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2021年1月11日 (月)

(896) 『<辞書屋>列伝』面白くて一気に読みました。

(896) 『<辞書屋>列伝』面白くて一気に読みました。

BOOK OFFの百円の棚を見ていて、「こんな本が出ているのを知らなかったぞ」と思って、数週間前に買いました。
新型コロナのスティホームのこともあって読み始めたら、面白くて最後まで一気に読んでしまいました。

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本の帯にあるように、『オックスフォード英語辞典』や『言海』などの辞書を作った人たちの伝記の本です。
最後に著者の田澤耕が作ったカタルーニャ語の辞典のことが書いてあります。

どんな辞書にしても、辞書を作るっていうのは膨大な時間と労力を必要とするのがよくわかります。時間と労力だけでなく、辞書屋としての情熱も必要だし、実際に出版されるには時の運も必要なこともわかります。

Amazonのレビューには、あんまり好意的ではないレビューがありますが、私は単純に、どの辞書の作成者もスゴイ!と思いました。

じっさいに自分で辞書を編纂した著者でなければ理解できないような難しさがあるのだろうと思います。

ところで、この本では辞書を読む人のことが2ヶ所にでてきます。

ひとつは『そして、僕はOEDを読んだ』という本のことです。以前にもちょっとお話したことがあると思いますが、オクスフォード英語辞典の全巻を読むっていう話はすごいです。
(確か、フリタニカ百科事典を全部読んだという本も出版されていたと思います)

もうひとつは、著者のカタルーニャ語の辞書を通読したという著者の知人のことです。その人もまたすごい人ですね。

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私自身も田中菊雄先生の『岩波英和辞典新版』を最初のページから最後のページまで通読しました。通読しながら聖書とシェイクスピアから引用した用例を抽出しました。(抽出した用例はABC順にこのブログに載せてあります)(「(468)岩波英和辞典新版の用例「A」」から始まる一連の項目です)

大きな目標があったわけではないのですが、高校生くらいのときから辞書一冊をまるごと読んでみたいと思っていたからです。それが「やま」さんという方のおかげで実現できました。

英和辞典を通読したからといっても、だからどうっていうことはありません。英語の力がついたわけでもないです。

それでも、若いときからの夢を実現させてくれた「やま」さんには、いくら感謝しても足りないくらいありがたいと思っています。

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