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2019年1月 8日 (火)

(776) 200LX底蓋の一部の破損を接着剤で補修した。

(776) 200LX底蓋の一部の破損を接着剤で補修した。

122951_2矢澤さん作成のバックライト機を10年くらいをメイン機として使っています。動作は安定していて具合がよいのですが、筐体のあちこち(赤く囲った部分)が破損しては補修を繰り返しています。

121458今回は写真のように、電池室の外側(赤矢印)が破損したため、接着剤で補修しました。
いままでも瞬間接着剤やエポキシ接着剤で補修してたのですが、きちんと補修できずに破損部が突出して指にひっかかります。
それがあんまり気になるので再々度の補修となりました。今回は仕事の昼休みに写真を撮りながら事務所で補修しました。

23152私の場合、200LXの補修には、ダイソーの二液混合の(エポキシ系)接着剤を使うことが多いです。今回は手元にあった厚紙の上で、二液の接着剤を混合しました。混合するのには紙軸綿棒をニッパーで斜めに切断して使うことが多いです。

121931_2この写真のように分解します。修理が短時間で終わるときは、ボタン電池を装着したままで修理します。ボタン電池が装着してあればC:が保存されていますので、200LXを再設定しないで済みます。

123926接着剤は10分くらいで硬化するはずですが、補修部を動かして硬化の程度を調べることができませんから、厚紙の上に残っている接着剤を動かすことで、硬化の見当をつけます。

124144うまく接着できたようなので(赤四角で囲った場所)、200LXをもとのように組みあげました。
今回は、破損した棒状の部分の先端をニッパーで切って、わざと欠損部を作りました。その欠損部を接着剤で埋めることで、補修部分が外側にでっぱらないようにくふうしました。

124514200LXを開腹したので、ついでにバックライトのインバーターの写真も撮っておきました。
赤く囲った部分がインバーターです。青矢印はインバーターの構成部品です。

矢澤さんの工作は、インバーターの部品を、メインボードの隙間にうまく配置しています。ほんとうに上手なものだと感心しちゃいます。(前項のインバーターの写真と比べてみてください)

2019年1月 4日 (金)

(775) 古い自作バックライト機のインバーターの位置変更.

(775) 古い自作バックライト機のインバーターの位置変更.

むかし、何台かのバックライト機を作った記憶があるのですが、手元にあるのは1台だけです。
その1台のバックライト機はEL照明がときどき点灯しなくて、修理を繰り返していました。
一方で、矢澤さんに作ってもらったバックライト機はとくべつな故障もなく、順調に稼働しています。

今回、黒く劣化したバックライト加工液晶の修復をしたのを機に、インバーターの位置をメインボードの裏側からメインボードの表側に移動させました。
そのことをお話しします。

145720今まではこの位置(裏側)にインバーターを置いていました。しかし、この位置だとわずかに底蓋が膨らみます。そのためにハンダがはがれたりして不具合が発生していました。
(この図の赤と青の配線がついているボード小片がバックライト用のインバーター回路です)

145610予備用のインバーターボードをメインボードのあちこちに置いてみて、なるべく周囲との干渉がない場所を探したところ、こちらの位置(表側)だとキーボードの裏側からの圧力をほとんど受けないことがわかりました。
(この図で、色のついた何本もの配線がついているのが未使用のインバータ回路です)
(左側の少し大きめのボードは増設RAMのボードです)

145622下の図は同じ場所で、インバーター回路を置く前の写真です。写真では適当な空間があるようには思えませんが、、、

そこで、インバーター回路につながっている配線をすべて切断してから、裏から表へと位置を変えて、ハンダ付けをやり直しました。

EL板は疲弊したままのものを組み込んだため、バックライトの明るさは暗いままですが、200LX底面のわずかな膨らみがなくなってスッキリした感じになりました。

この自作バックライト機よりも、矢澤さんのバックライト機のほうが安定して動作しますので、自作機は予備役のままで保存しておきます。あらためてメイン機として使うときはEL板を交換してもっと明るくして使おうと考えています。

ところで、Palmtop Paper のバックナンバーを読み返していたら、編集長のHal Goldstein がバックライト機のことを
" Ever been in a dark or poorly lit room when you wanted to use your Palmtop? Have there ever been times when you had to maneuver the position of the Palmtop screen just right to be able to read it? " と評しているのを見つけました。
http://www.palmtoppaper.com/ptphtml/47/47c00007.htm
(グーグル翻訳)(Palmtopを使いたいときに、暗くなった部屋や薄暗い部屋にいたことはありますか? あなたがそれを読むことができるようにちょうどよいPalmtopスクリーンの位置を操縦しなければならなかった時が今までにありましたか?)

