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カテゴリー「9. その他・雑」の124件の記事

2021年1月 5日 (火)

(895) 仏教を把握するのは難しい。

(895) 仏教を把握するのは難しい。

そもそも「仏教」っていうのはどんな宗教なのかを、シロウトが把握するのは無理だろうと思います。
仏教にはいろんな宗派が多すぎて、それぞれの宗派ごとに仏教経典がありますから、全体像さえ見えません。

それぞれの宗派ごとに「これが仏さまの教え」というように主張しています。そしてその「教え」がそれぞれ違いますから、どういうことが重要な教えなのかシロウトには理解できないです。

キリスト教なら旧約聖書・新約聖書を読むことで、自分なりにキリスト教をとらえることができると思います。しかし仏教は経典が多すぎて何をどういう順序で読んだら良いのか、見当もつきません。

それで、仏さまの教えをとらえるのに、何年も何十年も前から「中村元」先生の初期仏教の本なんかを読んでいました。

今年は、コロナ籠もりの正月休みにいくつかの本を読んで、なんとなく仏さまのことや仏教がわかってきたので、その本のことをお話します。

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(1) この正月休みに読んだのが佐々木閑先生の『仏教の誕生』です。
本の帯に「最高にわかりやすい!」「佐々木閑の連続講義『仏教徒はなにか』」「『仏教』はなぜ生まれたのか?」とあります。

ひとことでいうと、インド全土を「バラモン教」が覆っている時代に、仏さまは「それは違うぞ」と「反バラモン」の新しい考え方を悟って、その教えを広めた、というようなことがわかりやすく書かれています。

仏さまが存在していた時代背景を知ることで、仏さまの教え(仏教)が理解できるように書かれています。
この本を読んで、「ああ、仏さまの教えってそういうことなんですか」ということがぼんやりとわかってきました。

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(2) この本に先立って、釈徹宗の『天才富永仲基』を読んでました。

この富永仲基っていう人もスゴイひとだったんですね。膨大な量の仏典籍を読むことで、仏教宗派はそれ以前の仏教宗派の教えに新しい考えを上乗せすることで作られてきているということを見出したということです。これを「加上説」というのだそうです。
この本を読むことで、どうりでシロウトには理解できないはずだ、ということがわかっていました。

(3) 『富永仲基』の本を読むず~っと前に、呉智英先生の『つぎはぎ仏教』を読んでました。本の帯には「仏教がわかる!」とあります。「現存するお経の多くはニセモノ?」「(仏教の)歴史から思想的核心まで、現代人のための、最良の入門書」と帯に書いてあります。

この本には富永仲基のこともちょっと書いてあるのですが、上の(2)を読むまでは気がつきませんでした。

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(4) 呉先生の本を読む前には、中村元先生の『ブッダ伝』や何冊もの「ブッダのことば」の本を読んでました。

「ブッダのことば」が書かれている本は、ブッダの言葉が順不同で書かれているだけなので、いったいどういう言葉(教え)が重要なのかは理解できませんでした。

欧米でもっとも読まれてきたという『ブッダが説いたこと』(ワールベラ・ラーフラ著)も、良くわかりませんでした。

宮元啓一『ブッダが考えたこと』も難しかったです。本の帯には「生と死を超越する、ブッダの仏教の核心に迫る」とありますが、ほとんど理解できなかったです。

これらのほかに何冊も何冊も、読むには読んだのですが、理解にはほど遠かったです。

(1)の本を読んだことで、ブッダはそういう時代背景・そういう環境で悟りを開いたのですか、ということがやっと理解できました。
もし、(1)に続いて(2)を読んでいれば、「そもそも仏教の全体像はつかめないものなんだ」ということがわかっただろうと思います。

佐々木閑先生の書いたものは、以前から読みやすいと思っていました。
今回、(1)の本を読むことで、おおきな括りで「仏教」を捉えることができるようになった気がします。

