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2019年7月23日 (火)

(798) サイトの有料化.ダイヤモンドonlineと東洋経済online.

(798) サイトの有料化.ダイヤモンドonlineと東洋経済online.

「(797) 興味のある記事だけ残して、面白くない号は捨ててしまいます」と「(796) 最近の経済週刊誌はなんだか面白くない」の項で、経済週刊誌のことをお話ししました。

Diamond この項では経済週刊誌と関係の深いダイヤモンドonline東洋経済onlineのサイトについて雑感をお話しします。

 私は、この2つのサイトのほかに、プレジデントオンラインのサイトもよく訪問します。
3つのサイトともになかなか面白い記事が多いです。
「日経ビジネス」のサイトは有料記事が多いため、めったに訪問しません。

Yuuryouka これらのサイトのうち、「ダイヤモンドonline」が最近有料化されました。
今でも無料会員が読める記事が配信されていますが、7割~8割くらいは有料記事なっています。
有料記事の多くは、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事のようです。
見出しだけは読めますので見出しで判断すると、私にとっては「お金を払ってまで読まなくてもいいや」と思うようなタイトルが多いです。

Toyokeizai 「東洋経済online」は「ダイヤモンドonline」とは違う切り口で記事を作っています。
こちらのほうで面白いのは、読者のコメントがつけられるようになっていることです。
読者のコメントを流し読みしていっても、ソレナリに面白く楽しめます。

この2つのサイトと比べると、「プレジデントオンライン」の記事の配信量が少ないです。
無難な記事内容が多く、踏み込んだ内容の記事はあまり多くないように思います。

Ranking どのようなニュースサイトのアクセスが多いかという調査では、図で赤線で囲ったように、「ダイヤモンドonline」のアクセス数が多いですね。
でも、有料化することで順位はかなり下落するんじゃないでしょうか。

このリストを見ると、いろんなニュースサイトがありますね。
「ダイヤモンドonline」の有料化を機会に、ほかのニュースサイトも回ってみようと思っています。

2019年7月20日 (土)

(797) 興味のある記事だけ残して、面白くない号は捨ててしまいます。

(797) 興味のある記事だけ残して、面白くない号は捨ててしまいます。

前項で、「最近の経済週刊誌はつまらなくなったとお話ししました。
しかし、野口悠紀雄と佐藤優のほかにも、面白い記事やあとでまた読み直そうと思う記事もあります。

今回は、そういう資料のことをちょっとお話しします。
Img_20190720_120751 新聞の切り抜きや読み返そうと思う記事は、100円ショップで買ってきたクリアフォルダーに入れて保存しています。

クリアフォルダーはなるべく大量のページを入れられるものを買ってきています。一冊のクリアフォルダーでだいたい数か月分の記事を保存できています。

時間があるときに、ときどきそれらのクリアフォルダーを見なおして、興味のおもむくままに再読します。
この岩井克人先生の「貨幣になれなかったビットコインの必然」の記事は勉強になりました。さすがに貨幣論の大御所が書いたものだと感心しました。自分としての暗号通貨についての考え方・認識をあらたにすることができました。

Img_20190720_114616 野口悠紀雄先生の「超」整理日記は、毎号、面白いです。野口先生は岩井先生と違って暗号通貨に対して肯定的です。このテーマで本を何冊か書いています。

野口先生は最近号の週刊ダイヤモンドに、明日投票日を迎える参議院選挙のことを書いていました。
Img_20190720_114625 野口先生が選挙の争点について野口先生がアンケートをとってみたが、各党の主張はどこの党もピント外れだという言うようなことを書いていました。私もそう考えています。

年金と2000万円問題について、「年金水準を引き上げるのであれば、消費税を10%に引き上げることが不可欠」「それなのに野党は10%への引き上げも反対としている」「これは矛盾した主張になっている」としています。

私もその通りだと思います。今回の選挙では、与党にも野党にも魅力がないので、投票するのに困っています。

2019年7月17日 (水)