そうなんです! 確かに、バックライト機だと暗いところでも200LXを使えます。だけど、それだけじゃなくて、画面に反射させる光源を求めて画面を動かす必要がありません。

私は、バックライト機のイチバンの利点は、以前にお話したことがあるように、暗い所で位置調整をしなくてすむことだと考えています。

当時、Palmtop Paper のこの記事を読んで、「Thaddeus からバックライト機を買うことができるのかぁ!」と感心して、前金を払い込んだことを覚えています。残念なことに、このプロジェクトは実行されずに、バックライト加工なしの新品200LXが送られてきました。

現在メイン機として使っているバックライト機は、そのときの新品200LXを矢澤さんにお願いしてバックライト加工していただいたものです。

矢澤さんにはいくら感謝しても感謝しきれません。

(774) 年始・年末の休みに、200LXの劣化液晶の修理をしました。

(774) 年始・年末の休みに、200LXの劣化液晶の修理をしました。

皆さま、あけましておめでとうございます。
今年も皆さまにとってさらによい年でありますよう願っております。

今年は年始・年末に10日間くらいの休暇をとりましたが、とくに旅行もしないで自宅マンションで過ごしています。まだ休暇中です。

年始・年末には、例年のように前年の反省をして、新しい年の計画を考えていました。
時間がたっぷりあるので、劣化した200LXの液晶の大修理をしました。
今回は、そのことをお話しします。

220206保存してある200LXの中で、表示液晶が黒く変質したものが次第に増えてきていました。そのような200Xは、補修用のパーツにしていますので、変質した液晶板だけを別に保管しています。

自宅マンションで数えてみたら、単体で保管してある劣化液晶が5枚あり、200LX本体のままで保存してある中で、液晶が劣化しているものが5台ありました。そこで、10枚の液晶をいっきに処理してしまうことにしました。(事務所で保存している200LXも劣化のものが見つかりましたので、それもそれらも処理しました)

処理手順は、「(662)200LXの偏光板を交換してみた。作業はけっこう面倒です」でお話しした方法と基本的には同じです。しかし、今回とくに工夫したことをお話しします。

220554用意した薬品は全部で5種類です。

1. 画材屋さんで油絵の具の筆洗いようの薬品を買ってきました。しかし、実際には役に立ちませんでした。

2. ダイソーで、2種類の「瞬間接着剤のはがし液」を買ってきました。
このほかにも、(後述)4.マニキュアの除去剤と、5.ハンドクリームも使いました。

152926剥離のための道具も工夫しました。
廃棄したクレジットカードをカッターの刃の大きさに細長く切って、カッターに装着して液晶表面の糊とプラスティックシートを除去するのに使いました。

次に、どんな手順で処理したかをお話しします。

2216161.まずは、表面の黒く変質した厚いシートをむりやり剥がすことから始めます。
ガラス面を傷つけないように注意しながら、液晶の四隅の角のうち、剥がしやすそうな場所で、カッターの刃先で厚いシートを少しめくります。ペンチでシートの角をつかんで、ゆっくり剥がしていきます。

220549_22. 表面の厚いシートを剥がした状態で、その下の薄いシートがひび割れているものと、ひび割れていないものとで処理の仕方を変えました。

153128右下の液晶のように表面がひび割れている場合は薬品が浸み込みやすいので、マニキュアの除去剤を塗って数秒後に表面を削り始めます。削るのはクレジットカードを流用したプラスティック板を使います。

5回か10回か、強くこすっているうちにガラス面が露出してきます。そしたら処理液を接着剤のはがし液に変えて、露出している面積がしだいに大きくなるようにこすり続けます。

170115


155635削りカスは適宜拭き取りながら根気よく処理を続けます。削るのは、プラスティック片の角を使います。角が鋭ければ剥がしやすいので、角が鈍化してきたらハサミで切りながら作業を続けます。

165010このときに、ハンドクリームのほうが滑りがよくて削りやすければ、剥がし液の代わりにクリームを使います。(これはバックライト用の液晶です)

152926_23. (上の写真の左下の200LXのように)薄いシートがひび割れていない個体もあります。この場合は、マニキュアの除去剤が浸み込みませんので、接着剤のはがし液のほうが使いやすいかったです。

削っていくのに、方向を変えながら削ります。そのためには、下に何かのシートを敷いておくほうが作業がしやすいです。私は文房具の子ども用シートを使って作業しました。

122642そのほかには、ハダカのままの液晶で作業がしにくいので、壊れた上蓋部品を流用して、作業しやすいようなカバーを作って作業しました。

122933どのような道具を使って作業するにしても、どうせ黒く変質してしまった液晶板は、保存しておいても使い道がありません。ガラスが割れてもよいくらいのチカラをいれて、ゴリゴリと表面を削っていきます。私の場合、今回10枚以上の液晶を処理しましたが、一枚も割れませんでした。

図の中央下の200LXはバックライトの200LXです。私が最初に自作したバックライト機なので、気を入れて(笑)偏光板を乗せて電源を入れて撮影しました。右下の紙片を乗せてある200LXは、バックライト処理したうえで液晶内部に反射用の紙を差し込んであります。そのためちょっと色調が違って見えます。
補修部品としての単体の液晶は、別に保存してあります。

糊はがしの処理にかかった時間は、処理しやすい液晶の場合は30分くらいで済みましたが、処理しにくい液晶が2時間くらいかかりました。有機溶剤を使う場合は、換気に注意しながら作業を進めるのがよいと思います。

今回の記事は、写真が多いわりに文章がちょっと雑になりました。すみません。

作業をする場合、以下の過去記事も参考にしてください。

(662)200LXの偏光板を交換してみた。作業はけっこう面倒です。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/662200lx-a1a7.html

(596)HP95LX,100LXも液晶劣化(ビネガーシンドローム)
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/596hp95lx100lx-.html

(449)200LXの液晶が劣化していた
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/449200lx-9abd.html

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