2020年12月28日 (月)

(890) ダイソーの100円キッチンタイマーはすぐれもの

(890) ダイソーの100円キッチンタイマーはすぐれもの

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ダイソーの電気小物の棚を見ていて、キッチンタイマーが目に入りました。

1~0の数字ボタンがないキッチンターマーは使いにくいと思います。
ダイソーのは、100円で数字ボタンのついているキッチンタイマーだったので、試しに買って帰りました。使ってみたら「当たり」でした。今回はそのキッチンタイマーの話です。

タイマーなんて、200LXにも入っているしスマホにも入っています。200LXもスマホもいつも持ち歩いていますから、ことさらに単体のタイマーを買う必要もありません。
そう思っていたのですが、単体のタイマーだと、200LXなどと違ってそのたびにタイマー機能を呼び出す必要がありません。
単体タイマーを使うようになると、このことがことさら便利なのでお話する気になりました。

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私の家の台所で使っているキッチンタイマーは図のような数字ボタンのあるものだけです。これらのキッチンタイマーは千円以上の価格です。
価格は高くても、使い勝手の良い数字ボタンのあるキッチンタイマーを買うようにしています。

ダイソーの100円キッチンタイマーは、無駄がないデザインでよい形をしています。

その使い勝手のことですが、キッチンタイマーとしての減算タイマーは普通です。
しかしこのキッチンタイマーは、加算タイマー(ストップウォッチ)にもなるので、それが便利です。

ところで、本屋さんには「東大に合格する人の勉強法」のような勉強法のノウハウの本がたくさんあります。
そういう本には、一定時間内に最大の効果を得るのに、時間を区切って勉強するという方法を提案していることが多いです。

そういうように、減算タイマーで時間を区切って勉強するというのは、効率的な勉強の第一歩だと思います。
また、加算タイマー(ストップウォッチ)でどれくらいの時間勉強していたかを把握するというのも、だいじな勉強方法です。

私はすでに受験勉強をする立場ではなくなりましたので、加算ストップウォッチを便利に使うということはありません。
そこで、自分の生活の中の動作にどれくらいの時間を使っているのかという経過時間を測定してみました。

まず、風呂に入っている時間を測定してみました。寒い冬に風呂に入るのは、健康にも良いし、気分も落ち着きます。
自分では15分~20分くらいしか風呂に入っていないだろうと思っていたのですが、入浴時間を測定してみたら、40分もかかっていました。
歯磨きは10分程度だろうと思っていたら、20分でした。

軽くて小さいので、ポケットに入れておいて、通勤にどれくらいの時間がかかっているのかも計ってみました。
マンションのエレベータがなかなか来なかったり、経路途中の赤信号で待たされたりしたときの、ドアツードアの最長時間は20分程度、最短時間が15分程度でした。

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減算タイマーも加算タイマー(ストップウォッチ)も、使い勝手が良いので、自宅だけでなく事務所にも置いておこうと思ってたくさん買いました。

2020年12月23日 (水)

(888) たまには自動車・オートバイの話。

(888) たまには自動車・オートバイの話。

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きょうの日経新聞に漫画家の「とり・みき」さんがラビットスクーターのことを書いていました。

「とり・みき」さんのお父さんが、富士重工のラビットというスクーターに載っていたという話です。そのスクーターは「ラビットハイスーパーSA211A」という型番だというのです。

私が持っていたラビットと同じです。その新聞記事を読みながら、なつかしさがこみ上げてきたので、SA211Aの話をしたいと思います。

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軽トラックの荷台に乗っている赤白のスクーターが、私が持っていたラビット・ハイスーパーです。
もとは白い塗装だったのですが、40年くらい前に新品に近い中古を買って、群馬県太田市の富士重工の販売店でこの色に塗装してもらいました。きれいな色でしょ。