(796) 最近の経済週刊誌はなんだか面白くない。

(796) 最近の経済週刊誌はなんだか面白くない。

私が知っている日本語の主な経済週刊誌は、週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、週刊エコノミスト、週刊ビジネスの4誌です。

私はこのうちの前二者を定期購読しています。後者は大型本屋さんで内容をチェックして、面白い号だけを購入して読ぬようにしています。

ところが、私の感じとしては、前二者は内容がだんだんツマらなくなってきています。ちゃんと読むのに耐える記事が少なくなってきています。毎号面白いと感じるのは野口悠紀雄と佐藤優の連載くらいです。両者とも博識なうえにプライドをかけて記事を書いているためだと思います。

一般的な特集記事は記者の名前がオモテに出ません。そのために緊張感がなくてつまらない特集になってしまうのだろうと思います。

Img_20190720_113627 さて、今週号の週刊東洋経済は「中高一貫校」という特集でした。この特集に興味を持つのは、中高生を子どもに持つ親くらいのものじゃないでしょうか。また、首都圏・関西圏以外の地域では学校選びの選択の余地がないと思います。そういうことで対象となる読者はかなり限られると思います。

Img_20190720_114053 また、今週号の週刊ダイヤモンドは「退職金」の特集でした。いまは老後2000万円問題とか話題になっていますから、特集に組んだのでしょうが、退職金・年金のことはすでにいろんな雑誌で取り上げています。そういうことで「またか」とかイマサラという感じがしてしまいます。

この号で、年金のことでは、「繰り下げるかどうか」ということを取り上げています。以前はあちこちで繰り下げがお得と言われていましたが、繰り下げがかならずしもお得ではないことがしだいに知られてきています。

以前「(786) 加給年金も含めて計算してみると、繰り下げは受給で損することになる」でお話ししたように、年金の繰り下げ受給は思ったほどには有利ではないです。この号では、小見出しで「繰り下げをするなら妻の基礎年金だけと覚えておこう」と書いているほどです。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c0ae3b.html

Img_20190720_114221  年金の受給については、どのような方式が有利かは、その人によって変わってきます。いずれにしても、ライフプランニング表を作って、自分としてはどのようにするのが最適かをシミュレーションしてみる必要があると思います。

<2019年7月21日の追記>
この項を書いた翌週の週刊東洋経済と週刊ダイヤモンドの表紙です。
やっぱり両誌とも面白くないです。
Img_20190726_133355 週刊東洋経済は、「沖縄とハワイ」の特集です。
近々にどちらかに旅行しようと考える人は、読者のうちの何%くらいなんでしょうか?
この特集が対象とするのは、興味を持ってこの特集を読む人のはずですが、どれくらいの人たちが興味を持つと編集部では考えているのでしょうか?
私は、ピント外れの特集だと思います。
週刊ダイヤモンドの特集は、「ゼネコン・不動産」でした。
こちらの特集についても、読者のうちの何%くらいが興味を持って読むかということに対して、編集部はよく考えていないと思います。

こんなことでは、両誌とも定期購読するのをやめちゃおうかとも思います。

2019年7月16日 (火)

(795) solverで、70歳以降に年金カットされない最高額の給与を計算する。

(795) solverで、70歳以降に年金カットされない最高額の給与を計算する。

前々項の「(793) 70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる」で、「200LXのsolverで計算式を作りかけたのですが、年金制度があまりに複雑なので計算式を作ることができませんでした」と書きました。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-5d90c3.html
もともとは、「70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算する」ことは、HP200LXのsolver上で計算の式を作りたかったのです。

Lotus123で計算シートを作りながら、計算の仕組みがしだいにわかってきたため、やっとsolverの式を作ることができました。

ダウンロード - kyuyo.eqn

200LXsolverでは使える日本語文字に制限があります。たとえば一本、二本の「本」は使えません。給与の「与」の文字も使えません。そのため、同じような意味の語に置き換えなければならない場合があります。
そういうことで、前項までの文字列と違った文字を使っているところがあることはご容赦ください。

