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2019年7月16日 (火)

(795) solverで、70歳以降に年金カットされない最高額の給与を計算する。

(795) solverで、70歳以降に年金カットされない最高額の給与を計算する。

前々項の「(793) 70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる」で、「200LXのsolverで計算式を作りかけたのですが、年金制度があまりに複雑なので計算式を作ることができませんでした」と書きました。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-5d90c3.html
もともとは、「70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算する」ことは、HP200LXのsolver上で計算の式を作りたかったのです。

Lotus123で計算シートを作りながら、計算の仕組みがしだいにわかってきたため、やっとsolverの式を作ることができました。

ダウンロード - kyuyo.eqn

200LXsolverでは使える日本語文字に制限があります。たとえば一本、二本の「本」は使えません。給与の「与」の文字も使えません。そのため、同じような意味の語に置き換えなければならない場合があります。
そういうことで、前項までの文字列と違った文字を使っているところがあることはご容赦ください。

6998_20190716182501 200LXのsolverはスゴク面白い計算機能です。その面白い機能については、「(447)200LXのsolverでは逆算ができる」でお話ししました。
「solverの面白いところは、逆方向の計算ができることです。電卓とか通常の表集計アプリでは、いろいろ数字を考えて、試行錯誤しながらおおよその見当をつけることしかできません。しかし、solverだと、ある金額の「可処分所得」を得るにはいくらの所得が必要かということが計算できます」と説明しました。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/200l-1313.html
(solverについては今までもいろいろお話ししていますので、この項の下に関連項目をあげておきます)
(そのほかの項は「6. Lotus123 と Solver」のカテゴリーから探してみてください)

6999 今回のような計算で、solver式を作ることができれば、「計算のベースになる数字を入力」→「結果の数字を計算する」という順方向の計算だけでなく、「計算結果の数字を入力する」→逆算して→「ベースになる数字を計算する」という逆方向の計算ができます。これがsolver機能の便利なところです。

6997 今回作ったsolverで、まず順方向の計算をしてみます。
「(793) 70歳以降、年金カットされない給与の最高額を計算してみる」の最初の図の数字を入力ました。
「月制限額」に、2019年の制限の数字47万円を入力します。
「厚生65年額」に、65歳までに決定した老齢厚生年金の基本金額を入力します。
「後65平均給」に、65歳~70歳までの(厚生年金保険料を支払った)平均給与額を入力します。
「他年収?」に、ほかの年収があれば入力します。(なければゼロとします)
「後70給與額」に、70歳以降に予定している給与月額を入力します。
最後に、「支給停止額」の[F7]を押せば、1694.80円と計算されます。
(lotus123とじゃっかんの数字が違うのは、lotus123では画面が見やすいように四捨五入で丸めてあるからです)
6991 せっかくのsolver式なので、逆方向の計算をしてみます。
「月制限額」に、2019年の制限の数字47万円を入力します。
「厚生65年額」に、65歳までに決定した老齢厚生年金の基本金額として100万円と入力します。
「後65平均給」に、65歳~70歳までの(厚生年金保険料を支払った)平均給与額として30万円を入力します。
「他年収?」に、ほかの年収として35万円があるとして入力します。
70歳以降の給与額を計算したいので、先に「支給停止額」をゼロと入力しておきます。
最後に、「後70給與額」の[F6]を押せば、349278.5円と計算されます。
この場合、70歳以降の給与を34万9000円としておけば安全圏(厚生年金支給をカットされない)ということがわかります。
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※ 自分のために書いておきます。
 ここでの計算には、老齢基礎年金額と加給厚生年金額は計算しません。
 支給停止の金額を計算するときに、老齢基礎年金額と加給厚生年金額は考慮しないからです。 
 このことをついつい忘れがちなので、注意が必要です。
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200LXのsolverについて、以下の項でお話ししています。

(95)金融電卓のSOLVERのこと。
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/95solver_65fe.html

SOLVERというのは、「ユーザー独自の計算式」を登録しておいて、計算できる機能です。各変数がファンクションキーに割り当てられますので、数字を入力してからファンクションキーを押すことで、希望の変数の値を求めることができます。その式のグラフも描くことができます。

(240)あらためて、solverの説明
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/239solver_1dac.html

それで、わかっている方には無駄なことなんですが、solverで何ができるのかをご説明しようと思います。

(447)200LXのsolverでは逆算ができる
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/200l-1313.html

solverの面白いところは、逆方向の計算ができることです。電卓とか通常の表集計アプリでは、いろいろ数字を考えて、試行錯誤しながら、おおよその見当をつけることしかできません。しかし、solverだと、ある金額の「可処分所得」を得るには、いくらの所得が必要かということが計算できます。

(521)200LXの計算機能で遊ぶ.(4)solver機能
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/521200lx4solver.html

200LXの金融電卓の中で、いちばん楽しいのは solver機能だと思います。身近になにか計算したいことがあったら、ぜひsolver式を作ってみてください。

自分で問題を作って、自分でそれを解くのですから、無限の楽しみがあります。自分の周囲に「問題」があまり多くないのが、いちばんのモンダイですが、、、(笑)

solver式については、200LXのマニュアルを読むのがもっとも良いのですが、さらに入門については、ニフティサーブの時代にFHPPCフォーラムの有志が作った初心者用入門セットがあります。私もお世話になりました。「SOLVER_N.TXT」をダウンロード

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