その後、新潟にある友人のガレージで保管してもらっていたのですが、いろんな理由から神奈川に運んできて、結果的に横浜のオートバイ屋さんに引き取ってもらいました。この写真は引き取られていく最後の記念写真です。オートバイ屋さんに撮影してもらいました。

ほんとは整備して自分で乗りたかったんですけどね。

ラビットの横に写っているのはヤマハのTY250です。これも整備して乗りたかったんです。残念なことに、マンション住まいなのでオートバイの置き場所がないんです。

それで泣く泣く手放しました。

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 ラビットとTY250のほかに、マニア垂涎のリジッドのモンキーも持っていたんですよ。

これら3台をまとめて引き取ってもらいました。

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いまは何に乗っているのかっていうと、ホンダのフュージョンです。

私のフュージョンは、初期型に近い古いスクーターですが、乗りやすくて気に入っています。

ヤマハの三輪のスクーターを買いたいとは思っているのですが、まだとうぶんはフュージョンに乗っていると思います。

(886)経済週刊誌の来年の予測って意味ありますか?

(886)経済週刊誌の来年の予測って意味ありますか?

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週刊ダイヤモンドも週刊東洋経済も、年末・年始の号は翌年の予測の特集号です。

最近、私は、翌年の予測をしても意味ないだろうと思うようになってきました。

数日前に年賀状を書き終わったところですが、年賀状には「昨年は新型コロナ騒動にかき回された一年でした」というようなことを書いていました。

今年を振り返ってみると、「新型コロナ」のことに加えて「米国大統領選挙」がありました。日本の総理大臣も安倍さんから菅さんに交代しました。

今になって考えてみると、これらのことはまったく予想がつきませんでした。

もっと昔のことを考えると、大きな出来事としては東北大震災とそれに続く原発事故がありました。米国の9.11もたいへんな出来事でした。

米国大統領選挙のことでは、前回の選挙でもトランプさんが選ばれるなんて予想がつきませんでした。英国のEU脱退も予想ができなかったです。

マスコミのニュースでは、「トランプは負ける」と言われていましたし、英国はEUから離脱できないと言われていました。。

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この写真は、去年と一昨年の週刊東洋経済の年末年始合併号です。

今年のように世の中が激変するようなできごとは、事前にはほとんど予測することができません。

われわれができることっていえば、どういうように世の中が変わるにしても、外部環境に耐えられるような準備をしておくということくらいだろうと思います。

私なりの具体的な「準備」は、環境の激変に耐えられるように、資産を厚くしておくということです。

ある程度の資産を保持しておいて、世の中が激変したら、それに応じて自分の生活を守れるように変わっていくしかないだろう、と考えるようになってきています。

2020年9月13日 (日)

(884)稚拙な新聞書評。

(884)稚拙な新聞書評。

ここまで稚拙な書評にはなかなかお目にかかりません。天然記念物なみの稚拙さです。

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対象となっている本は、『東條英機』一ノ瀬俊也著 文春新書1200円です。

この書評は、「東條英機とその時代を知る上で、きわめて興味深い。ぜひ一読をお勧めしたい」というフレーズから始まります。

この本は新書で1200円の価格ですから、新書としてはかなり充実した内容の本だろうと想像します。副題が「『独裁者』を演じた男」となっています。本の題名と副題とからでは、本の内容を推察する手がかりはほとんどありません。そういうことからすると、本の内容はかなり専門的で、東條英機に限定してずいぶん詳しい考察をした、充実した本だろうと思います。たぶん、著者としてはかなりの力作だろうと思います。

しかし、この書評は書き出しがきわめて悪い。評者としての能力はかなり低いとみなさざるをえないです。

なぜ、そのように考えるのか?をお話します。

それは、「ぜひ一読をお勧めしたい」の一文のためです。

だれにこの本を「お勧め」したいんでしょうか? 幼稚園のこどもでしょうか? 小学生でしょうか? 中学生・高校生でしょうか? ビジネスマンでしょうか? 家庭の主婦でしょうか? シニア(中高年)でしょうか?

