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2018年9月17日 (月)

(762) ファイナンス番外編. 200LXを最強の住宅ローン計算機に

(762) ファイナンス番外編. 200LXを最強の住宅ローン計算機に

前項で、『ざっくりわかるファイナンス』の本についてお話しました。
続いて、200LXを使いながら『道具としてのファイナンス』を読んでいくことをお話ししようと計画していました。

ところが、ふと、200LXのTVMが住宅ローンの計算に使えるなら、むしろ、200LXを最強の住宅ローン計算機にする話をしてみよう!と思い立ちました。

そこで、ファイナンス関連の番外編として、「HP200LXを最強の住宅ローン計算機にする」ことをお話ししてみます。

まず最初に、200LXを住宅ローンの計算機に仕立て上げるのに使用するアプリケーションのことをお話します。

今回使うアプリケーションは、(1) 200LXのシステムマクロ、(2)金融電卓のうちの TVM (お金の時間的価値)アプリケーション、(3)表集計 Lotus123 とそのグラフ機能、です。

0002動作としては、左の図のように、今回使うシステムマクロを読み込んでおいてから、1.システムマクロで TVM を読み込んで、2.システムマクロで Lotus123 を読み込んで、3. Lotus123 に必要な数字を入力して、4.返済年数ぶんのデータを Lotus123 に書き込みます。
5.残債が次第に減少していくグラフを表示させたり、6.返済表をプリントアウトさせることができます。

それでは実際に、今回のシステムの使い方をお話します。

Scrn0001(1)「LOANCALC.LZH」をダウンロードして、その中に含まれている loancalc.mac と loancalc.wk1 の2つのファイルをSDカードにコピーして、そのSDカードを200LXに装着しておきます。

9999(2) [CTRL}+[&...] のキーを押して、システムマクロを起動します。システムマクロに SDカードにある loancalc.mac を読み込みます。

「住宅ローン計算機」としての機能は、システムマクロを軸にして動作しますので、システムマクロを読み込みさえすれば、あとはキーを押すだけでグラフ表示やプリントアウトができます。

0003(3) [+-*/] のキーボタンを押して [HP CALC] を起動してみましょう。金融電卓のうちのどの機能が表示されていてもOKです。あとで、必要な機能に変更します。

(4) その状態で、[Fn]+[F1] を押します。TVM が起動して、上の図のように初期化されます。

0004(5) その状態で、[Fn]+[F2] を押します。自動的に、今回使う Lotus123 のファイルが読み込まれます。

! これで準備完了。200LXが「最強の住宅ローン計算機」になりました !

あとは、必要な数字データを入力して計算させるだけです。

0005(6) ためしにローン計算の数字を入力してみます。ローン借入金が3200万円、(固定)金利が1.5%、返済期間が25年という設定にして、数字を入力します。(カーソルがある部分は空白のままで)「Fn]+[F3] を押すと、この図のように、毎月の返済額は12万8千円と計算されます。

0006(7) さらに返済表を作るために、[Fn]+[F6] を押します。一年ごとの返済表を計算する画面が表示されます。
返済年を25年としましたので、[F2] を25回押します。[F2] を押すたびに、裏で Lotus123 にデータが記入されます。

(じつは、自動的に返済年数ぶんのデータを Lotus123 に書き込ませようとしたのですが、結局不可能でした)(そのため手動で書き込みします)参考:(621)必要な回数だけシステムマクロを自動実行する。

0007(8) [F2] を25回押したあとの画面がこの図です。最上行に、Group が25と表示されています。Remaining balance (残金) が 0.74(万円)と表示されています。残金はほとんどゼロに近いですから7400円は気にしないことにします。(念のため)最後に [ESC] を押して計算モードから抜けておきます。

0008(9)  Lotus123 の [123] キーを押すと、返済一覧表ができていることがわかります。(一ヶ月ごとの返済表も作れるのですが、今回はパスします)

さらにグラフ表示までしてみましょう。

0009(10) グラフ機能にデータを入力させるために、[Fn]+[F7] を押します。実際にグラフを表示させるには [F10] を押します。ローン残高が徐々に減少するようすがわかります。元金3200万円が約半分になるのはいつ頃でしょうか? グラフからは14年目くらいです。「ESC] を押してグラフから表に戻ると正確な数字を見ることができます。

(11) おまけ機能は返済一覧表のプリントアウトです。[Fn]+[F8] を押すことで、SDカードに chrtprnt.txt というファイルで出力されます。このファイルをパソコンに取り込んでプリントアウトしてください。

(12) さらにおまけです。SDカードにプリントファイルが存在している場合は、[Fn]+[F8] では上書き出力できません。エラーになります。上書き出力する場合は [Fn]+[F5] を押してください。

以上で、200LXを「最強の住宅ローン計算機」にする話は終わりです。

(13) もう一度、(4)から繰り返すために、入力した数字データを消去するには、[Fn]+[F9] を押してください。

(14) (そのままでもかまいませんが)「ローン計算機」機能を終了させるには、[Fn]+[F10] を押してください。

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