6998_20190716182501 200LXのsolverはスゴク面白い計算機能です。その面白い機能については、「(447)200LXのsolverでは逆算ができる」でお話ししました。
「solverの面白いところは、逆方向の計算ができることです。電卓とか通常の表集計アプリでは、いろいろ数字を考えて、試行錯誤しながらおおよその見当をつけることしかできません。しかし、solverだと、ある金額の「可処分所得」を得るにはいくらの所得が必要かということが計算できます」と説明しました。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/200l-1313.html
(solverについては今までもいろいろお話ししていますので、この項の下に関連項目をあげておきます)
(そのほかの項は「6. Lotus123 と Solver」のカテゴリーから探してみてください)

6999 今回のような計算で、solver式を作ることができれば、「計算のベースになる数字を入力」→「結果の数字を計算する」という順方向の計算だけでなく、「計算結果の数字を入力する」→逆算して→「ベースになる数字を計算する」という逆方向の計算ができます。これがsolver機能の便利なところです。

6997 今回作ったsolverで、まず順方向の計算をしてみます。
「(793) 70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる」の最初の図の数字を入力ました。
「月制限額」に、2019年の制限の数字47万円を入力します。
「厚生65年額」に、65歳までに決定した老齢厚生年金の基本金額を入力します。
「後65平均給」に、65歳~70歳までの(厚生年金保険料を支払った)平均給与額を入力します。
「他年収?」に、ほかの年収があれば入力します。(なければゼロとします)
「後70給與額」に、70歳以降に予定している給与月額を入力します。
最後に、「支給停止額」の[F7]を押せば、1694.80円と計算されます。
(lotus123とじゃっかんの数字が違うのは、lotus123では画面が見やすいように四捨五入で丸めてあるからです)
6991 せっかくのsolver式なので、逆方向の計算をしてみます。
「月制限額」に、2019年の制限の数字47万円を入力します。
「厚生65年額」に、65歳までに決定した老齢厚生年金の基本金額として100万円と入力します。
「後65平均給」に、65歳~70歳までの(厚生年金保険料を支払った)平均給与額として30万円を入力します。
「他年収?」に、ほかの年収として35万円があるとして入力します。
70歳以降の給与額を計算したいので、先に「支給停止額」をゼロと入力しておきます。
最後に、「後70給與額」の[F6]を押せば、349278.5円と計算されます。
この場合、70歳以降の給与を34万9000円としておけば安全圏(厚生年金支給をカットされない)ということがわかります。
-------------------------------------
※ 自分のために書いておきます。
 ここでの計算には、老齢基礎年金額と加給厚生年金額は計算しません。
 支給停止の金額を計算するときに、老齢基礎年金額と加給厚生年金額は考慮しないからです。 
 このことをついつい忘れがちなので、注意が必要です。
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200LXのsolverについて、以下の項でお話ししています。

(95)金融電卓のSOLVERのこと。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/95solver_65fe.html

SOLVERというのは、「ユーザー独自の計算式」を登録しておいて、計算できる機能です。各変数がファンクションキーに割り当てられますので、数字を入力してからファンクションキーを押すことで、希望の変数の値を求めることができます。その式のグラフも描くことができます。

(240)あらためて、solverの説明
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/239solver_1dac.html

それで、わかっている方には無駄なことなんですが、solverで何ができるのかをご説明しようと思います。

(447)200LXのsolverでは逆算ができる
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/200l-1313.html

solverの面白いところは、逆方向の計算ができることです。電卓とか通常の表集計アプリでは、いろいろ数字を考えて、試行錯誤しながら、おおよその見当をつけることしかできません。しかし、solverだと、ある金額の「可処分所得」を得るには、いくらの所得が必要かということが計算できます。