掲載されているのは日本経済新聞ですから、新聞のおもな読者はビジネスマンだと思います。ビジネスマンのお父さんが日経新聞を購読していてて、お母さんも子どもたちも読むと思います。それが一般的でしょう。

もし、ビジネスマンにこの本をお勧めすると仮定したら、書評の中ではどのようにビジネスに役立つかを書くべきでしょう。
「一般社会常識として知っておくのが良い」「教養として読んでおくのが良い」ということならそれはそれでよいです。しかし、書評はそういう観点から書くべきです。
(お勧めする対象に「お母さん」あるいは「子どもたち」も入っているなら、さらにそういう配慮も必要です)

あまりにくだらない書き出しなので、私としてはマトモに読む気にはなりませんので、書評の全体をざっと流し読みすると、どうも「お勧めする」対象は、東條英機の研究者とか、太平洋戦争についての研究者、あるいは天皇制研究者、日本軍に対しての研究者、当時の政治の状況についての研究者などのようです。

でも、それならそれで、「太平洋戦争勃発に興味を持っている人には」「とくに一読をお勧めしたい」というように、すすめる対象を限定する必要があるでしょう。小中学生や家庭の主婦が対象ではない、と書くべきです。

そういう意味で、この書評はターゲットを想定していないですね。

大学の名誉教授とかになると、一般人がどんなことを考えて、どういうふうに生活しているのか?ということがわからなくなっちゃうんでしょうか?

こういう書評を掲載してしまう日経新聞の編集部(担当者)も、読む対象者を絞れていないということで、同じようにレベルが低いということが見透かされます。

こういう、「私はボケ老人でございます」っていうようなみっともない文章は、おおやけの場で書きたくないです。
ここのような個人ブログでのつぶやきなら許されるとは思いますけどね、、、、、、

2020年8月19日 (水)

(875)どうやってファイナンスを学べばよいのか?

(875)どうやってファインナスを学べばよいのか?

(816)週刊ダイヤモンド「会計&ファイナンス」特集はツマラナイ」で、週刊ダイヤモンドのファイナンス特集号(2020年2月1日号)の批判をしました。
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最近の特集号といっしょに、上の写真の昔のファイナンス特集号(2017年6月10日号)を事務所の書斎のテーブルに放り出してあります。2冊のファイナンス特集号の内容をパラパラと見ていたんですが、「こういう書き方じゃあ理解が進まないよ!」とあらためて思いました。

そこで、今回はファイナンスの学び方のことをもう一度お話しようと思います。

そもそも「ファイナンスってどういうことなの?」っていうことからお話します。

ひとことでいうと、「『ファイナンス』って現在のお金と過去・将来のお金の変換」ということなんです。それが「ファイナンス」の本質なんです。

A. もうちょっと詳しく説明します。ファイナンスの最初の解説には、必ずと言っていいほど「金利が10%のときに、現在の100万円と1年後の110万円が同じ価値です」っというような話が載っています。
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これはだれでも直感的にわかります。このことが理解できない人はほとんどいないと思います。

だけど、ファイナンスの説明では、「現在の100万円と1年後の110万円が等価である」ということから、次の概念にポーンと飛んでしまうことが多いんです。小学校の算数でとつぜん「分数」がでてきて、多くの子どもたちがその「分数の壁」を越えられないみたいな感じです。ファイナンスのことがなかなか理解できないのは、この部分が「壁」になっているんじゃないかと思います。

もうちょっと壁を低くすれば、「壁」乗り越えられるだろうと思います。

「壁」を乗り越えるのに、現在の100万円と等価な金額のことをさらに考えます。2年後、3年後、、、n年後を考えてみます。

当たり前ですけど、2年後は、100万円×(1+金利)×(1+金利)=121万円
3年後は、100万円×(1+金利)×(1+金利)×(1+金利)=133.1万円
4年後は、100万円×(1+金利)×(1+金利)×(1+金利)×(1+金利)=146.41万円
n年後は、100万円×(1+金利)^n ですよね。(金額は、金利が10%のときの計算です)

