を通読して、最終的に読書カードにひとこと書くとしたら、このように書くのが標準的でしょう。でも、担当編集者は著者のメッセージを適切に把握しているのでしょうか。

『本を読む本』が教えるように、以上のようなことを念頭に置きながらこの本を読んでいきます。※(『本を読む本』のことは、末尾に付け足しで書きました)

すると、著者が主張していることは、本のキャッチとは微妙に違うことがわかります。

著者ははしがきで、「主たる読者として想定しているのは、学校教育を終えて仕事に携わっている方々」と書いています。
そういう人たちに向かって、「独学は無限の可能性を持っている」「独学で勉強することが容易になった」と呼びかけています。(本書3ページ「はじめに」)

「新しい勉強の時代が到来」し「勉強の必要性が高ま」ったというのは、学校で学んだことや、社会に出てそれまで身につけた経験と知識だけではやっていけなくなったということでしょう。会社に就職してから定年退職まで、今までと同じ調子でやっていけるような時代ではなくなったということでしょう。

また、「独学で勉強することが容易になった」のは、スマホとかインタネットが使えるようになったからです。そういう便利なツールが出現しているんだよということだと思います。

一方で、なんでもかんでも独学が良いというわけでもないことも書いています。

「独学が容易な分野と困難な分野」がある。「法、経、商、文は、独学がやりやすい分野」であり、「医学は独学では習得できない。工学もかなり難しい」と書いています。また、「音楽、スポーツ、音楽、美術、踊り、演劇など」の「実技の類も難しい」と書いています。(本書119ページ)

そのほかに、「人々が「お手軽勉強法」を求めるのは、「苦しい勉強をできるだけ早く済ませて、結果だけ欲しい」と考えるからだろう」「実は、勉強の最も強いインセンティブは、好奇心である。面白いから、楽しいから勉強するのだ」「知識が増えれば、好奇心はさらに増す」とあります。(本書142ページ)

そうですね。本を読んだり、お勉強をしたりするのは、純粋な知的好奇心からも面白いですものね。

ちょっとした注意として、「『自己啓発書』と言われているもののほとんどは、役に立たない。とくに『手軽に勉強できる』ことを売り物にするものが、そうだ」「考えてみれば明らかなように、手っ取り早く学べることは、すぐだめになる。お手軽啓発書はなにの役にも立たない」(本書142ページ)
と書いています。ちょっと耳に痛い言葉です。

この本全体としては面白いことが書いてあるのですが、残念ながら私にはあんまり向いていません。
私自身が、「はしがき」にあるような「主たる読者」の対象から外れてしまっているからです。

142ページにあるように、「勉強は楽しい」「実は、勉強の最も強いインセンティブは、好奇心である。面白いから、楽しいから勉強するのだ。知識が増えれば、好奇心はさらに増す」というのは確かだと思います。

しかし私の場合、生きていくのに必要十分な資産を蓄積し終わって、勉強して能力を上げて収入を増やす必要がなくなりました。これからバリバリ仕事をしていくという状況ではありません。

むしろ、私にとっての大きな課題は、勉強し続けていなければ、単なるボケ老人になってしまうことです。

==========  『』について ==========

『本を読む本』は、以下の項でお話したことがあります。

(129)読書術について
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/128_18b7.html

(131)速読法批判
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/130_0d29.html

(132)各種の読書法の本
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/131_9c03.html

(254)発売中の週刊東洋経済「最強の読書術」は面白い(0)総論
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/2540_bb7e.html

2018年8月15日 (水)

(754) 『忘れられた日本人』(宮本常一著) 昔はこんな人たちがいたのか。

(754) 『忘れられた日本人』(宮本常一著) 昔はこんな人たちがいたのか。

Prmag本屋さんで毎月10種類くらいのPR雑誌をもらってきます。
私は年間何百冊かの本を読んでいるのですが、これらのPR雑誌に掲載されている本から選ぶことが多いです。