(521)200LXの計算機能で遊ぶ.(4)solver機能
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/521200lx4solver.html

200LXの金融電卓の中で、いちばん楽しいのは solver機能だと思います。身近になにか計算したいことがあったら、ぜひsolver式を作ってみてください。

自分で問題を作って、自分でそれを解くのですから、無限の楽しみがあります。自分の周囲に「問題」があまり多くないのが、いちばんのモンダイですが、、、(笑)

solver式については、200LXのマニュアルを読むのがもっとも良いのですが、さらに入門については、ニフティサーブの時代にFHPPCフォーラムの有志が作った初心者用入門セットがあります。私もお世話になりました。「SOLVER_N.TXT」をダウンロード

2019年7月15日 (月)

(794) 60歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる。

(794) 60歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる。

前項で、70歳以上で年金が支給停止にならない範囲の給与の最高額を計算してみました。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-5d90c3.html

同じ計算シートで、60~65歳の場合の年金が支給停止にならない範囲の給与の最高額を計算してみます。

ここでは「在職老齢年金の支給停止の仕組み~働きながら年金を受けるときの注意事項~(日本年金機構)」の例で計算してみます。
www.nenkin.go.jp/pamphlet/kyufu.files/0000000011_0000027898.pdf

(1) 上記のサイトの「老齢厚生年金額216万円〔基本月額18万円〕の方が、総報酬月額相当額30万円(標準報酬月額22万円、標準賞与額96万円〔月額8万円〕)」の場合です。
9999 C2に、(65歳未満なので)28万円を入力しておきます。
C7に、216万円を入力します。
C15に、30万円を入力します。
これで、C18に支給停止金額が120万円と計算されます。
上記サイトの例と同じ金額になることがわかります。


(2) 次に、支給停止額がゼロになるための給与額を探してみます。
9998 C15に、10万円を入力すると、支給停止がゼロになることがわかります。
う~ん、65歳未満で老齢厚生年金を満額受給しようとすると、月給を10万円に押さえる必要があるのですね。これじゃあ、「仕事をするな!」と言っているのと同じです。だからぶらぶらしている高齢者が街にあふれているんですね。このシステムでは、日本の活性を大いに阻害していると思います。
もし、支給停止をゼロにしたいなら、老齢厚生年金の繰り下げを選択するしかなくなると思います。

(3) 上記のサイトの「老齢厚生年金額180万円〔基本月額15万円〕の方が、総報酬月額相当額42万円(標準報酬月額32万円、標準賞与額120万円〔月額10万円〕)」の場合を計算します。
9997 C2に、(65歳以上なので)47万円を入力しておきます。
C7に、180万円を入力します。
C15に、42万円を入力します。
これで、C18に支給停止金額が60万円と計算されます。
上記サイトの例と同じ金額になることがわかります。

(4) 次に、この例での支給停止額がゼロになるための給与額を探してみます。
9996 C15に、32万円を入力してみると、支給停止がゼロになることがわかります。
65歳以上なら、月給が32万円までは支給停止がゼロになりません。
この場合の総年収は、年金から180万円、給与が384万円なので、(C13にあるように)合計564万円になります。
この金額がC3の564万円と同じ金額なので支給停止がゼロになるわけです。

私としては、もっと早くにこの計算シートを作っておいて、計画的に給与額をコントロールすればよかったと後悔しています。後悔先に立たずです。(涙)

(793) 70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる。

(793) 70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる。

私の場合、「これくらいの給与なら支給停止にならないハズ」と計算したのですが、間違っていたため老齢厚生年金の一部が支給停止になっています。とてもくやしいです。
給与額を改訂できるのは通常は年に一回だけなので、改定時期に適切な給与額を決定しなければなりません。