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ここまえのことも、だれでもわかると思います。

問題なのは、この先なんです。

B. 上の計算ですぐにわかると思いますが、「ファイナンス」は「掛け算」とか「べき乗」の世界なんです。
一方で、簿記・会計は「足し算」「引き算」の世界です。

経済週刊誌の特集で、「ファイナンス」と「会計」を同時に解説しがちですが、じつは世界がまったく違います。
「足し算」「引き算」の世界にいる人を、とつぜん「掛け算」と「べき乗」の世界に連れて行っても、見当がつきません。

「足し算」「引き算」はふつうの電卓で計算できます。
ところがファイナンスの「べき乗計算」は、「金融電卓」じゃないと計算できないのです。

ちょっと別のことをたとえ話でお話してみますと、、、、
・「水泳」泳ぎ方を、わかりやすく丁寧に詳しく説明した本があるとします。
でも、プールに入らなければ、いくらいい本を読んで学習しても、泳げるようにはならないです。
・「自転車の乗り方」の本があるとします。もちろん、丁寧に詳しく乗り方を説明してあるとします。でも、その人は自転車を持っていない人だとしたら、やっぱり、いくら本を読んで学んでも、自転車に乗れるようにはならないと思います。

「ファイナンス」も「水泳」や「自転車」と同じです。
ファイナンスは、「べき乗」の世界なので、ファイナンス計算の専用の機械、つまり「金融電卓」がないと計算できません。学習もできないです。

C. 確かに、「ファイナンスの本」を読めば、理解できるような気がします。
でも、気がするだけです。

・「水泳」の例でいうと、、「泳ぐっていうのはね、まず胸の深さのプールに入ってね、顔を水につけてね、カラダを固くしないでリラックスして、両腕を前に伸ばして水の表面に浮くようにするんです。そうして、プールの壁を足の裏で軽く蹴って、全身の伸びをするように両腕を前にグーンと伸ばしてやります」それで、スーッとカラダが前に進んでいきます。

これで、だれでもが泳げるようになると思いますか?

・「自転車」の例でいってみましょうか。「まず、両足を地面につけて自転車にまたがります。片足をペダルに乗せます。そのペダルを下に押し付けるようにするとカラダが持ち上がりますから、サドルに尻を乗せます。あとは、両足を交互に踏み降ろしてペダルをこぐことで自転車が前に進んでいきます」

この説明で、だれでもが自転車に乗れるようになるか?ってことです。

「ファイナンス」も同じです。いくらファイナンスの本を読んでも、雑誌の特集号の懇切な説明を読んでも、「金融電卓」が手元になくて、「金融電卓」を操作してみなければ、ファイナンスの「べき乗」の世界の入り口にも達しません。

理解したような「気」になるだけです。じっさいには使いものになりません。

D. 「でも、エクセルの関数に金財務関数があるからそれで計算できるでしょう」っていう考えはあると思います。そのとおりです。

「ファイナンスがどういうものか?」を理解した上で、解答を得るにはエクセルは便利です。だけど、「ファイナンス」を理解していなければ、財務関数を使いこなせないのです。「ニワトリが先か卵が先か」っていう感じですかね。財務関数はファイナンスの「学習」には向いていません。

E. ここで、「『ファイナンス』って現在のお金と過去・将来のお金の変換」という、最初の話に戻ります。

現在のお金の価値と、過去・将来のお金の価値を行ったり来たりするときに、計算に影響するファクターは、「金利」と「期間(年月)」です。

ごく一般の人にとって、「現在のお金」、「将来のお金」、「金利」、「期間」が計算できれば、ファイナンスを理解できたと言って良いと思います。
もっと率直にいうと、マンションを購入するときのローン計算ができれば、それで「ファイナンスの処方はマスターした」と言っていいと思います。ローンの計算こそが、現在のお金と将来のお金の交換の計算です。