そのほかに日経新聞と週刊ダイヤモンドと週刊東洋経済の書評をもとにして選ぶことも多いです。

でもいちばん参考にするのは、日経新聞の新刊広告です。
たぶん、読書量の7~8割は新刊広告を見て選んでいると思います。

Wasureどこかの出版社のPR雑誌に『忘れられた日本人』(宮本常一著)のことが載っていたので、もう一度読もうと考えて本棚から机上に出しておきました。

きょうは数カ月ぶりにフリーの一日だったので、やっと読むことができました。

「そうそう、やっぱり面白い」「昔はこんな人たちがいたんだな~」と思いながら、何十年かぶりに読みました。

読み終わってから、「出版社のPR雑誌ではどういうふうに評価していたんだっけ?」と思って、手元にあるPR雑誌をぜんぶ見てみたのですが、今回の情報源が何なのか見つけ出すことができません。

だれかがブログに『忘れられた日本人』のことを書いているかもしれないと思って、ネットで検索してみたら、私の目にとまった情報源はダイヤモンドオンラインだったことがわかりました。

Diamond4ダイヤモンドオンラインには、「電車の中では読みにくいようなエロ話も多いが、「どうやっても人間は生きていける」と妙な勇気が湧いてくる不思議な本だ」とあります。

そうです。男女の情愛や若衆の夜這いのことなど昔の日本人のおおらかな性の話がけっこう記載されています。

そういえば、私が中学生二・三年生のころ、工場にアルバイトに行ったときに、そこで働いている大人たちが昼休みなどに、あけすけにセックスのことを話しているのを聞いてびっくりしたことを思い出しました。

ある時代の人たち、ある地域の人たち、ある階層の人たちは、性についてかなり大らかだったのかも知れません。

2018年8月 5日 (日)

(753) 平凡社新書『バッハ』(「音楽の父」の素顔と生涯)は濃厚な一冊

(753) 平凡社新書『バッハ』(「音楽の父」の素顔と生涯)は濃厚な一冊

Bach_book簿記・会計・ファイナスの勉強をしているのに、ジュンク堂の新書の棚でたまたま『バッハ』(「音楽の父」の素顔と生涯)(平凡社新書)を見つけてしまったので、購入して読みふけってしまいました。
新書なので定価は920円とやすいのですが、内容は非常に濃厚で読み終わるまで何日もかかってしまいました。

内容は本の帯にもあるように、バッハの「生涯と作品」についてです。
目次を見ると、第一章「バッハとルター」、第二章「バッハへの旅」(街でたどる生涯)、第三章「オルガンと世俗カンタータでたどるバッハの足跡」、第四章「家庭人バッハ」、第五章「バッハ・ディスクガイド」となっています。
とくに圧巻なのが第二章で、バッハが暮らした街を順に紹介しながら、そこでの暮らしとその街で作曲した曲について詳しく解説しています。
本の冒頭にドイツの地図を載せているので、街の位置関係がわかるように読みやすく工夫されている本でした。

Tabi同じ著者の『バッハへの旅』は、バッハ関連の街の写真がたくさん載っていて写真集のような本です。
この本の写真を見ているのも楽しいのですが、平凡社新書のほうは、写真が少なく文字がぎっしり詰まっている本でした。

Nendaikiこの平凡社新書『バッハ』の後半に、「アンナ・マグダレーナの年代記」のDVDがあると記載されていましたので、そのDVDも購入して鑑賞しました。こちらのDVDは、かなり昔の白黒映画でした。

Pianp主演がアーノンクールとレオンハルトなので時代考証などが正確にされているのだろうと思いながら映画を見ました。そういう面では面白いのですが、スジらしいスジもなくて物語としては面白くないです。ドイツ語版なので固有名詞くらいしか聞き取れず、日本語字幕をたよりに鑑賞しました。

Omoideアンナ・マグダレーナ関連では、「アンナ・マグダレーナ・バッハ『バッハの思い出』」という本があります。今回購入したDVDは、この本の映画化かと思いましたが、内容はまったく違います。でも『バッハの思い出』も、もう一度読みなおそうと思います。

Boxところで、バッハ音楽のCDボックスは何種類か持っていますが、自宅マンションでは主にこのボックスを聞いています。
バッハが作曲した宗教曲はドイツ語の歌曲が多くて、私にとっては難しすぎます。このボックスは器楽曲が主体になっているので、私にとっては聞きやすいボックスです。

今回の平凡社新書を読んだことで、また当分、バッハの世界に浸っていようと思っています。

(付記)バッハのCDボックスについては、
(730)小学館バッハ全集は楽しいな。http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/730-6ba4.htmlの記事で、『小学館バッハ全集』と『J.S.Bach Complete Edition』(CD 157枚) についてお話したことがあります。

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