制度的には、65歳~70歳の間に給与を支給されている場合は、一方で老齢厚生年金を受け取りながら、他方で厚生年金保険料を納入します。しかし、70歳を契機に保険料を納入する必要がなくなります。そして、65~70歳の間に納入した保険料ぶんが加算されて、70歳以降の老齢厚生年金支給額が決まります。

老齢厚生年金の支給額は、基本月額が47万円を超えると超えた分の1/2が支給停止になります。
つまり、支給停止ぶんを税金とみなせば税率50%ということになります。もちろん所得税も住民税もかかりますから、実際には限界税率は70%くらいになるだろうと思います(←正確には計算していませんが)。

そのため私としては、老齢厚生年金支給がカットされない最大の給与額以内の給与を受けて働きたいと考えています。
表題の「70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算」というのはそういう意味です。
その計算をしようと思って、200LXのsolverで計算式を作りかけたのですが、年金制度があまりに複雑なので計算式を作ることができませんでした。Lotus123で計算シートを作りました。ダウンロード - maxkyuyo.lzh

この計算シートは自分用なので70歳以降を想定しています。70歳以降で定期的な給与を得る仕事についている人は10%くらいだそうですから、この計算シートがお役にたつ方は少ないとは思います。60歳以上あるいは65歳以上の方にも入力する金額を変えればお役に立つと思います。(OpenOfficeに読み込めると思います)

 このシートの使い方について簡単にお話しします。

1999_20190715131001C1に、老齢厚生年金の制限月額を入力します。2019年の時点では47万円です。
C5に、老齢基礎年金の支給月額を入力します。(求めようとする給与月額には影響しません)
C7に、(70歳以前の)老齢厚生年金の基本額を入力します。
C8,C9は、金額が決まっているなら入力します。(求めようとする給与月額には影響しません)
C11に、65歳から70歳までの給与の平均月額を入力します。これによって70歳以降に加算される額が決まります。
C12には、65歳から70歳までの5年間の月数を入力します。

あとは、70歳以降の給与額をいろいろ入力してシミュレーションします。
C15に、想定の給与額を入力します。
C16は、ほかに給与がある場合に入力します。
C18で、支給停止額が計算されます。この支給停止額がゼロ以下になる最高の給与額を探します。

上の図では、65歳以降(70歳を超えても)一定の給与額であることを想定して、最大の給与としていくらまでもらえるかを探してみました。36万円の月給(年収÷12)にすると、C18がマイナスになりませんから、わずかに支給停止になります。

1998_20190715131001 支給停止にならない給与額を探すと、35万9000円です。これならC18がマイナスになりますから、年金支給がカットされません。

1997_20190715131001 別の数字を入力してみます。65歳から70歳までの給与の平均月額が40万円だとして、C11に400000円を入力します。C10に70歳以降に加算される年金額が13万1544円と計算されます。この加算された厚生年金額で70歳以降の最大の給与額を探すと、図のように35万8000円です。

1996_20190715131001 さらに別の数字を入力してみます。65歳から70歳までの給与の平均月額が30万円だとして、C11に300000円を入力します。C10に70歳以降に加算される年金額が98658円と計算されます。この加算された厚生年金額で70歳以降の最大の給与額を探すと、図のように36万円です。

1995_20190715131001 もうひとつ別の数字を入力してみます。65歳から70歳までの給与の平均月額が45万円だとして、C11に450000円を入力します。C10に70歳以降に加算される年金額が14万7987円と計算されます。この加算された厚生年金額で70歳以降の最大の給与額を探すと、図のように35万7000円です。

この項は、「(786) 加給年金も含めて計算してみると、繰り下げは受給で損することになる」に関連していますので、こちらもご覧になってください。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c0ae3b.html

この項の計算は、以下のサイトを参考にして作成しました。

(1)在職老齢年金の調整ルールを少しでも分かりやすくできないか?画を描いてみる
https://yuma-money.com/2019/01/financial-planning/working-pension-plan/