以上は、パーソナル・ファイナンスのことです。コーポレート・ファイナンスはアマチュアの範疇を越えたプロの仕事です。

不動産購入でも自動車購入でも、購入時のローン計算、あるいはローンの借り換えの計算ができなければ、ファイナンスがわかったとは言えないし、逆に、それができればファイナンスの初歩は理解できているということです。
「(762) ファイナンス番外編. 200LXを最強の住宅ローン計算機に」でローン計算のことをお話したことがありますが、これができればファイナスの最初の「壁」は突破したということです)

それにしても、専用の道具である「金融電卓」がないと、ファイナンスの学習も計算も非常に難しいと思います。

最後に、その「金融電卓」のことです。

F. 金融電卓を入手するとしたら、テキサス・インスツルメンツ(TI)のか、ヒューレット・パッカード(HP)のものを買うことになるでしょう。

HPで言うと、ロングセラーのHP12Cがあります。でも、かなり使いにくいです。(このブログでも批判しています)
HP19Biiという機種が、金融電卓の完成型と言われています。
これをさらに使いやすくしたのがHP95LXです。画面が広いために19Bよりもずっと使いやすいです。後継機種の100LX/200LXは、金融電卓としては95LXと同等です。

パーソナルファイナンスの計算に限っていうと、金融電卓は一般の電卓の100倍使いやすいと思います。95/100/200LXは、専用の金融電卓の5倍くらい使いやすいと思います。

コーポレートファイナンスの世界だったら、金融電卓も95/100/200LXもエクセルに太刀打ちできないです。エクセルの独壇場と言えます。

、、ということで、「金融電卓」とくに95/100/200LXが手元になければ、一般の人にとってはファイナンスの考え方を身につけることができないだろうと思います。逆に数万円の投資で200LXを入手すれば、わりと簡単に「ファイナンス」が理解できると思います。

「水泳」も「自転車」も「ファイナンス」も、道具・環境が整った上で、ある程度のエクササイズをすれば身につけつことができます。

同様のことを、「(760) ファイナンスを学ぶにはツールが必要」でお話したことがあります。

2020年8月 8日 (土)

(869)カテゴリーの入れ替え整理をしました。

(869)カテゴリーの入れ替え整理をしました。

このブログではカテゴリーを9種類に分類しています。
カテゴリーは、表示される画面の左側の袖部分(青色)に表示されています。
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検索を容易にするためにカテゴリーに分類しているのですが、カテゴリーによっては、項目数が多くなりすぎて必要な項目を探すのが困難になってきていました。

一方で、せっかくカテゴリーに分けているのに、項目数が少なく、あまり追加されずに不活発になっているカテゴリーもあります。

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前者は「7.200LXの操作」で、後者は、「4. 辞書・辞典・事典」と「5.岩波英和辞典新板」です。

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私自身が項目を調べようとするときに、「7.200LXの操作」の項目が多すぎて不自由するようになっていました。98new

そこで、冒頭の図のようにカテゴリーの整理をしました。

  
「4. 辞書・辞典・事典」と「5.岩波英和辞典新板」を合体して、「4. 辞書全般(岩波英和辞典も)」としました。

 
99new2一方で、「7.200LXの操作」を「5. 200LXの操作(シスマネ内)」と「7. 200LXの操作(シスマネ外)」に分割しました。

ほかのカテゴリーは以前のままです。

これで、「200LXの操作」について、項目を探すのが楽になります。


----- 以前のカテゴリー分類 -----

(700)いままでの記事をカテゴリー分類しました。2016年12月13日 (火)
http://we-love-200lx.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/700-958a.html

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、このブログのぜんぶの記事に、カテゴリー分類の属性をつけました。

