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2018年11月 1日 (木)

(765) Lotus123の表集計シートをリストアップと順位決めに使う

(765) Lotus123の表集計シートをリストアップと順位決めに使う

Img_20181031_004325_2日経新聞夕刊に「就活のリアル」というコラムが連載されています。著者はハナマルキャリア総合研究所代表の上田昌美という人です。

今回、「優先する企業を迷ったら」「エクセルシートで順位決め」というタイトルで面白いことが書かれていました。

就活で受ける会社の一覧表をエクセルシートで作っておいて、5段階で会社に点数をつけて、その点数をトータルして志望度合いの優先順位を決めていく、という方法です。

一般的に、エクセルやLotus123のような表計算シートは、「計算」のために使うことが多いです。しかし、この新聞記事のように物事をリストアップして、順位付けに使うのも有効な使い方だと思います。
私も200LXのLotus123をこの同じような用途に使うことがけっこうあります。

Img_20181031_004352このような使い方では、必要な項目を迅速にリストアップしてしまいます。表集計シートに記入しておけば、いつでも見たり修正したりできます。
そのためには、デスクでエクセルのような高機能の表計算アプリケーションを使うよりも、
いつも持ち歩く200LXのLotus123に入力しておくほうが使い勝手が良いと思います。

このような目的で表集計を使うとき、(1)見やすいように行ごとにリストアップする、(2)項目ごとにつけた点数を集計できる、(3)点数を元にした並び替え(ソート)が簡単にできる、という性質がとくに便利です。

今回は、Lotus123の簡便な使い方として、私自身がどんな使い方をしてきているのか例をあげてお話ししてみましょう。

このような使い方は、表集計シートのもっとも基本的な使い方ですが、一時的に使って、そのシートを消去してしまうことが多いものです。

Files消してしまっていることが多いと思いながらも、今までのLotus123シートを総ざらいして検討してみました。まず、200LXのSDカード内にwk1ファイルが何個保存されているかチェックしてみました。そしたら、左図のように約700のファイルが残っていました。

その約700のwk1ファイルの内容もみてみたところ、手軽に使ってすぐに破棄してしまうようなファイルは、ファイルの大きさでいうと1.5kb~4.0kbくらいの小さなファイルばかりでした。

それらのいくつかについて、具体的にお話してみます。

9994[例1] 2005年2月に3人の職員が入職して全員で12人になったときに、事務所に勤務している人たちが、どれくら長期間勤務してくれているかを計算してみました。
一覧表にひとりひとりの採用年月を入力したのがこの図です。最長の人は12年勤務していて、最短の人が0.2年でした。日数に換算すると、前者が4457日、後者は74日です。

9993私はこのような数字を見ても、グラフ化しないと数字をうまく認識できません。それで、左図のようにグラフ化してみました。グラフを見ると計算しなくても平均2000日(5年くらい)勤務してくれていることがわかります。

9992{例2] 友人が訴訟トラブルに巻き込まれたことがあります。先方から170万円払えと言ってきました。先方と折り合いをつける弁護士費用が約10万円かかることがわかりました。
友人は170万円は高すぎるので、裁判で決着をつけたいと考えました。私は(裁判などで)トラブルが長引けばかえって負担が大きくなると考えて、先方の請求どおりに170万円の和解金を払って、即座に終わらせてしまうほうが良いと思うことを話しました。

この図では、右端のIの列が現在で、左の方に時間が流れるように入力してあります。右端の時間単位がゼロで、左端の時間単位が7単位です。
時間単位ゼロの「今」すぐに170万円を払ってしまえば、損害はカーソルがある180万円で済んでしまいます。

1単位の時間が経過するごとに、当方の主張が認められて和解金が10万円ずつ減少すると仮定したのが2の行です。

弁護士費用は、時間単位3までなら10万円で済みますが、交渉がこじれると、時間単位5以降は30万円くらいかかるだろうと予想しました(4の行)。

解決までの時間が長引けば長引くほど精神的なストレスが増加します。ストレスをお金に換算して入力したのが、5の行です。
家族にまでストレスがおよんだり、勤務先にもトラブルを知られて、最終的に退職金にまで響くかもしれないリスクを金額に換算して6の行に入力しました。

9991左の線グラフは、「和解金」の2の行と、それ以外のリスクも合計した8の行と折れ線グラフにしたものです。
交渉をしていくうちに和解金を減額することができる可能性はあるものの、長引くことでそのほかのリスクが次第に増加していくと友人に話しました。

結果的に、友人は先方の主張どおりに和解金を支払ってトラブルを処理しました。
高額の和解金を支払った当初、友人は悔しくてならなかったのですが、年月を経るごとに家族・勤務先への影響がなくてよかったと納得する度合いが強くなりました。もう10年以上も昔のことですが、いまになって振り返って考えると、即座に終決させてよかったと思います。

9999[例3] 女性の妊娠・出産に関して、新聞か雑誌に「妊娠率」「流産の可能性」「染色体異常の可能性」「ダウン症の可能性」の数字が掲載されていました。
25歳前後・30歳前後では妊娠率が27.5%で、流産の可能性が10%なんだそうです。
それが、35歳前後では妊娠の可能性が18%で、流産の可能性が25%だそうです。40歳前後になると妊娠率が5%に下がって、流産の可能性が40%に跳ね上がる。45歳前後ではそれぞれ1%と50%になる。

染色体異常とダウン症は、25歳前後の時を[1]とすれば、年齢が上がるに従って高率になって45歳前後では染色体異常の可能性は27倍にも増えてしまい、ダウン症の可能性が45倍にも増えてしまう、と書いてありました。

9998この数字をグラフ化してみました。折れ線グラフを見ることで、各種の危険性が増えていくことがわかります。

9989[例4] 3年前に引越したときにかかった引越し費用の一覧です。
業者に支払った金額と、費用の内訳と、いつ処理された(届けられた)かの一覧表です。
一覧表には、予定の日にちを記入して、遺漏がないようにしていました。
引っ越しにかかった費用の合計は約90万円でした。

9997[例5] 事務所のお掃除の計画表です。
私の事務所では業者のお掃除を年に4回入れています。
2月、5月、8月、11月ですが、それぞれの月によって、お掃除の項目が違います。
また、お掃除の内容によって費用も変わります。

一覧表をどこかに記録しておく必要があるので、私の場合、200LXのLotus123に表形式で保存してあります。これを見て、次回のお掃除の代金は早めに用意しておきます。

今回は、新聞記事をきっかけにして、一覧表形式でLotus123を使っていることをお話しました。

なにかのご参考なればうれしいです。

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