(2)老後に働きすぎると年金は支給停止になる
https://president.jp/articles/-/25793?page=2

(3)在職老齢年金制度、シニアの就労に水差す年金カットの不条理
https://www.jcer.or.jp/blog/kimurashin20190320.html

(4)仕事をしながら年金をもらえば安泰?
https://kurassist.jp/kurassist-eye/eye24/01.html

(5)在職老齢年金の支給停止の仕組み~働きながら年金を受けるときの注意事項~(日本年金機構)www.nenkin.go.jp/pamphlet/kyufu.files/0000000011_0000027898.pdf

2019年7月10日 (水)

(792) ダイゴーの[もしもメモ]を200LXのIPアプリで。

(792) ダイゴーの[もしもメモ]を200LXのIPアプリで。

私は数日に一回は大型本屋さんに行きます。また、一週間に一回くらいは大型の文房具屋さんに行きます。
今回は、文房具屋さんの手帳売り場で見かけた「もしもに備えるもしもメモ」についてお話しします。

Img_20190708_003308 文具屋さんでこのチラシが目にとまりました。もらって帰ってから家で見てみるとなかなか楽しい。この図は表紙と裏表紙です。9種類の小さなメモ帳から構成されています。自分にとって必要な冊子を組み合わせて使うというやりかたですね。

チラシには、「あなたに突発的な危機がおきた時に備えて書いておくことで、周りの人に『緊急時の連絡先』や『自分の健康状態』を伝えたり、、」とあります。

10年くらい前に、「(544)デジタル版「もしもノート」を作った」というタイトルで、エンディングノートのことをお話ししたことがあります。http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/544-a3d9.html

以前の「もしもノート」は、自分が死んだときに家族が困らないようにと用意しておく一冊のノートでした。確かに、エンディングノートは一冊にまとまっているほうがよいと思います。

今回の「もしもメモ」は、名称は似ていますがどちらかというと自分用です。緊急時のために用意しておくメモの場合は、分冊になっていて必要なものだけ作っておくほうが使い勝手がよいかもしれません。

事前に準備しておくもののリストというのは、旅行用具を用意するためのリストにしても、エンディングノートにしても、緊急時用のメモにしても、必要な項目を過不足なくリストアップしておくのは簡単ではありません。

そういう点では、自分用のリストを作るベースになるような、他人がよく考えて作ってくれたリストの存在はありがたいと思います。

上記のチラシをもらってきた当初は、このチラシをテキストスキャナでデジタル変換しました。しかし、DAIGO CORP.のサイトには、項目のデジタルテキストが掲載されています。(末尾にも添付しました)
https://shop.daigo.co.jp/item/68872/
このリストを使わせていただくほうがきれいなので、そのまま200LXに移植してみました。

1998_20190710144701 200LXでこのようなリストを扱うアプリケーションとしては、NoteTaker、Database、Lotus123、などが使いやすいと思います。しかし、それ以上に使いやすいのは、Antonさんの[IP]というアプリケーションだと思います。AntonさんのIPはデータプロセッサとして作られているのですが、一覧性がよいためこのようなデータベースを扱うのにも適しています。(図は3段階の文字の大きさのうち、最小の文字で表示したものです)

IPは200LX上でとても使いやすいアプリケーションです。機能が使いやすいだけでなく画面表示などがとてもきれいです。以前にも、「(117)アイディアプロセッサとプロジェクト管理」でお話ししたことがありますが、私の好きなアプリケーションの一つです。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/118_274e.html

チラシと200LX画面とを比べながらお話しします。

Img_20190708_003352 これは、チラシの最初のページです。「もしもメモ」のレイアウトも載っていますので、この商品がどのようなものだかよくわかります。

1996   こちらは、200LX上の[IP]です。IPは文字を3段階の大きさで表示できるだけじゃなくて、NoteTakerなどの内蔵アプリケーションのように、画面の右側にnote部分を同時に表示することができます。この図は、3段階のうち中くらいの大きさで表示させました。私にはこの文字の大きさが使いやすいです。