分類したカテゴリーは、ブログの左ソデにあるように、

1. 個人の情報管理(Appoint, Phone, Todo, Notetaker, Database )
2. 読書と知的生産
3. 人生設計と投資
4. 辞書・辞典・事典
5. 岩波英和辞典新板
6. Lotus123 と Solver
7. 200LXの操作
8. 200LXの修理・改造
9. その他・雑

の9種類です。

以前から、ブログ内容の変遷を見てみようと思っていたので、この分類をもとにして、いつごろどんなことを話題にしているのかの変遷を見ていようと思っています。

2020年7月22日 (水)

(864)足首が冷えて痛いんです.100円のレッグウォーマー.

(864)足首が冷えて痛いんです.100円のレッグウォーマー.

今回の話題は、いつもとガラッと変わって健康関連のことです
(^。^)。

私は、数年前から冬も夏も足首が冷えます。夜、足首が冷えて痛くなって眠れないことがあります。冬など靴下を履いて寝ることまでありました。

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それが、ここ数年、レッグウォーマーを使うようになって、足首が冷えなくなりました。冬でも夏でも、昼でも夜でも具合が良いのです。そのことをお話します。

冬の寒い夜に靴下を履いて寝ると、足首は痛くならないのですが、足の指先が蒸れて気持ちが悪いです。

今のような夏に、足首の冷えを避けるために靴下を履いていると、やはり足の指先が蒸れます。私は、例年だと頻回に合気道の稽古をしますので、道場の畳をハダシで動き回って、水虫をもらってくることがあります。
そういうことがあるので、足の指先はなるべく空気にさらしておきたいのです。

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私が愛用しているレッグウォーマーは、この写真のようなものです。
ダイソーで100円で売っているものです。本来の用途は、男性用の日よけのアームカバーです。
写真の左側は予備で買ってあるものです。ラベルに「men」「SPORT arm cover」と書いてあります。同じような商品で、女性用のものも売っています。
たぶん具合は悪くないだろうと思いますが、はずかしいので私は買ったことはないです。

写真の左側は、何回も洗濯したものです。洗濯は下着よりも楽です。干せばすぐに乾きますし、シワがよっても気になりません。なによりも値段が100円ですからね、気軽に使えます。

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私はアームカバーをレッグウォーマーとして愛用しているのですが、数日前の日経新聞に、レッグウォーマーの通信販売の全面広告が載っていました。一足あたり9900円(送料別)だそうです。私が使っているものの100倍の価格ですから、よっぽど良いものなんだろうと思います。

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、、、と思っているうちに、ポストに産経新聞の見本が投函されていました。
産経新聞にもレッグウォーマーの広告が載っていました。こちらは3850円。

う~む、私のような貧乏人にはなかなか買えない値段です。まぁ、かなりの利幅がないと、新聞で広告できないとは思いますけどね。

私にとって、ダイソーの100円アームカバーは、レッグウォーマーとして使うのにとても具合が良いです。冒頭の写真よりも足先を露出して、足首だけをカバーすることもありますし、ふくらはぎからしたにズラして装用することもあります。自由自在に使っています。

ただ一つだけ欠点があるのです。夏にならないと売ってないのです。
冬のぶんも購入してあるので、それで冒頭の写真のように未使用品の予備をたくさん買ってあります。

2020年7月18日 (土)

(860)どちらの人がマーケッティングが上手かな?

(860)どちらの人がマーケッティングが上手かな?