Img_20190708_003411 チラシの次のページです。「外出先での事故や発作、病気」のためのメモと、「旅行や出張時のトラブル対策」のためのメモです。

1995200LXのIP上ではこのように表示されます。これは、「家族・大切な人への気持ち。自分の希望を伝える」冊子ですね。簡便なエンディングノートということです。

「(544)デジタル版「もしもノート」を作った」でおはなしした私のエンディングノートは、随時200LXのAdressBookに項目別に書いてあることを、まとめてプリントしています。資産状況などがしだいに変化しますので、数年に一回ずつ改訂版を作っておくようにしています。

今回のダイゴーの「もしもの時に家族・大切な人への気持ち・自分の希望を伝えるメモ」は簡単に書き込めますから、そういうことでは使いやすいと思います。

=====DAIGO CORP.のサイトから転載=====
もしもメモ SAFETY U1010は自分を守る!災害時に避難先で役立つ危機管理するメモです。

内容
*持ち主の情報
*本人に何かあった場合の連絡先
*病歴について
*病院連絡先一覧
*家族の情報
*その他の連絡先
*家族の集合場所・避難先
*家族の集合場所・避難先メモ
*災害用伝言ダイヤル171の使い方
*横罫
*家族の写真を貼るページ


もしもメモ SAFETY U1011は自分を守る!外出先での事故や発作、病気にIDメモです。

内容
*持ち主の情報
*本人に何かあった場合の連絡先
*病歴について
*常備薬について
*家族の連絡先
*親戚・友人の連絡先
*告知について
*延命について
*臓器提供や献体について
*臓器提供についての意志
*横罫

もしもメモ SAFETY U1012は自分を守る!旅行や出張時のトラブル対策のためのメモです。

内容
*持ち主の情報
*本人に何かあった場合の連絡先
*家族の連絡先
*緊急時用メモ
*親戚・友人の連絡先
*旅先の連絡先控え
*横罫

もしもメモ SAFETY U1013は自分を守る!財布・鍵・携帯などの紛失・故障、パスワード忘れなどに備えるメモです。

内容
*ID・パスワード一覧
*公的証明書の控え
*クレジットカードの控え
*保険の控え
*年金の控え
*私的年金の控え
*携帯電話について
*パソコンについて
*その他 連絡先の控え
*横罫


もしもメモ SAFETY U1014は家族に伝える!もしもの時に家族・大切な人への気持ち・自分の希望を伝えるメモです。

内容
*家族へのメッセージ
*葬儀について
*お墓について
*亡くなった時に伝えてほしい知人
*日記やアルバム、コレクションの処分について
*デジタル遺品の処分について
*遺言書について
*依頼・相談している専門家
*遺産分割についての考え方
*その他の希望
*横罫

もしもメモ SAFETY U1015は家族に伝える!子どもを預けている所の連絡先など家族に子供の情報を伝えるメモです。

内容
*子どもの情報
*病気の記録
*子どもの情報
*お友達の連絡先
*塾や習い事、子どもを預かってくれるところの連絡先
*横罫

もしもメモ SAFETY U1017はペットと暮らすひとに!ペットの病気・預ける時・迷子に備える覚書メモです。

内容
*(     )の基本情報※カッコには名前を記入します
*かかりつけの病院
*トリミングサロン・しつけ教室・ペットホテル・ペットショップなどの連絡先
*保険について
*もしもの時の希望
*居なくなった時用の写真貼付けページ
*横罫

もしもメモ SAFETY U1018は家族に伝える!事故・入院などのもしもの時に通知して欲しい人を記録できるメモです。

内容
*家族の連絡先
*親戚の連絡先
*友人の連絡先
*勤務先・学校・お店・施設・所属団体の連絡先
*横罫

2019年7月 8日 (月)