私は週刊ダイヤモンドと週刊東洋経済を定期購読しています。
つい先日は、週刊ダイヤモンドが「保険」の特集号を出したと思っていましたら、週刊東洋経済の最新号(2020年7月25日号)も「保険」の特集でした。

どちらの経済週刊誌もまぁ妥当な内容だと思います。

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私の目を引いたのは、経済評論家 山崎 元 の写真です。

山崎元は、ネットでも著書でも、至極まっとうなことを言っています。
この評論家のいうことはいちおう信用しても良いです。

それにしても、この写真はじょうずなとり方ですね。
写真を見ただけで「この人なら信頼できまる」っていうのが伝わってきます。

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こちらの写真は、
「(857)「奇禍」と「奇貨」。間違えるのはみっともない」の項で、Amazonから借用した図の一部です。
大前研一っていう評論家も、ネットでも著書でもいろいろ発言しています。

社会人向けの学校も経営しているんじゃなかったかな。
(私は、この人の本をちゃんと読んだことはないですが)ずいぶんアタマの良い人なんだろうと思います。

さて、この2枚の写真を見て、どちらの人がマーケティングが上手なんだろうと思いました。
つまり、どちらの人のほうが自分を売り込めるかというとです。
どちらの人のほうが、一般人に信用されるかということです。

同じように腕組みしていますが、写真を見た印象はぜんんぜん違います。

私は、ひとと話をするときでも写真をとるときでも、極力腕組みしないように注意しています。
印象だけで、「信頼できない人」と受け取られないように、私自身も注意しようと思います。

2020年7月14日 (火)

(858)ふるさと納税の限度額の概算.lotus123の計算シート.

(858)ふるさと納税の限度額の概算.lotus123の計算シート.

今回お話するのはふるさと納税の限度額の計算のことです。
ただ、一般的なサラリーマンには必要がない計算です。
収入が給与所得だけならふるさと納税サイトでかんたんに計算できます。

私の場合は、給与収入のほかに年金収入、株式などの損益、不動産収入(青色申告)など収入源が複数あるため、計算がかなり面倒です。

Furu99
最終的には、「これくらいでまぁまぁ正確に計算できるだろう」というlotus123計算シートを作りました。

先に、「ふるさと納税」に対する私の考え方をお話しておきます。
私としては、「ふるさと納税」はクダラナイ制度だと思っています。
本来的な税制の基本から外れたイビツな制と考えています。

税制としてはゆがんが制度なので、「金持ち優遇」とかイチャモンがついて廃止されるなくなるだろうと思っていました。しかし、変形しながらもまだ続いています。

私は、「せっかくの税金を取り戻すことができる制度だから、存続しているうちはせいぜい利用させてもらいましょう」と考えて、この制度を利用して礼の品物をいろいろ送っていただいています。

さて、本題の「限度額の計算」のことです。

ダウンロード - furusato.lzh

今回、紆余曲折いろいろ苦労してこの計算シートを作りましたが、使い方は単純です。

表の下のほうの「※ 入力してください」のセル(B17)に、「課税される所得金額」を万円単位で入力します。
ここでは、250万円と入力しました。
限度額は、最適点が64500円として[G17]のセルに計算されます。

ここでの計算は、250万円の場合だったら200万円と300万円の間を等分して、250万円に該当する最適点を(足し算と掛け算で)計算しているだけです。

この表の出典は、
Z_kenkyu
「税務研究会」
「ふるさと納税」の仕組みと手続き(4/7)
〔4〕減税額の具体的計算 です。
https://www.zeiken.co.jp/kakutei/phone/furusatotax_calculate.html

じつは、正攻法できちんと計算しようとしたのですが、失敗・脱落しました(涙)。うまく計算できませんでした。

Soumusho
正確に計算するのでしたら、「総務省」の「ふるさと納税ポータルサイト」「ふるさと納税のしくみ」がいちばん信頼できるサイトだと思います。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html

今回の計算シートに入力する「課税される所得金額」のことですが、給与生活者でしたら前年の源泉徴収票から今年の金額を類推してください。確定申告をしている方は、前年の申告書の控えから今年の金額の見当をつけます。

私の場合は毎年確定申告をしていますので、去年の確定申告の控えを引っ張り出して、今年の給与所得、年金所得・不動産所得の金額を推定することになります。

(今回の計算シートには、下の方のページ私専用の雑多な数字が入っています)(無視してください)

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