(791) 週刊東洋経済「年金大激震」特集は、あまり参考になりませんでした。

(791) 週刊東洋経済「年金大激震」特集は、あまり参考になりませんでした。

このところ「年金2000万円不足問題」があちこちで取り上げられています。

Img_20190705_163341 この「年金2000万円不足問題」を受けてのことだと思いますが、最新号の「週刊東洋経済」が「年金大激震」という特集を組んでいます。サブタイトルには「もらえる最高額をシミュレーション」「『繰り下げ増額』を徹底解説」とあります。
内容を読んでみたところ、「徹底解説」というわりにはあんまり参考にならない薄っぺらな特集でした。

いっぽう、google で「年金2000万円不足問題」を検索してみると、たくさんの情報がヒットします。そのなかの10件くらいを読んでみました。

私が読んだ中では、大江英樹(経済コラムニスト)の「『年金2000万円不足問題』で起こっている3つの残念な勘違い」という意見がマトモな考え方だと思いました。https://diamond.jp/articles/-/206611

======  引用 ======
「年金だけでは豊かに暮らせない」は誰でも知っていたこと

 金融庁の報告書に書かれている「大切なこと」が、馬鹿騒ぎによってスルーされてしまっています
勘違いによる馬鹿騒ぎに終始するあまり、報告書に書かれている「非常に重要なこと」に焦点が当たっていないことが、最も残念である。

 そもそものメディアの取り上げ方が根本的に間違っていたし、それを政権攻撃の材料にしようとする野党、年金が問題化することを恐れて受け取り拒否などという暴挙に出た金融担当大臣、そして何よりも「年金」と聞いただけで脊髄反射的に「破綻だ」「詐欺だ」と騒ぐ一部の人たち。いずれも実に残念としか言いようがない。
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そうなんですよね。老後の生活にしても年金の支給額にしても、人によって大きく違いますから、平均とか代表例で議論すること自体に、あんまり意味がないと思います。

自分自身の年金問題に取り組むには、自分に関連する年金のシステムや金額について、わかっている最大限の情報をもとにして、自分用のライフプランニング表を作る以外にないと思います。

個人の年金問題は、自分ごととして取り組まなければ意味がないと思います。代表例について多い少ないと騒いだからって、自分の将来が安泰になるわけではないです。また、老後の生活について、国や制度が何とかしてくれるだろうという他力本願では、精神的・肉体的・金銭的に豊かな老後を迎えられるはずがないです。

「老齢年金」は、込み入った制度的なので、受取額を簡単には計算できません。
もし、65歳からの受取額をとりあえずの計算できたとしても、(1)繰り上げあるいは繰り下げするかどうかという問題があります。それに絡んで、(2)加給年金を受け取る場合の総合的な損得の問題がでてきます。年金だけで暮らしていくわけじゃないですから、(3)ほかの収入を考慮に入れる必要が出てきます。(4)総合的に、所得税・住民税・社会保険料も加味して検討する必要があります。

Img_20190705_163421 確かに、「手取り額の算出は受給者個々人の状況によって千差万別であり、唯一絶対の正解は存在しない」とは書いてあるのですが、「じゃあどうやって計算したらいいの?」ということが書いてありません。

今回の週刊東洋経済では、そのらへんの踏み込みがなくて表面をざっとなぞっただけの内容でした。もし、まじめに特集するなら、まず、上記(1)~(4)くらいの検討すべき要素があることを示すべきでしょう。

そのうえで、各人が自分で計算できるように、個別の要素について計算の例を提供して、実際に計算できるエクセルシートでも提供すればよかったと思います。

今回の 週刊東洋経済「年金大激震」特集は、「年金2000万円不足問題」を受けて、やっつけ仕事で記事をまとめたのだろうと思います。内容的には、「(786) 加給年金も含めて計算してみると、繰り下げ受給では損することになる」でお話しした、日経マネーの2019年6月号「特集2 年金の一番得するもらい方」のほうがずっとよくできた内容だったと思います。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c0ae3b.html

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